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F1初心者の会☆コミュの今からでも間に合うゼロからのF1観戦(見る編)

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こんにちは☆管理人のケロックです☆
いつもF1初心者の会☆にご参加いただきありがとうございます☆

今回は「今からでも間に合うゼロからのF1観戦」ということで、初めてF1を見る人でも楽しめる観戦ポイントをご紹介したいと思います☆
実は、このシリーズの第1弾はコミュ設立当初に作っています☆

第1弾「知る編」
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=9866551&comm_id=461146

第1弾では「知る編」ということで、全体的なルールの部分をご紹介してきました。今回の第2弾は、「見る編」ということで、基本的なルールに加えて、TVや現地で観戦していて、よく見るルールをご紹介してきたいと思います。以前にもレース中に「何だ、このルールは?」と混乱された方も多いと思います☆
今回は、少し突っ込んだ部分のルール、知っておくとより楽しめるルールや観戦ポイントをご紹介したいと思います☆

※今回も、初めてF1を見るのが初めてという方を対象に作成したものになります。また、かなり長い文章、内容となっております。ご了承ください。




【レース中に見かける“旗”の意味】
よくレース中に、コース脇にいるマーシャル(係員)が振っている旗を見かけます。この旗は、F1をはじめ、世界中のモータースポーツで、共通のルールとして旗の役割がきまっており、ドライバーにコース上で起きていることや、危険を知らせる重要なものとなっています。ここでは、その“旗”の意味をご紹介します☆

■イエローフラッグ(黄旗)
レース中に1番よく見かける旗だと思います☆レース中にコース内やコース脇にクラッシュやトラブルなどで止まっているマシンがある、またコースアウトしているマシンがいるということを伝える旗です。
この気旗が振られている区間では、原則として「十分注意をし、万が一の時に緊急停止できるような速度で通過すること」となっています。この内容を具体的にルールとしているのが、以下の2つです。
・黄旗が出されている区間での追い越しは厳禁
・黄旗が出されている区間で、(特にフリー走行や予選時)区間の自己ベストタイムを記録してはいけない。(自己ベストを出した場合、“黄旗無視をしたと見なされる”)
この2項目を違反するとペナルティを受けてしまいます。
(ペナルティについては、また後ほどご紹介します)


■レッドフラッグ(赤旗)
最近はあまり見かけなくなった旗ですが、けっこう重要な旗です。この赤旗は大クラッシュや天候悪化により、レース続行が危険と判断された場合に「レースを全て中断する」という意味で振られます。
フリー走行や予選の場合は、赤旗が出た時点で、残り時間がストップになり、コースの安全確認がとれたら再開という形になります。
決勝レースの場合は、赤旗が出る直前のコントロールライン(スタートライン)を通過した順位を記録し、その順位の状態で再スタートが切られる形になります。


■ブルーフラッグ(青旗)
TV中継では、あまり取り上げられない旗ですが、おそらくレース中に1番多く使われている旗です。青旗は、レース中に後ろから速いマシンが来ているため、道を譲るようにと支持している旗になります。特に周回遅れのマシンに対して振られることが多いです。
ちなみにドライバーに旗を見せているだけの状態は「後ろから速いマシンが迫ってきているので、注意せよ」という意味。旗を振っている状態では「真後ろにマシンがいるので、先に行かせなさい」という意味になっています☆


■グリーンフラッグ(緑旗)
こちらもあまり見かけない旗ですね。コース内でイエローフラッグが出ていた区間などで、マシンの回収等が終わり、コースが安全であるということを知らせる旗です☆


■チェッカーフラッグ
一番有名な旗ですね☆レース終了を知らせる旗です☆


もちろん、これ以外にも、たくさん旗はありますが、今回ご紹介したものを覚えていれば、十分レースを楽しんで見ることができます☆




【最近よく見る“セーフティーカー”のルール】
レース中、たまに出てくるセーフティーカー。皆さんもレースを見ていて、一番混乱する瞬間だと思います☆
そもそもセーフティーカーとは?
レース中、クラッシュ等によりレース続行が危険と判断された場合、コース全体を追い越し禁止に、フォーメーションラップのような隊列を作ってゆっくり走行します。この隊列を先導する車を「セーフティーカー」と呼んでいるのです☆

