(1)受験の動機 Long long time agoですが、私は、京都の某ホテルのフロントにてコンシェルジェとして勤務しておりました。宿泊客の7割は外国人のお客様でしたので、春秋の観光ピークシーズンは毎年満室。 通訳ガイドの手配を頼まれても人手不足で手配できないことが多いパニックに陥ることが多々ありました。当時まだうら若き乙女であった私は、持ち前のホスピタリティ精神でお客様を失望させたくない一心で休日を返上してまで無料でガイドのボランティアをすることもたびたびありました。お客様の中には、昨日までフロントに立っていたコンシェルジェがいきなり私服でガイドに変身するのだからビックリ!
実家の奈良から2時間かけて職場の京都へ、そして勤務後は阪急電車に一時間乗って大阪のハローへ通うという「トライアングル通学」を続けること丸一年。 大阪にたどり着いた頃は体はクタクタに疲れていましたが、先生の授業はとても楽しく、努力の甲斐あって、一次の英語試験に受かったまでは良かったのですが。。。 2次の英語面接は悪夢でした。「貿易摩擦」と「コメの自由化」について聞かれたのですが、全身凍り付いてしまいました。何か一言でも発しなくてはと焦り、「I don't want to eat American rice because I am a Japanese so I am very proud of Japanese rice」と苦し紛れに答えたことを今でも思い出します。もちろん結果は見事に不合格でした。