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東日本大震災記録コミュの346.津波で流された大量の金庫 / 日本人の「たんす預金」が海外で報道される

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 東北地方太平洋沖地震から1カ月が過ぎ、被災地では余震や津波、そして放射能の恐怖の中でも懸命な復旧作業が行われているが、現在も東日本では大きな地震が続いており、作業がスムーズに進まない原因のひとつとなっている。しかし多発する地震以外にも、流された家屋などを片付ける人々にとっては悩みの種となっているものがあるようだ。

  英メディアDailyMailが伝えたところによると、被災地では個人や会社などの所有物である金庫が津波によって流され、所有者の割り出しに困難を極めているという。

  岩手県大船渡市にある警察署には、瓦礫を撤去する過程で見つかった金庫が次々と届けられ、本来はパトカーなどを置いている車庫に保管しているそうだ。紛失物などを取り扱う会計課長によると、「初めは、届けられた金庫を署内に保管していたのですが、あまりにも数が多すぎて車庫に移すしかなかったのです」とのこと。署では、現在も続々と届けられる金庫の対応に追われており、100個は優に超えているとみられるが、保管している正確な数は把握できていないという。

  金庫の持ち主を割り出すだけでも困難なのだが、それ以上に大変なのが現金の所有者特定だ。封筒やかばん、家具などに入った現金の束は、誰のものか確認することが非常に難しい。宮城県警察の会計課でも、日々発見される金庫や現金を保管しており、人々が普段自宅に大金を置いているという現実を実感しているようだ。「銀行を信用していないわけではなくても、利息が低いという理由だけでなく手元にある便利さなどから『たんす預金』している人が多いようです。特に、お年寄りのなかにはATMの利用に慣れていない人も多くいます」と会計課のある職員は語っている。

  日本銀行は2008年の報告で、発行されている1万円札の3分の1以上が実際には流通していないとしており、その額は約30兆円に上るとされている。政府の試算では、今回の地震と津波による被害額は最大で25兆円に達するとされているが、これに含まれているのは住宅や道路などのインフラへの直接的な損害だけであり、金庫やたんす預金の現金などは含まれていない。

  津波で流された自分の金庫を受け取るには、金庫を開けることができ、さらに中にあるなんらかの書類の内容と一致する個人情報などで証明しなければならないとのこと。家屋をすべて失った被災者にとってはかなり難しい条件となるが、それでも金庫を取り戻せれば現金そのものの紛失よりはまだ良いようだ。宮城県警察のある職員によると、「たとえ現金5万円を届けられた後、5万円を紛失したという人が現れたとしても、それを証明することはほぼ不可能なのです」とのこと。これまでに、津波により失われた貴重品で持ち主の元へ返されたのは10〜15パーセントほどだそうだ。

  現在、岩手県警察では金庫を開けて持ち主を特定するという方法を検討中。所有者が現れるのを待っているだけでなく、自発的に個人の財産を持ち主に戻す努力をしていくとのこと。

  時間と手間のかかる作業となりそうだが、金庫の中身が何であれ家を失った被災者にとっては重要な財産であるはずなので、正確に特定作業が行われて1人でも多くの持ち主に戻されることを願う。経済のためにも、いつ起こるかわからない災害のためにも、たんす預金をしている人は見直してみる必要があるかもしれない。

 2011/04/12(火) 16:57    参照元:MailOnline(英文)(情報提供:ロケットニュース24)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0412&f=national_0412_212.shtml

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<東日本大震災>金庫解錠認める 警察庁、持ち主特定へ

毎日新聞 4月13日(水)15時1分配信

 東日本大震災の被災地で拾得物として警察署に届けられる金庫の取り扱いについて、警察庁が、持ち主を捜すための解錠を認める見解を岩手、宮城、福島の3県警に伝えた。がれきから見つかる多数の金庫が警察署の倉庫に山積みになっており、返還を促すことが必要と判断した。

 3県警から「施錠された金庫の持ち主が外見では判明しない場合、警察署が鍵を開けることは認められるか」との問い合わせがあり、13日までに見解を示した。

 見解は「(金庫に)権利書などが保管されていれば、それを手がかりに持ち主が判明する可能性が高い」と指摘。「外見から持ち主が特定できない場合、中を確認するなどの調査は適正な警察の措置」として警察署長の判断での解錠を認めた。

 民法や遺失物法の規定により、拾得物は警察が保管して3カ月たっても持ち主が見つからない場合、拾った人や都道府県に所有権が移る。警察庁は震災という事情を踏まえ、なくした人の申告をまたずに鍵を開け、持ち主に連絡を取ることも警察の対応として可能だとした。

 金庫は、津波被害に遭った地域で数多く見つかっている。岩手県警には1000個以上届けられており、業者への委託など解錠の準備を進めている。約200個の金庫を保管している警察署を訪れた男性は「外観では自分のものかはっきりしないが、通帳や登記簿が入っているので、開けてもらえれば確認できる」と話していた。【三木陽介、鮎川耕史】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110413-00000053-mai-soci

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