セーフティーカールールができる前は、赤旗が出され、レース自体を中断していました。しかし、このセーフティーカールールでは、ドライバー同士の追い抜きなどはできなくなりますが、レースの進行を止めることなく、安全にマシン回収やコース復旧ができるのです☆なので、セーフティーカー出動時もレースの残り集回数は、走行に応じて減っていきます。

ちなみにセーフティーカーが出ると、コース全体でイエローフラッグが降られ「SC」というボードが出されます。TV画面でもSCのマークがでてきます☆




【ルール違反はいけません!レース中のペナルティについて】
サッカーにもイエロー・レッドカードがあるように、野球にも退場処分があるように、F1にもレース中にルール違反をしたドライバー・チームに対してペナルティ(罰則)が与えられます。ここでは、ペナルティ対象となる代表的な例をご紹介します☆

■フライング
陸上競技のように、スタート時のフライングに、ペナルティ対象となります☆
★ちなみに★
F1のスタートの合図は、赤ランプが横に5つ並んでおり、ドライバーから見て左から1つずつ点灯していきます。5つ全て点灯した後に、一斉に全ての赤ランプが消えます。これがスタートの合図です☆
F1でのフライングは、この赤ランプが消える前に動き出してしまったフライングとなるのです☆

フライングの取り締まり方法は、FIAが全マシンにセンサーを取り付け、フライングしたマシンだけ反応して、レース審議委員会に知らせるという仕組みになっています。対象となったドライバーには、「ドライブスルーペナルティ」が命じられ、時速100kmに制限されたピットロードを通過する(約15〜18秒のタイムロス)ことになります。
もちろん、その際にピット作業を行うと無効になってしまいます。


■ピット出口の白線またぎ
F1が開催されるコースには、ピットと本コースが合流する出口部分に、必ず合流ラインが引いてあります。「単なる合流ラインだろう」と簡単に見ていた方も多いと思いますが、実は!このラインは「コース復帰の際に本コースを走るマシンとの接触を避けるため」に設置が義務付けられているもので、ほんの少しでもタイヤで踏んでいったら、即ペナルティとなるのです☆
基本的にはドライブスルーペナルティが言い渡されます。


■イエローフラッグ区間での追い越し
先ほどもお話しましたが、レース中にイエローフラッグが振られている区間で追い抜きをした場合(順位争いだけでなく、周回遅れのマシンを抜いた時)もペナルティ(ドライブスルーペナルティ)となります☆


■シケインやコースのショートカット
よくコース内のシケインなどでショートカットをしてしまうマシンを見かけると思いますが、実はショートカットもペナルティ対象となります。単独で走っている時に、ショートカットをしても特にペナルティになることはありません(故意にショートカットした場合は別です)が、ショートカットをしたことで順位が上がるなど、自分に利益があるショートカットをした場合は、ドライブスルーペナルティが言い渡されます。
もちろん、シケインは狭いところでもあるので、「行き場がなくて仕方なくショートカットをした結果、追い抜いてしまった」という場合もあります。その時は、すみやかに追い抜いてしまったマシンを先に行かせて、元の順位に戻れば、ペナルティ対象になることはありません☆


■その他、危険行為をした場合
強引な幅寄せ、追い抜きバトル時の強引な突っ込み、ブロックに対して、審査委員会が「危険行為」と判断した場合、その内容によってペナルティが与えられます。
基本的にはドライブスルーペナルティですが、重罪の場合は10秒ストップペナルティということで、自分のピットで10秒間静止する(その間、スタッフはマシンに触れてはいけない)ペナルティが下される場合もあります。さらに重罪の場合は「ブラックフラッグ(黒旗)」が振られ、レース失格となります。



