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F1初心者の会☆コミュの2011年F1ルール変更点

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こんにちは☆管理人のケロックです☆
いつもF1初心者の会☆にご参加いただきありがとうございます☆



いよいよ、2011シーズンのF1開幕、1週間前となりました。
当初はバーレーンGPが開幕戦となる予定でしたが、中東の政治的混乱が続いており、急遽開幕戦は中止。25日からのオーストラリアGPが開幕戦となりました。

新しいシーズンが始まると、F1で必ずチェックしなければいけないのが「ルール変更点」今年は、例年に比べると大きな変更点はありませんが、細かい部分で“重要な要素”が変更になっていますので、その辺りを中心にご紹介させていただければと思います。

特に今年からF1を観始める方はもちろん、昨年からF1を観始めていらっしゃる方が一番混乱するポイントだと思いますので、是非ご参考にしていただければ幸いです。



【タイヤメーカーがブリヂストンからピレリに変更】
以前からお伝えしているとおり、今年からタイヤメーカーがブリヂストン(日本)からピレリ(イタリア)に変更されます。基本的なタイヤに関するルール変更はありませんが、このメーカー変更により「レース中のソフト・ハードの見分け方」が変更になります。

詳しくはこちらを参照
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/f1beginners/article/310

このタイヤの見分け方。昨年まではタイヤの淵を緑のラインを引いていたのがソフト。そうでないのがハードだったのですが、今年からは「ピレリ」のタイヤのロゴを色分けして、区別することになりました。

※このタイヤの見分け方いついてピレリ社は最新バージョンを発表。それが以下のとおりとなります。

2011版「タイヤの見分け方」
●晴れ用
スーパーソフト:赤
ソフト:黄
ミディアム:白
ハード:銀

●雨用
インターミディエイト(小雨用):水色
ウエット(豪雨用):オレンジ

雨用タイヤも含めると、合計6色使用されることになります。
特に晴れ用タイヤについては、上記の4種類の中から2種類をメーカー側で事前に選択し、各サーキットへ持ち込みます。ここで持ち込まれたタイヤの硬い方をプライム(レース用ハード)、柔らかい方をオプション(レース用ソフト)と呼んで、区別することになります。

少しややこしいルールになってしまいましたが、レース前の「見どころ」記事で、各レースでのプライム(ハード)の色、オプション(ソフト)の色をお伝えしていきますので、それを参考にして観戦していただければと思います。




【今年は予選落ちのマシンがあるかも?“107%ルール”が復活】
昨年は、3チームが新規参戦を果たし、参戦台数は24台になったF1ですが、「各チームがオリジナルのマシンを製作して参戦する」という規定があるF1の世界では既存チームと新規チームに大きな差を生んでしまいました。
世界最高峰の自動車レースであるF1としては、「世界最高峰レベルのレースを維持するため」に、以前導入されていた「予選107%ルール」を今年から復活させます。

これは、Q1での各ドライバーのタイムが、ポールポジション(予選1位)のタイムの107%(PPタイム×1.07)より遅かった場合、決勝レースに参加できないというルールです。

しかし、予選中にトラブルやクラッシュ、また天候変化によるタイムロスなど「不可抗力により予選通過タイムを上回れない」事態も想定され、その場合はフリー走行のタイムを見て主催者側が検討するなどの“救済措置”として例外的に決勝に進めるケースもあります。




【KERS(運動エネルギー回生システム)】
2009年に試験的に導入された「KERS」というシステム。
ブレーキ時に発生する熱エネルギーを専用バッテリーに充電。逆にドライバーが好きなタイミングでスイッチを押す事で、通常エンジンの出力にプラスして約80馬力のエネルギーを発生させるブースト機能となっています。

※装着に関しては、各チーム自由となっています。

2009年の時は、KERSのシステム全体の重量が非常に重く、パワーは出るけど重いというハンデがありましたが、今年は「ハンデをなくす」ために、全マシンの最低重量を620kg→640kgに引き上げ、KERS搭載組もハンデが出ないような工夫がされています。

また、昨年マクラーレンチームをはじめ、各チームが導入していた「Fダクト」は禁止となりました。



【可変リアウイングの導入】
「F1でのレースに、もっと追い抜きシーンを」ということで、導入されたのが、この可変リアウイングのシステムです。

今までのF1では、安全性を重視し、「レース中は前後のウイングを含む空力パーツは固定されていなければいけない」というルールがありました。(しかし近年はフロントウイングのみ調整可能というルールも存在しています)

しかし、近年のF1は技術が発達し、より空気の流れを利用してマシンを速く走らせるような構造になりすぎてしまった結果、各マシンが接近しにくい環境が起き、追い抜きシーンの減少につながっています。

もっとF1での追い抜きシーンを増やしたいと考えたFIA(国際自動車連盟)は、2011年からレース中にリアウイングを動かしてもよい「可変リアウイング」というシステムの導入許可をルールに加えました。

■発動時にはリアウイングを倒して、直線スピードを伸ばす事が出来る■
ドライバーのハンドル部分に“可変ウイング用”の発動ボタンが加えられます。
このボタンを押してシステムを発動すると、ウイングは水平に近い状態に倒れて、空気抵抗をなくすマシン設定になり、直線スピードが伸びるという仕組みになっています。
(効果としては“工程が変わったFダクト”と思ってもらえるとイメージしやすいです)

■可変ウイング発動制限■
これにより、直線スピードが飛躍的に伸びる事が予想される今年のF1マシン。いつでも使えるようにすると面白くないので、発動条件を設けてあります。
●条件1
決勝レース時のみ
●条件2
前を走るマシンとの間隔が1秒以内
●条件3
直線区間を走っていて、コーナーの手前600m以内のゾーンにいること。

発動時と通常時のリアウイングの向きが明らかに違うので、開幕戦で確認してみてください。



いかがだったでしょうか?
この他にも、細かなルールの変更等は行われておりますが、一度に全てを説明してしまうと混乱してしまいますので、今回は「知っておけばレース観戦中に混乱せずに済むもの」を中心に取り上げさせていただきました。

また、今シーズンのF1観戦の際にご活用いただければ幸いです。

コメント(3)

ありがとうございます(^o^)/

分かりやすかったですぴかぴか(新しい)
ありがとうございます。

物凄く勉強になりました。

これで今週のF1が益々楽しみになって来ました。

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