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真夜中のお茶会コミュの短歌集「せぞん・あんふぇーる」

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ランボーの詩編「une saison en enfer 地獄の季節」からとりました。

こっそりやっていきます。






コメント(21)

「煙突から昇った最後の煙が揺れた あの子の鍵しっぽみたいに」
「天からも 大粒の涙 そして爽やかな朝を残して 天使になった子」
「ロワールの庭に 花々咲けれども あやめの花は 何処にもなき」
「逃げ水のように 消えた君だけど その命は本物だった」
「天上に とこしえに燃ゆる炎あり 君もその光 大ステンドグラス」
「きりぎりす おまえもひとりで逝ったのか あやめの後を 吾の代わりに」
「まぼろしと な言ひたまひそ あの子の耳振る音は 鳥の羽音と」
「何事も用なし 惜しからむ この命さえ 何せむにか 誰がためにか」
「代わりになる命などないというけども なぜあの子の代わりに生きているの」
「もういいよ 隠れん坊は終わったのに 可愛いあの子が 帰って来ない」
「居る時も 居ないふりが得意だから 居なくても 居るふりをしてよ君」
「振り返れば いつもの場所から 外を眺める君の 残像が消えず」
「きっと君は 帰って来るのだから桜 それまで咲き急ぐことなかれ」
「君にもらっただけの愛情を 返せていただろうか あげられていただろうか」
「この月も また産まれ来ぬ 鮮血に見る 小さき命の影を」
「お帰りと 抱きしめた君 温もりも そのままだった 七夕の夢」
「何度でも あの日の君を 救いに行ける 魔法が僕にも使えるのなら」
「庭見れば 君遊ばせたし 今は遥かな 雲海に遊ぶか」
「君の最期の顔を とうとう見る事が 出来なかった 叶わなかった」
「パヴァーヌは 亡き仔のための 密かなる追慕かなしも 雨上がりの庭」

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