このペナルティに関しても、代表的な例のみをご紹介しました☆また特殊なケースでのペナルティとかが出た場合は、そのレースの時にご紹介したいと思います☆




【実は簡単に見分けられる!同じチームのドライバーを見分ける方法】
今までは、ルール面の話をしてきて、皆さんも少し疲れたと思います。最後に来シーズンも使える「同じチームのドライバーを1秒で見分ける方法!」をご紹介したいと思います☆
おそらく、多くの方が同じチームのドライバーを見分けるときに「ヘルメットの色」で見分けていると思います。マシンは同じ色ですし、カーナンバーもチームによっては見にくく書かれている場合もあります。でも、相手は時速300kmで走っているF1マシン。それにヘルメットの色が似ているドライバーも多いので、なかなか簡単に見分けることができません。
しかし!TV中継でも、現地観戦でも、1秒で見分けられる方法があるのです☆しかも、これはルールで義務付けられていることなので、全チームが同じ方法で見分けられるようにしてあります☆

その見分け方は、コックピット(運転席)のドライバーの頭の上についているT字型の車載カメラです☆

このカメラに、カーナンバーの数字が若い方が“赤色”、もう一方は“黄色”にマーキングするようにルールで決められています☆
なので、2009シーズンを例にしてみると・・・
『ブラウンGP』
赤:バトン(No.22) 黄色:バリチェロ(No.23)
『レッドブル』
赤:ウェーバー(No.14) 黄色:ベッテル(No.15)
『マクラーレン』
赤:ハミルトン(No.1) 黄色:コバライネン(No.2)

という感じで、実は色分けされていたのです☆

もし、2009年の録画映像をお持ちの方、鈴鹿で観戦したときの写真をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ちょっと注目して再度見てみてください☆





いかがだったでしょうか??
もちろん、ここでご紹介したこと以外でも、知っておくと良いルールというのは、たくさんあります。しかし、F1はルールが複雑なので、一度に全部を覚えることはできません☆まずは、ここでご紹介したことを出発点として覚えていただいて、その後にもう一段深い部分の見どころをお伝えしていければと思っています☆


また分からないことがありましたら、いつでも書き込んでください☆





★☆★☆長くなりましたが、最後に・・・★☆★☆
最近、コミュに参加されている方から、こういった質問を受けます。
「F1を何年も見ているファンの人は、“F1は面白くなくなった”と言うのですが、本当に面白くなくなったのですか?」

そういうふうに見えてしまいがちですが、本当はそんなことはありません☆
おそらく、シューマッハ時代(約10年前)やセナプロ時代(約20年前)のF1を見てきた人からすれば、面白くなくなっているのかもしれません。

しかし、その人たちが「一番F1が面白かった時、F1に感動した時」を基準にして今のF1を見ているからなのです。シューマッハ時代やセナプロ時代から比べると、今のF1は随分ルールが変わりました。さらにF1は、ルールが変わることによって、F1の見どころ自体も180度変わってしまいます。
それを把握した上でF1を見ないと「面白くない」というふうになってしまいます。

また、繰り返しになってしまいますが、ファンによって「一番F1が面白いと感じた瞬間、F1に感動した瞬間」は人によってバラバラです。でも、基本的には一番感動した瞬間が、一番になり基準になるのです☆その基準が、今なのか、昔なのかという違いだけなのです☆
もちろん、最近F1を見始めた人にとっては「昔」という基準はありません。でも、2009シーズンという「今」があったと思います☆
中には、初めて2009年に鈴鹿へ現地観戦にいって、生のF1を見て感動した!だから、2009年のF1が一番面白かった!という人もいらっしゃると思います☆
でも、それでいいと思います☆

人によって、感じ方や観戦の仕方が違う分、そこに生まれてくる意見も人によって違うのです☆
その数が、他のスポーツに比べて、圧倒的に多いのがF1なのです☆

コメント(1)

解説ありがとうございます。
ドライバーの見分け方は眼から鱗でした、まさかそこで見分けれるとは!
2007年からF1を見はじめた身としては、今年は面白かったです。

昔のV12もかなり聴いてみたいですがわーい(嬉しい顔)

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