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真夜中のお茶会コミュの短歌集「のまあど」

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フランスに来てからの生活の中で作ったものを、主に。

nomadeとは放浪の民のこと。ロマとも言いますね。
彼らの音楽が好きなんです。
特にフョードルの音色が好き。でも残念ながら何の縁もないです。

テーマは、放浪、フランス、悲喜こもごも。

コメント(22)

「地下鉄に のまあどの哀調流れ 見知らぬ祖国を 恋しく思う」









ほんと、フランス来て出会うのがこれです。
そして物乞いも多い…。
「君の知らない処で 君の知らない人に囲まれて生きます ではご機嫌よう」








本当は最後に「!」をつけてもいいのだけど。
なんか、「黒蜥蜴」の男装(?)独白シーンで舞台を去る時の挨拶のように、潔くいこうと思って。
「くろがねの 無骨な塔も 虹色の火花に埋もれ 120周年」









去年革命記念日に、エッフェル塔の花火を観て作ったものです。確かパリ市制だったような。
「ひとときを 咲き散る 夜の華のごと 生きたしと願う 夏来(きた)る度」









どうも、フランスでも日本と同じように儚いものが愛されるようで。
「帰りたいわけは 決してないけれど 帰れないこと それが涙の由」









フランスに渡った初の女性物理学者、湯浅年子の評伝から。励まされるものがあります。
「ただひとり 異国に渡る 彼の女の 夢を結んで 歳月は経る」









続いて、評伝の感想のようなそうでないような。
本を貸して下さったのはフランスで知り合ったマイミクのマイミク(!)
この“出逢い”に心より感謝。

「年月を超えたからこそ 此処に居る吾にも 君の夢が届く」

「歳月や国境超えた 有難き出逢いも実る 世紀来たれり」

「通信も かく発達せりと 彼の女も 瞠目するや 21世紀」
「『ゲルニカ』を 背にして なおも謳い続ける バッハの調べ 春の午後」









少し時間が前後しますが、日本を発つ直前、丸の内のクラシックデイの思い出。
「異国(とつくに)の 少年ら唄う“ふるさと”は 歌の中にのみぞ 残れる」









丸の内の思い出2。ウィーン少年合唱団聴いてきました。でも「ふるさと」を歌われた日には、本当に恥ずかしい気持ちになります。そんな場所もう日本には残ってないんじゃないかとか、どちらかというとアルプスとかそんなイメージになります。

「異国(とつくに)の 少年ら唄う“ふるさと”は この国にははや 滅びゆくなむ」
「一面に 太陽を愛する花のありて この黄こそ 南仏の色」









BGMはもちろん映画「ひまわり」のテーマ曲。
『集積回路のヒマワリ』という漫画にもある通り、『悲しみを知らない』この花が一番好きです。
今年もどこか見に行きたいなあ。
「此処に居て などかキャンバスに向かわん ゴッホの侭の アルルの姿」









百聞は一見に如かず。
でもロワールの花を見て、水彩画やりたくなりました。
「空がある ただ空があり その下に広がりゆくは 其プロヴァンス」









嗚呼、プロヴァンス、プロヴァンス。
松尾芭蕉が、松島の句を詠めなかったのも少しわかったような…。
「地平まで 続く雲海 遙かなり 走り行きたし 雪原のごと」









飛行機に乗った時ですね。
「この海も ふるさとの海につながると 信じたゆたう わたしは海月」









少し人の少ない海だと、そう考えるゆとりも出ます。
「飛び方を 考えるカモメもいれば 飛ぶ事を 止めるカモメも 海碧し」









本当に、「紺碧」というのは存在するのだなと。
「オルセーに レールデュタンの馨りして 母なる人を 思い出すなり」









有名な香水だったみたいです。ホームシックにはほど遠い感情。
「ゴッホにさえ なれなかった君たちも 今は同じく 星月夜の中」









「ゴッホみたいに死んでから売れたくない」と言っていた無名の故人を知っていますから。
「暖かい ヴァニラの匂い 満ちている エレベーターにも 冬は来れり」









フランスだからかたまにすごい匂いの香水が残ってることがありますが、ヴァニラのはちょっと好き。
「厳然と 聳えるゆえに 護られて 驚異となりし ミカエルの山」

「俗世を 光の下に 見はるかす 天使戴き モンサンミシェル」

「灰色の 砂の干潟に 屹立す モンサンミシェルは 絶海の城」
「カクテルを 覚える度に 年重ね 今宵はモヒート イスタンブールで」









駄作ですが、トルコに行ってこれしかできなかったので、思い出に。
なんだか80年代っぽいですね。
「落ち込みは たとえ固くて痛くても チャイを淹れてくれる あなたがいるから」









トルコの思い出第2弾というところでしょうか。
「濃き影の 長く伸びたる その先に フォーレのパヴァーヌ 夏還り来ぬ」









「ベートーヴェン・ウイルス」だったかな?
韓国版のだめ的ドラマで聴いて以来フォーレが好きになりました。

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