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F1初心者の会☆コミュの日本GP“鈴鹿”の歴史〜第2弾〜

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こんにちは☆管理人のケロックです☆
いつもF1初心者の会☆にご参加いただき、ありがとうございます☆

今回は「7月特集」ということで、今年3年ぶりに開催される鈴鹿サーキットでの日本GPでの過去の名勝負や歴史についてのお話「第2弾」です☆

第1弾はこちら
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=44097274&comm_id=461146


第2弾は、セナプロ対決から皇帝シューマッハの時代へと移っていく1993年〜1997年の日本GPをご紹介したいと思います。現在フジテレビで解説をしている片山右京氏も登場する時代です☆
最近になって、F1を見始めた方は、是非一度読んでいただければ幸いです☆




【1993年:セナプロ、最後の鈴鹿決戦】
この年は、各チームとも最新の電子制御パーツ「通称:ハイテクパーツ」を装備し、マシンの性能差が最も激しい年でもありました☆
その恩恵を受けていたのが、前年のチャンピオンチームであり、究極のハイテクマシンを持つウィリアムズチームのプロストでした。ライバルのセナはホンダエンジンを失い低迷。鈴鹿の前戦ポルトガルGPでプロストは自身4度目のチャンピオンを決定させました。そうなると、鈴鹿は消化レース・・・と思いきや、チャンピオンを決めたプロストは、93年限りの引退を表明。この年の鈴鹿は、毎年沸かせてきた「セナプロ対決」の最後の年となったのです。ハイテクマシンで金曜日から絶好調のプロストに対し、非力になってしまったマクラーレンマシンを駆り、大好きな鈴鹿を攻めるセナ。予選結果は1位プロスト、2位がセナとなりました。また、3位にはハッキネン、4位シューマッハとこれからを背負っていきそうな若手はスーパースターの真後ろに陣取る形となった予選でした☆

そして日曜日の決勝。不利なイン側スタートでもセナはロケットスタートを決めて、プロストを抜いて1位になります。しかしハイテクマシンの良さを生かしてプロストが余裕で1位を奪い返します。このままでプロストに逃げられるのでは?不利な立場に立たされたセナですが、ここでセナを見方する事態が!なんと、レース途中に突然の通り雨が降ってきたのです!これに足元をすくわれたプロストは失速。セナが再び1位を奪い返します。雨のコンディションになれば、マシンではなくドライバーの腕の差がはっきりと出ます。セナはそのまま1位を守り切り優勝。セナが鈴鹿で勝つレースは「雨」が絡むのです☆

そして、日本中のF1ファンから愛されたセナにとっても、これが鈴鹿での最後のレースとなってしまいました・・・。




【1994年:ヒーローのいない、雨の中のレース】
この年の鈴鹿は、少し悲しみに包まれていました。
日本でも絶大な人気を誇っていたアイルトン・セナがサンマリノGPで事故死。その追悼レースという雰囲気が漂っていました。レースも、そのファンの気持ちを表すかのような大雨。赤旗中断になるなど、大荒れのレースになりました。

しかし、そのどんよりとした空気を吹き飛ばしてくれたのがナイジェル・マンセルとジャン・アレジ!ともにかつてのセナのライバル達です☆
ただでさえ抜きにくいと言われている鈴鹿、さらに天気は雨という難コンディションの中、抜きつ抜かれつの大バトルを演じてくれました☆☆

結果、アレジが競り勝ち3位表彰台を獲得☆
レース後、二人の健闘を讃える声援が鳴り止みませんでした☆☆



【1995年:皇帝シューマッハ、鈴鹿初制覇】
土曜日の公式予選。サーキットが凍りつく大クラッシュが発生!S字コーナー手前で鈴木亜久里選手のマシンが大破していました。アグリ選手は肋骨骨折の重傷で緊急入院。残念ながら、これが彼にとって現役最後のレースになってしまいました。

このクラッシュで一時中断となっていた予選が再開された後は、王者ミハエル・シューマッハの独壇場となります。全く相手を寄せ付けない速さを金曜日から見せ付けていたシューマッハは、さらに速さを求めるべく、最後の最後で自身が持っていた1位タイムをさらに更新し、鈴鹿初ポールポジションを獲得します☆
決勝では、雨上がりの微妙なコンディションも味方につけ、スタートから独走。一方彼のライバルである、ヒルやクルサードのウィリアムズ勢はミス連発で脱落。2位スタートで勢いに乗っていたフェラーリのアレジはエンジントラブルでリタイヤとなりました。ライバル達の不運にも助けられ、2年連続チャンピオンを決めたシューマッハが圧勝したレースになり、後に築かれる鈴鹿最多6勝の第一歩となりました☆




【1996年:親子でのチャンピオン誕生】
10年目の開催を迎えることになった鈴鹿での日本GP。しかも初めてシーズン最終戦として組み込まれることになりました。そして、注目だったのが、久しぶりに鈴鹿でのチャンピオン争いが実現!この年は、ウィリアムズチームが活躍しており、デーモン・ヒルvsジャック・ビルヌーブという同チームの2世ドライバー同士の対決となりました☆今シーズンいっぱいでウィリアムズを離れることになったヒルにとって、王座奪還は最後チャンス。ビルヌーブもルーキーでチャンピオンになれるか?という神がかり的な記録に挑戦です!この2人が主役になって行われた予選では、ビルヌーブ1位、ヒルが2位という結果でした☆
日曜日の決勝。チャンピオンへのプレッシャーからか、ビルヌーブがスタートで大失敗。6位に後退し、ヒルは冷静に1位を奪います。6位におちたビルヌーブは王座獲得のためには優勝が絶対条件。完璧に後手後手の展開でレースは進んでいきます。そして、レース後半、走行中にタイヤが外れてしまうトラブルでビルヌーブがリタイヤ、勝負は決しました。これにより、ヒルが初めてチャンピオンを獲得!父の故グラハム・ヒルとともに親子2代でF1チャンピオンになったのです!



【1997年:カミカゼ右京が鈴鹿で引退表明】
金曜日のフリー走行開始とともに、いち早くコースに出てきたマシンがありました。片山右京です。この時、彼の胸中を知るファンは誰もいませんでした。そのまま金曜日の走行が終わった夕方頃、右京が所属するミナルディが緊急に記者会見を開きました。内容は「右京の現役引退」でした。これを知ったファンからは思わず「えーーっ!!?」と驚きの声が上がりました。
その翌日からは右京に対する声援で鈴鹿が包まれました。しかし、その声援も空しく右京のマシンはトラブルでリタイヤ。残念な結果になってしまいました。

レースは、ミハエル・シューマッハ率いるフェラーリチームがチームメイトのアーバインも使って、今では禁止なっている「チームオーダー」を巧みに使いこなし、ライバルのウィリアムズチームのエース、ジャック・ビルヌーブを圧倒、完璧な「戦略優勝」を見せてくれました☆





いかがだったでしょうか?
さて次回の第3弾は、知っている方もいらっしゃるかもしれません☆ミハエル・シューマッハvsミカ・ハッキネンの正々堂々と世界一を決めた名勝負をご紹介したいと思います☆

また、今回は各ドライバーや専門的な用語等の細かな説明を省略させていただいている部分もあります。分からない事がありましたら、遠慮なく書き込んでください☆
あと、この頃のエピソードなどある方も、どんどんコメントしてください☆

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