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感性と知性の結婚コミュの秘教徒と神秘家

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「知識の道は秘教徒と賢者の道であり、
愛の道は神秘家と聖者の道である。

 アプローチがヘッドのものになるかハートのものになるかは、
光線(*)によって決まるのではない。

 というのは、両方の道を知らなければならないからである。
神秘家は秘教徒にならなければならず、
白色の秘教徒はそれ以前に気高い神秘家である。

 真の知識とは知的な愛である。
 というのは、それは知性と献身の混ざり合わさったものだからである。
 統一性はハートの中で感知され、
人生への統一性の知的な適用は知識を通して遂行されなければならない。」
(アリス・ベイリー『ホワイト・マジック』(上)P154)

(*:光線とは、アリス・ベイリーによって初めて詳細に紹介された、
[この太陽系]宇宙のすべての事象を生み出す根源的エネルギーで、
7種類あるといわれる。)


私が好きで、しばしば引用させていただく文章です。

「秘教徒」と「神秘家」という言葉は、
アリス・ベイリーの文章の中に、しばしば無造作に出てきます。
 最初はほとんどその区別が分からないのですが、
ここに示されたような明瞭な違いがあり、
読み重ねるうちに徐々にその違いが明確になってきます。

(たとえば、「キリスト教神秘主義」という言葉がありますが、
これは「キリスト教的秘教」というふうには置き換えられないことは、
ご理解いただけると思います。)

そして、ここに引用した文章ほど、
「感性と知性の結婚」というテーマを端的に表現した言葉を、
私は思い浮かべられません。


今、イヴェントの準備で慌ただしい中、徐々にではありますが、
先にちょっと紹介した『秘教心理学』第二巻(下)を読み進めています。
その中には、「弟子たちと神秘家たちの病気と問題」という節があります。

私はこれまで、自分は秘教徒の線だろうと思っていたのですが、
やはり秘教徒的願望をもった神秘家と考えた方がいいのかな、とも思いました。
まだその辺、ハッキリ理解できていないのですが、
私がそうであるくらいですから(ちょっと不遜な表現に思われるかもしれません。
この場合、知性と感性の関係において、いっています。)、

身の回りで接する精神世界・スピリチュアルな傾向をもった人たちは、
すべてといっていいくらい神秘家であることが間違いないことは、明確に分かります。

そして、これから引用する文章は、そういう人たちには面白くなく、
私、そしてアリス・ベイリーは嫌われるかもしれません。
しかしそれは、止むを得ないことだと思います。
自分を正しく認識することが秘教徒へと進む道の第一歩でしょうから。



「今日、世界の多くの国にいる教師たちの間にこれが多分に見られる。
このような教師たちはそれまで真の熱誠家であり、現在もそうである。
彼らはアストラル界の高位レベルの意識を目覚めさせている。

 彼らはそこで、人類が創造した霊的ハイラーキーについての想念形態、
あるいは、それらのレベルでのハイラーキーの反映
(さらには強力な想念形態の集まり)を見たのであり、
世界の熱誠家たちが常に語り考えてきたことの複製
――それらはすべて非常に美しく立派で誠実なものである――
を聞いたのである。

 彼らはこのようにして聞き、見て、学んだことを教え、主張し始め
、しばしば――アストラル・レベルにおいて――多くの良いことをする。
彼らは一様に、反映をリアリティーと混同し、
複製を原型と、人間が構築したものを神が創造したものと混同している。

 
 アストラル界とは、真実と虚偽、リアリティーとリアリティーではないものの
識別を学ぶところであることを忘れてはならない。
したがって、惑わされている人々は必要な課題を学んでいるだけである。

 アストラル界が存在するという事実は着実に認識されようとしている。
それは良いことである。
たとえ反映や想念形態をリアリティーと混同している人々によってであれ、
霊的ハイラーキーと大師方の存在事実は多くの人の注目を集めつつある。

 
 ここで当然ながら、次のような疑問が起こる。
 つまり、神秘家はどうすればこのような間違いや混同をせずにすむのか。
そして、どうすれば現実とイリュージョンを識別できるのか。

 これはすべての神秘家個人の問題であり、
自分の反応の指針になりうる深遠かつ厳密な規定はない。

 私が与えることのできる唯一の規定は非常にシンプルである。
そのため、アストラル的に接触したものを教え主張することに今日専念している人々は、
この規定に従うことを好まないであろう。

 神秘家をアストラル的な惑わしや間違いから守るマインドの姿勢は
次のようなものである。

 
1 真の謙遜の精神を培うこと。
謙虚さという覆いの背後に霊的な高慢さが隠されていることがある。
これは現在非常に蔓延している。

  それにより人々は自分を、
世界を救済するためにハイラーキーによって選ばれた者、
大師やキリストの代弁者と見なすようになる。・・・


2 パーソナリティー的な意味合いを持つどのような接触やメッセージも、
あるいは、受信者を孤立させ、
その結果として救世主コンプレックスを増大させる傾向のある
どのような接触やメッセージも受け入れることを拒絶すること。・・・

  ハイラーキーと本当に接触し、奉仕の栄誉が本当に授けられたとき、
次のような確信が生まれる。
 一つの奉仕には多くの奉仕者が関与し、
一つのメッセージをもたらす多くの使者があり、
一つの真理の多くの面を多くの教師たちが教え、
神のハートにつながる多くの回帰の道があるという確信が。

  
3 情緒的な訴えかけに影響されないこと。
真の弟子と神秘家は常にメンタル体に偏極している。・・・」
(『秘教心理学』第二巻(下)P204〜206)


今日の精神世界・スピリチュアルな傾向をもった人たちが、
以上の文章に照らして自分自身を直視することができたならば、
自身の人生の方向を一変させることができるでしょう。

それが起きない限り、その人生は、
どれほど現世的な成功をおさめたとしても、
魂の観点から見て、またハイラーキーの観点から見て、
それほど有意義なものにはならないかもしれません。

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