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ニュース!うそんこワイド212コミュの【スポーツ】駒苫戦、シナリオ書いていた…人気漫画家衝撃の告白!!

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 第88回全国高校野球選手権大会、駒大苫小牧(南北海道)対早稲田実業(西東京)の37年ぶりとなる決勝の再試合、駒苫の夏の甲子園3連覇という甲子園史上73年振りの偉業を阻み、第1回大会から出場していた早実の88年越しの悲願達成という劇的な結末から一夜が明けた。

 両校が地元に凱旋し盛り上がった今日、ある漫画家が東京で本誌の独占取材に対し衝撃的な告白をした…。

 その漫画家とは、『タッチ』『ナイン』『H2』、そして現在週間少年サンデーで連載中の『クロスゲーム』など、数々の人気青春野球漫画を手がけているあだち充氏(55)。あだち氏の告白によると、なんと今回の甲子園における駒大苫小牧戦の試合のシナリオは全て自分自身が書いていたというのだ。

 確かに、振り返ってみると漫画のような劇的な展開が続いた今年の駒苫戦。

 初戦の対南陽工(山口)戦はエース田中の6四球など制球が定まらず、序盤に4点リードしたものの7回には1点差まで追い上げられ観客を冷や冷やさせ、逃げ切る形での勝利となった。
 「初戦は楽勝じゃダメ、面白くない。エースの不調という要素で少しつまずきながらもなんとか勝つことでその後の試合も一人一人一試合ずつ真剣になって戦っていく気持ちの深みが増す。昨年、一昨年と2連覇という偉業を成し遂げた彼らだが、“チャレンジャー”としての意識を忘れてほしくなかったので、あの様な展開にしたんです。」とあだち氏は語る。

 次の青森山田(青森)戦は一度6点差を付けられながらも後半の長打攻勢ではね返し、8回に同点まで追い上げる。九回に勝ち越されたが、その裏、中沢のソロで追いつき、三谷が左中間にサヨナラの二塁打で逆転という劇的な展開だった。
 「大きな点差がひらき、誰もがもうダメだと思う瞬間がありながらも、あきらめない気持ちでチームが一丸となって追い上げる。そして9回に劇的なサヨナラ勝ち!スポーツ漫画の王道的展開をあえて2試合目に持ってきました。」

 準々決勝の東洋大姫路(兵庫)戦も前半の4点差をはね返し6回に同点。7回には四球を足掛かりに2死三塁とし、三谷の一塁内野安打で決勝点を挙げるという劇的な逆転劇。
 「この試合では、いまいち調子があがりきらないエースの苦悩とそれを助けるように仲間が打撃を爆発させ、それに答えていくようにエースが調子を取り戻していくというチーム内でのドラマに焦点をおきました。」
 
 準決勝の強豪・智弁和歌山(和歌山)戦では1回表にいきなり先制されたもののエース田中の好救援に1点を追う一回、2死三塁から四番本間篤の右越え三塁打で同点等、その後も打線がかみ合い快勝し、勢いをつけた。
 「この試合は何と言ってもエースの復活に尽きます。そしてこの試合で“決勝も間違いなくいける!3連覇は近い!!”と大きな期待を膨らませるように仕向けましたが、そううまくはいかないところが面白いんです。」次の試合展開は、もうすでにあだち氏の中で決まっていたようだ…。
 
 そして球史に残る決勝戦。三回途中から救援の駒苫・田中と早実・斎藤との両右腕がさえ、息詰まる投手戦は1-1のまま延長戦となり、十五回両者譲らず、引き分け再試合となった。
 「序盤から両チームとも走者を出すが、斎藤はスライダー、フォークが切れ、田中は武器のスライダーやチェンジアップなど球種を駆使し、ともに要所を締める。この息詰まる投手戦を見せたかった。」 
 そんなまさに野球漫画顔負けの息詰まる試合展開が動いたのは八回。駒苫は1死後、三木が斎藤の初球の直球をバックスクリーンへソロ本塁打。
 「ここで誰もがやはり駒苫が飛び出るのか?と思ったんじゃないですか!?狙い通りです。」
 しかしそううまくはいかなかった。その裏、早実も粘り、1死後、桧垣が左中間二塁打。打球を処理した左翼手の返球が乱れ、桧垣は三塁に。後藤が中犠飛を放って追い付いた。
 その後も斎藤、田中の投げ合いが続き、駒苫は十一回、安打と死球などで1死満塁としたが、スクイズを空振りして逸機。早実も十三回、安打と連続敬遠四球の2死満塁を逸すなど、ハラハラドキドキの展開が続いた。結局、延長15回を戦い抜いたが決着つかず。
 「観客が総立ちで拍手をしながら選手の退場までを見守るあの劇的なシーンまではシナリオにありませんでした。」
 
 そして運命の再試合。序盤から好機を着実に生かして加点した早実が、4日連投となった斎藤の好投で駒苫を抑え続ける展開。一度6回には駒苫・三谷が左中間にソロ本塁打で1点差まで詰めるが、その裏、早実・白川が左翼線に適時二塁打、7回には2死二塁で後藤が左前適時打で突き放した。
 しかし九回、無死から安打の三木を置き中沢が中越えに2ランを放って1点差に詰め寄った!
 「ラストは斉藤と田中の一騎打ちと決めていました。でも、最初は四番の本間君に出塁してもらい、田中君の逆転本塁打!3連覇達成!!で締めくくる構想もあったんです。でもそれではあまりにもできすぎじゃないか?主人公の学校が逆に負けてもいいんじゃないか?と突然思ったんですね。そこでお互い意地を見せて田中が粘りに粘ったあげく最後に気持ちよく三振で決着がつく。勝ったクールなエース・斉藤が涙を流し、負けた田中が完全燃焼の笑顔を見せる、あの劇的なシーンを書いたんですよ。」
 かくして第88回全国高校野球選手権大会は劇的、かつ歴史的な幕切れとなった…。
 
 こうして、今回の駒苫戦について熱く語りながら、そのシナリオとして描いたという漫画『ディフェンディング・チャレンジャー〜3度目の夏〜(仮)』のネームを我々取材班に見せてくれたあだち充氏。その存在は我々に大きな衝撃を与えた…。
 なお。この漫画の発表はまだ未定だという。

コメント(2)

〜解説〜

 ご無沙汰してます。約半年ぶりのうそんこ。
 甲子園の熱さに感化されて、思わず書きなぐってしまいました。長くてすいません。

 友達が駒苫の試合の劇的ぶり、その連続ぶりに対して「今日もあだち充がシナリオ書いてたね。」と言ったのがかなりツボだったので、それを広げてみました(笑)

 どうでしたか?

 働き始めてなかなか時間が見つからず、ぜんぜんアップできませんが、またひょっこり書くかも…なのでよろしくです。
 また、私(管理人)じゃなくともぜひぜひ面白いネタ・うそんこニュースを思いついた人はいつでもいいので書き込んでみてください!

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