|
|
|
|
コメント(3)
はからずも、大量の新型インフルエンザ患者を継続的に診療する機会に預かりました。
とある500人規模の研修で、蔓延したのです。100人以上が発熱し、点滴もできず、わずかな漢方薬と身体を温める飲み物だけが使える状況で、基礎疾患をもった方も少なからずいました。
そしてスタッフドクターをしていた私が対応させていただいた方々については、合併症を起こすことなく、数日で元気になってもらうことができました。
以下、その際に皆様にお話したことをシェアします。
1.体を暖める
寒くない服装ではなく，暖かい服装をしましょう。
2.気力がもっとも大切
気力と免疫力の関係は深いです。ネガティブな感情や気力の緩みは免疫力を落とす。恐怖は病気自体よりも有害かもしれません(つまり、マスコミ報道も有害）。集団感染の中で診療しても、うつらない、と勝手に決めた私たちは発症なしでした。もし、かかっても、恐怖や「うつされた」、などと恨みの気持ちでいるのではなく、「絶対に治す」「風邪は自分を浄化するプロセス」と考え、気持ちをポジティブに保ちましょう。
3.水分と塩分をしっかり摂る
まず、避けるべきは脱水。水はしっかり飲みましょう。塩分も大切。ポカリでもいいけど、ちょっと甘すぎ。
味噌汁(ネギとしようがと人参を擦り下ろして)
生姜蜂蜜湯（お湯に生姜と少量の蜂蜜と塩を入れる）
梅しょう番茶（番茶に梅干、しょうが、醤油を入れる）
がオススメ
4.食事は控え目に
食欲低下も防御反応のひとつ。
血糖値の上昇や肝臓への負荷は免疫力を下げます。
味噌汁だけ（＋食欲があれば少しのご飯のみ）がよいでしょう。
5.葛根湯は◎、タミフルは？
タミフル使わなくても、葛根湯で一晩から二晩で治る人が多かったです。咳の風邪に移行する場合は後半はホチュウエッキトウをよく使いました。
タミフル・リレンザは使いませんでした。
6.解熱剤を使わない
ほとんどの方がクスリなしで2〜3日で治りした。熱は免疫力を上げる体の反応。解熱剤を使うことが脳炎や肺炎のリスクを上げます。１〜２晩ほどは確かに辛いけれども、クスリにたよらなければ大丈夫。
7.口を清潔に保ち、鼻はかむ、痰は出す
唾液や粘膜の免疫物質は、口がきれいでこそ働く。
鼻水や痰を飲み込むと、気管支炎や肺炎のリスクを高める。
のど飴は、口の中を汚し、血糖値をあげ、乾燥させるため、よくない。
8.プラスの意味付けを
3年以内に日本人の8割がかかるといわれ、強毒化するともいわれる新型インフルエンザ。一度かかってしまえば、もう恐れる必要はない。
免疫力が下がる冬にかかるより、早くかかる方がお得！
私がしたことで最も大切だったのは、恐れを取り除き、気持ちを変える助けになったことだとおもいます。恐怖は自律神経に作用し、呼吸や循環、ホルモン分泌をを乱します。
風邪を乗り越えることにいい意味付けをすることで、いい精神状態を保ち、ひいては免疫力を高めることにつながったのかもしれません。
とある500人規模の研修で、蔓延したのです。100人以上が発熱し、点滴もできず、わずかな漢方薬と身体を温める飲み物だけが使える状況で、基礎疾患をもった方も少なからずいました。
そしてスタッフドクターをしていた私が対応させていただいた方々については、合併症を起こすことなく、数日で元気になってもらうことができました。
以下、その際に皆様にお話したことをシェアします。
1.体を暖める
寒くない服装ではなく，暖かい服装をしましょう。
2.気力がもっとも大切
気力と免疫力の関係は深いです。ネガティブな感情や気力の緩みは免疫力を落とす。恐怖は病気自体よりも有害かもしれません(つまり、マスコミ報道も有害）。集団感染の中で診療しても、うつらない、と勝手に決めた私たちは発症なしでした。もし、かかっても、恐怖や「うつされた」、などと恨みの気持ちでいるのではなく、「絶対に治す」「風邪は自分を浄化するプロセス」と考え、気持ちをポジティブに保ちましょう。
3.水分と塩分をしっかり摂る
まず、避けるべきは脱水。水はしっかり飲みましょう。塩分も大切。ポカリでもいいけど、ちょっと甘すぎ。
味噌汁(ネギとしようがと人参を擦り下ろして)
生姜蜂蜜湯（お湯に生姜と少量の蜂蜜と塩を入れる）
梅しょう番茶（番茶に梅干、しょうが、醤油を入れる）
がオススメ
4.食事は控え目に
食欲低下も防御反応のひとつ。
血糖値の上昇や肝臓への負荷は免疫力を下げます。
味噌汁だけ（＋食欲があれば少しのご飯のみ）がよいでしょう。
5.葛根湯は◎、タミフルは？
タミフル使わなくても、葛根湯で一晩から二晩で治る人が多かったです。咳の風邪に移行する場合は後半はホチュウエッキトウをよく使いました。
タミフル・リレンザは使いませんでした。
6.解熱剤を使わない
ほとんどの方がクスリなしで2〜3日で治りした。熱は免疫力を上げる体の反応。解熱剤を使うことが脳炎や肺炎のリスクを上げます。１〜２晩ほどは確かに辛いけれども、クスリにたよらなければ大丈夫。
7.口を清潔に保ち、鼻はかむ、痰は出す
唾液や粘膜の免疫物質は、口がきれいでこそ働く。
鼻水や痰を飲み込むと、気管支炎や肺炎のリスクを高める。
のど飴は、口の中を汚し、血糖値をあげ、乾燥させるため、よくない。
8.プラスの意味付けを
3年以内に日本人の8割がかかるといわれ、強毒化するともいわれる新型インフルエンザ。一度かかってしまえば、もう恐れる必要はない。
免疫力が下がる冬にかかるより、早くかかる方がお得！
私がしたことで最も大切だったのは、恐れを取り除き、気持ちを変える助けになったことだとおもいます。恐怖は自律神経に作用し、呼吸や循環、ホルモン分泌をを乱します。
風邪を乗り越えることにいい意味付けをすることで、いい精神状態を保ち、ひいては免疫力を高めることにつながったのかもしれません。
- mixiユーザー
- ログインしてコメントしよう！
|
|
|
|
新型インフルエンザ体験談 更新情報
-
最新のイベント
-
まだ何もありません
-
-
最新のアンケート
-
まだ何もありません
-
