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持続可能な発展(開発経済学)コミュの〈持続可能性〉ハーマン・デーリーの3原則

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〈持続可能性〉ハーマン・デーリーの3原則

7月1日から、再生可能エネルギーで作られた電力の買取り制度が始まった。ソフトバンクなど、多くの新規参入が相次ぎ、再生可能エネルギービジネスが、活況していくと思う。

2006年に、「サスティナビリティの科学的基礎に関する調査」が実施された。世界の科学者、有識者170人以上から意見を聞き、まとめられたものです。A4版で、300ページ近い大作で、全ての資料がネット上に公開されている。

本書が手元にあるが、国内外のそうそうたる科学者が一同会した、調査資料で、前熊本県知事の潮谷義子氏にも渡し、熊本県の環境、企業戦略に使って頂きました。

その冒頭に、サスティナビリティの意味と、ナチュラル・ステップの4つの条件、ハーマン・デーリーの3原則の解説がある。

ナチュラル・ステップの4つの条件
1.地下資源の掘り出しの制限
2.人工の廃棄物の限りない削減
3.自然の開発利用の禁止
4.人間界の制限なき成長の禁止

これは、開発利用の制限な関することだが、サスティナビリティの社会的側面からも指摘している。

ハーマン・デーリーの3原則
1.土壌、水、森林、魚など「再生可能な資源」の持続可能な利用速度は、再生速度を超えるものであってはならない。
2.化石燃料、良質鉱石、化石水など再生可能な資源」の持続可能な利用速度は、再生可能な資源を持続可能なペースで利用することで代用できらる程度を超えてはならない。
3.「汚染物質」の持続可能な排出速度は、環境がそうした物質を循環し、吸収し、無害化できる速度を超えるものであってはならない。

何度も、同様のことを聞かれたことも多いと思います。3.の自然界が、汚染物質を浄化する能力は、1980年代後半に限界を超えたあります。以来、世界経済は成長を続けていて、汚染物質も増え続けています。

その最大の警鐘が、福島第一原発事故と思います。原発廃棄物は、自然界に害が無くなるまでには、気の遠くなるような年月がかかります。

世界の指導者たちに、ハーマン・デーリーの3原則を、インプットして、未来世代に責任を果たせる社会構造に変えて行かなければならない。

そして、最近特に健在化してきた、地球規模での貧富の格差も、改善に相当の努力が必要と思います。

このfacebook等を使い、ハーマン・デーリーの3原則の理念を広めて頂ければありがたいです。

RSBS調査報告書
http://www.sos2006.jp/houkoku/index.html

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