ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

[MIXI作詞道場]コミュの[new童謡にも免許皆伝!]

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
★迦良さんの「紅葉の手紙」。
予想外に早く(笑)免許皆伝となりました。
おめでとうございます。
みなさん、お祝いの言葉をどうぞ。
しかし「もみじ」と打つと「紅葉」と出る・・・当たり前とは言え、便利ですな。
*************************************

「紅葉の手紙」


紅葉の手紙は 真っ赤っか
風に吹かれて はらほろり
どこから来たのか わかんない
あらあら それはどうしましょう


手の平くらいに でっかくて
裏にしても 真っ赤っか
なんて書いてるか わかんない
あらあら それじゃこうしましょう


透かしてご覧よ 太陽に
あぶりだしでも 真っ赤っか
文字はなくても いいんだね
あらあら それはありがとう


紅葉の手紙は 真っ赤っか
風に吹かれて はらほろり
みんなのとこにも 行くんだね
はるばる 来たよと言うんだね

***************************************
<講評>
★今回もそうですが、これまでも迦良さんの作品は最初の勢いというのが凄くて、
 みずみずしい感性があるのに、部分を修正しているうちに、だんだんその勢いがなくなってきて、失速してしまう・・・という傾向が顕著なのです。どうも、考え過ぎなのか、得てして”困ったちゃん”なのですね。
 その作風は絵画に例えると、下書きをせず一気にキャンバスに描いていくかのような、それで一旦バランスができるとちょっと失敗したからと行って手を加えられないような作品とでもいえるでしょうか。
 でも今回は構成がしっかりしていたので、部分の修正も比較的やりやすかったのかと思います。内容よりも、そんなところに関心がいくのも、これまでの作者の幾多の長丁場の格闘記が物語っているからですね。

 童謡を書くポイントについては添削の中でも述べていますが、この作品では、一見意味のない、たわいない行為こそが本当の遊びなんだということをストレートに教えてくれています。
 何気ない日常の再発見。驚きやおかしさ。それが書けること自体、もう素晴らしいことだと思うのです。なかなか書けないものです。やっぱり意味や辻褄合わせを追ってしまうのね。多少のナンセンスさは不思議さとして残しておきたいものです。そうした?マークこそが子どもの記憶を育むものだと思います。この作品で言えば
「どこから来たのか わかんない」
「なんて書いてるか わかんない」
という行などに現れています。
子どもにとっては裏庭でさえ未知なる世界だったりします。葉脈すら(文字だと思って)読もうと努力したりします。大人だとこうは思えませんよね。
また
「文字はなくても いいんだね」
「はるばる 来たよと言うんだね」
は、むしろ大人との会話でのアンサーです。それを反復しているのね。でも、決して意味を追求したりはせず、何かホッとすればいい、きっといいことがあるんだとワクワクできればいい、そんなさりげない愛情も見てとれます。

 童謡。子どもってこうなんだ・・・という大人の押しつけや模範的過ぎる子ども像。その発想自体が本来の純粋な発想や気持ちとはかけ離れたものなのに、商業的にはまかり通ってしまう。世に出ている相当数の童謡とはそういうものです。大人のかなわぬ夢なのね。まあ、それもいいでしょう。でも、この作品は、”子どもの鑑賞にも耐えうる(妙な言い方)”童謡の王道です。ということは、老若男女みな一度は歌ってみたくなるのです。そんな点も評価できます。
 
 ぜひ歌われることをお祈りします。

コメント(4)

迦良さん☆
おめでとうございます☆

子供目線の落ち葉への探究心。。。
忘れてしまっている感覚ですよね^^;

音が加わると、どんな息吹が吹き込まれるんでしょう。。。
楽しみです^^
免許皆伝おめでとうございます。おくればせながら(u_u*)
しかし…童謡って難しいですよね。
この歌の あらあらって所がほのぼのして好きです。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

[MIXI作詞道場] 更新情報

[MIXI作詞道場]のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング