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日本心理セラピスト協会コミュの心の哲学

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心という現象を、どのように定義するかによりアプローチは大きく変わるはずですので、
まずは心とはなんなのかを考えねばなりません。


■随伴現象説
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9A%8F%E4%BC%B4%E7%8F%BE%E8%B1%A1%E8%AA%AC

意識は必ず物理(現象)に支配されるという立場。
これは明白で、覚せい剤や麻薬を使用すれば、簡単に人の意識は変化します。
この考えを推し進めていくと、鬱やパニックなどの症状に対して”薬”を使用することになる。
「物理→意識」の一方通行である。
現在の物理学と親和性が高い。


それとは別の立場として

■相互作用説
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E4%BA%92%E4%BD%9C%E7%94%A8%E8%AA%AC

物理と意識という全く異なる二種類があり(二元t論)、相互的に作用する。
「物理→意識」「意識→物理」



コメント(3)

私はどちらかというと相互作用説の立場を取ります。
脳という物理空間にあるニューロンは、常に繋がりを変えながら記憶や意識、感情を変化させている為、実際のコンピュータと違い、ハードディスク書き換え可能なバイオコンピュータのようなものと捉えています。

そこで、外部からの刺激なしに、意識だけでニューロンのつなぎ替えができるかというと、できると思っています。

催眠を少し学ぶと、意識(conscious mind)は、物理的抽象度に関わらず、リアルに思い描いたものを現実か非現実かの区別が付かないということがわかります。
つまり何かを心のなかでリアルに思い浮かべたことが、その人の現実であり、そのことによって物理(脳の配線)を繋ぎかえることが可能なのではないかとの仮説のもとにカウンセリングを行うことがあります。

現実には口を動かし、音を伝え、鼓膜を揺さぶりながら伝えていますが、伝わった内容以上に、受け取った側の心の空間の中でどのように解釈するかにより、心の状態が変化します。
この心の状態が定着するまでには、数日から数週間かかるでしょう。


数日から数週間かけてつなぎ替えられた脳の配線(ニューロンの繋がり)は、ある一定期間を経て、固定化されていくものだと考えています。


自己啓発系のセミナーに出ると、一時的に自分にもできそうな気がしてやる気が起きますが、大抵の場合は数日から1週間程度でもとの自分に戻ってしまう現象ですね。
固定化されず、もとの思考パターンも戻って行く。
もし、意識がまったく物理現象に影響を与えられないのであるとするならば、自己改革はとても難しい、あるいは不可能になってしまいます。


心理カウンセリングは、厳密に言うと、音(声)や身振り手振りなど、物理的な影響を鼓膜や網膜に与えますが、自分の心のなかで考えるだけ(意識だけ)で、物理的な作用があると私は考えます。

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