自由婚とは、結婚が個人の自由意志にのみ基づいて結ばれる制度です。
いつ何人を愛し、家族を築くか、国に制限される筋合いはありません。
もちろん、必ずしも複数のパートナーを持つ必要はありません。持ちたい人がお互いの合意に基づくだけのパートナーを持てばよいのです。同様に、二人を愛する人がいることも、二人から愛される人がいることも,また自然です。
一夫一婦制は、現実に即していません。事実上、離婚再婚の形式を経た時間差多夫多妻制、もしくは不倫やシングルマザーなどの非公式多夫多妻制です。
一夫一婦制で不利なのは、実は女性と子どもです。
好きな時に、好きな人と愛し合い、子どもを生み育てられる、そんな社会がいいと思いませんか?
1. いつ誰を愛していいか,国家に制限される筋合いはない
自由婚は、必ずしも複数のパートナーを持つ必要があるわけではありません。
一対一がよいというのは、ごく自然な感覚だと思います。
ただし、それは自由意志に基づいた一対一でなければ、意味がないのではないでしょうか?
「他にパートナーをつくらないのは、違法だから」
でいいでしょうか?
縛り付けて相手を独り占めにすることに何の意味があるでしょうか?
一夫一婦の規制は、現実には、不倫をより魅惑的にし、セックス産業や 性犯罪への衝動を増やしているのではないでしょうか?
現実に一対一を望む人にとってこそ、真の一対一、禁じられているからではなく、「あなただけを愛しているから、あなただけ」は、自由婚制でこそ実現しやすいのではないかと思います。
2. 子どもの孤独化防止
アメリカでは、子どもたちが一番欲しいクリスマスプレゼントは、「お父さん」だそうです。
一夫一婦制は現実に即しておらず、事実上の時間差多夫多妻制です。親は新しいパートナーを得ますが、子どもは強制的に片方の親との関係を終了させられるだけです。
親が子どもを奪い合う、子どもが親に会えなくなる、おかしくないですか?複数の異性と関係を持つことは、それほど重大な過失でしょうか?優先順位を間違えていませんか?
自由婚になれば、他の異性との関係に、それほど重要な意味を与えることはなくなるでしょう。他の異性との関係は、必ずしも離婚の理由にはなりません。
子どもは、好きな時に好きな親に会うことができます。もし片親の新しいパートナーが子どもを嫌っても、実の父親が守ってやれます。お父さんがいないのと、二人いるのとどっちがいいですか?
3. 女性の孤独化防止
男は、女より遺伝子的にも不安定で,バラつきの大きい存在です。簡単にいえば、素晴らしい男は素晴らしいのですがその数は少ない傾向にあります。一夫一婦では、いい女が自分に釣り合う男と結婚しようとすると、どうしても男は足りなくなります。
今、未婚未産のまま、女盛りを過ごしてしまういい女のなんと多いことでしょう。
もったいない!
自由婚なら、たとえ男と一緒に暮らさなくても、堂々といい男の子どもを産むことが出来ます。男も堂々と女と子どもを守ることができます。
どんな形でも、愛は素晴らしいのです。少なくとも、愛することなく一生を終えるよりは。
八百万の神、ギリシャ神話、北欧神話、多神教の世界では、神々は旺盛に恋を楽しみます。嫉妬もあります。諍いもあります。それでも、なんと生命力に満ち溢れ、魅力的なことでしょう。
自分たちを規制で縛り、減少していく先進諸国の人間たちを、神々はどんな顔で眺めているのでしょうか?
困ったときには