スノーボード技術向上委員会コミュの■【木の葉脱出】第２回抜重■

さて、第１回で滑り出して止まる加重をやりました。

→【木の葉脱出】
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この話で一つおもいっきりわざとぬいたことがあります。

滑りだしの技術です。

みなさんには滑り出しで苦労している方もいるのではないかと思います。

この滑り出しにあたるのが抜重と言う物です。

抜重は体を伸び上がらせることです。
つまり、伸び上がらせる動作をすれば
スムーズに滑りだすことができます。

その場で少し縮こまってください。
縮こまるとは膝を曲げながらしゃがむことです。
このとき、足幅は安定するように肩幅ぐらいで、
少し広くとりましょう。

この幅は一番安定しそうな幅をとります。
手は体の側面にリラックスしておきましょう。

そして、手の甲をおへそ側を前にみたてた
前側にします。手のひらは後ろです。
ここから、手の甲を前にしながら肘を横に曲げながら
腰の位置にもってきます。
王様がえばりくさった姿勢です。エヘンとやりましょう。

そして、膝を曲げながらしゃがみます。
しゃがみづらかったら足の幅をちょい広げます。
背筋はぴんとのばしながら腰を下に落とします。

ここまでは加重です。

そして、縮んだら伸び上がります。
これが抜重です。

体をのばすだけで抜重になります。
しかしこのままだと滑り出しになりません。

そこで、進行方向に伸び上がります。
前足を曲げたまま後ろ足を伸ばします。

これを斜面でやりますが、
とまったままの時間が長いとエッジが雪にめりこんでいて
思うように滑り出しません。
体の動作を練習したら、ちょっと固めの雪の上の斜面で行うと
うまくいくでしょう。

雪がめり込んでいるようでしたら、同時につま先側のエッジを上に持ち上げてエッジを抜きます。

体は大げさに進行方向に傾けてあげましょう。
いきおいをつけて動作をするとやりやすいです。

次はターンをする流れでの抜重をします。