ひとりごと−東日本大震災−コミュの今こそ心の癒しを

当コミュのメンバーでもあるmonroeさんが、自ら創設したコミュにて素敵な活動をされいます。
引用させて頂きますと、
「添乗員の方々を主としたコミュニティを立ち上げ、
そこで支援金を募集し、その支援金を使って、被災地の方々を昼食・休憩室付きの
ゆったりとした日帰り温泉入浴にご招待し、温泉に入られている間にその地域での
夕食炊き出しをし、温泉から戻ってきたら夕食が出来ている、また、
その他の地域の在宅避難者の方々へも物資運搬もしようというボランテイアなのです。」
とのことで、生の声をもとに必要物資も支援されています。
自分達に出来る事を着実に実践されており、本当に良い形だと思います。
なんだか被災者でなくとも勇気付けられる思いがします。感謝。

【今こそ心の時代】

３月１１日午後２時４６分。東北地方の沖で大地震が起こりました。
それはマグニチュード９,０という今までに経験したことのない規模
のものでした。 その影響は、東日本全体を震撼の渦に巻き込んで
日本人全体の生活に多大な影響を与えてしまいました。

大震災の発生から２カ月になろうとしている今、避難所では今も肉や
野菜が足りず、不十分な食事しか提供できない所も多いと言います。
中には持病が悪化する高齢者もいて、体調不良が深刻な問題となって
おり、これからも支援を続けていく必要がある現状ということです。

それはいつまで続くのか？いま何をしたらいいのか？
これからどうすればいいのか？人間として何ができるのか？
ということを考えた時、『今なにかしなくては！』という衝動を感じ、
新聞社の紙面をお借りして投稿させていただこうと思いました。

これは私事ですが、私が絵のための取材旅行で、この２０数年の
間に、主に南半球の２０数カ国の国々を延べ８年間に渡って歩い
てきました。その間の旅先では様々な自然災害・人災を目の当たり
に見てきました。ある時は、大地震、水害などの自然災害に出会い、
内紛、テロ、経済恐慌などにも遭遇しました。そして、自分自身も
南米アマゾン河上流での鉄砲水による遭難事故にもあいました。

日常の私たちの身の回りに起こる様々な予期せぬ出来事は突然に
やってきます。その時に私たちは、うろたえたり、恐怖を覚えたり、
不安になったり、パニックになったり、今までの日々の安定した生活
が覆されたりします。

災害などに出会うとそれまで感じなかった不自由さや飢えや孤独、
不信感、猜疑心などが起こり、そして奪い合いなども始まります。

私は後進国の人々の生活の中にあった時にはそれらを目の当たりに
しました。しかし、貧しい国の人たちには常に励ます仲間が周りに
いました。そこには希望と愛し合う心、助け合う心、分け合う心、
身近な人達や多くの人たちの励ましの心がそこにありました。
「辛い時にこそ元気を出して明るく振舞おう！」…それが合言葉。

一方、物が豊かな日本の便利さ、快適さの中で生きている私たち
には、それが当たり前のことと感じてしまいがちな生活でしたが、
今回の大震災で、その便利さが足元から覆されてしまいました。
失うことによって始めて見えてくるものがあることを知りました。

いま一人一人の小さな手が輪になり、痛みを共有する世界中の
人が手を差し伸べて、支援の輪が広がろうとしています。
喜びや悲しみを分かち合い、そして助け合う。それが人間の素晴
らしさだと思います。傷付いた人々、破壊された街、悲しみよりも
一つでも多くの喜びが訪れ、そして再び、心のうちに花が咲くこと
を信じたいものです。

おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さんがいて、自分が
いる。 そして、自分の子供たち、周りにいる人たち、全てがあって
自分が生きている。 この災害の中で、自分の知り合い、家族の人
たちの生活や仕事場も失ってしまって『生きる元気』を失った方も
おられると思いますが、どうか希望を失わないでください。
いま自分が生きていることが奇跡なんだと感じることができるなら
心が晴れる時がかならず来ると思うのです。

『これからの日本のため、世界のために』 みんなが一つになって
心を合わせるなら何かが変わるチャンスではないでしょうか。
一人一人の心が、もっと近くなるなら、乗り越えられない苦難など
ないと思うのです。

『手をつなごう日本！』傷付いた人々、破壊された街、悲しみよりも
一つでも多くの喜びが戻って来ることを祈願して筆を置きます。

※ 東日本大震災チャリティーイベント
http://www.geocities.jp/artpoint1107/

イベントが始まりました！
http://mixi.jp/view_community.pl?id=5544268