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F1初心者の会☆コミュの2008F1総集編(チャンピオン決定のポイント編☆)

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こんにちは☆管理人のケロックです☆
いつもF1初心者の会☆にご参加いただきありがとうございます☆

さて、2008年も年末になってしまい、世の中の不景気とともに、F1も景気の良くない話が増えていますが・・・。
今回は、改めて2008年のF1を振り返っていければと思います☆
年末ギリギリのアップになってしまい、申し訳ありません^^;

今シーズンを通して、ポイントになった部分というところで詳しく見ていきましょう☆

2008年全レースレポート
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=37010325&comm_id=461146

※今回は、いつも前編・後編と2回に分けている総集編を1回にまとめました。
 したがって、非常に長いトピックになっています^^;  ご了承ください。





【今年は大波乱のシーズン】
2007年、劇的な大逆転で初のチャンピオンを獲得したキミ・ライコネンが王者の称号でもある「カーナンバー1」をつけて、2008年のF1は開幕しました。
今年は、中島一貴のF1デビュー。05,06年チャンピオンのアロンソが古巣ルノーに復帰。そして、ルール面ではドライバーの運転を助けていたトラクションコントロール等の電子制御装置の使用禁止など、話題が多い中始まったシーズンでした。

今シーズン全体を振り返ると、「荒れすぎたレース」が多かった1年でした。
実際に今年の優勝者も過去数年で一番多い5チーム9人!

優勝争いもチャンピオン争いも、毎回予想しても当たらないケースが多かったと思います。
なぜここまで、劇的にレース展開が波乱続きになってしまったのか?理由は様々ありますが、一番大きいのは、やはりドライバーの助けにあんっていたトラクションコントロール(タイヤの空転防止システム)が禁止になったことや、現在のドライバーのレベルがほぼ均等な状態にあると言えます。

ただ・・・厳しい言い方をすれば「レベルの低い1年」だったのかなぁとも思います。レベルが低いというか、締りがなかった感じでしたね^^;
今までのチャンピオン争いは、シーズン通してのリタイヤは9位以下の「0ポイントレース」が少なくて、だいたい2回とかというレベルだったのが、今年はハミルトンで4回、マッサ5回、ライコネン6回と・・・非常に多かったなぁという印象です^^;

F1でチャンピオンなるときに決めてとなるのは
「0ポイントレースをいかに作らないか?」
というのが、ポイントになります。来年はこういった部分でもシビアなチャンピオン争いを期待したいですね☆


★★チャンピオン決定のポイント(1)「シーズン序盤のフェラーリとマクラーレン」★★
そんな波乱で始まったシーズン序盤。実は!第4戦終了時のランキングトップはフェラーリのライコネンだったのです!今年はマクラーレンチームが全体的にやや強いイメージがありましたが、シーズン序盤に関しては、フェラーリチーム圧倒的有利で、逆にマクラーレンが苦戦していたのです☆

この後のシーズン後半は、この流れが逆転するのですが、このシーズン中で「流れが悪い」時のフェラーリチームとマクラーレンチーム。違いがひとつだけあったのです!

マクラーレンが調子の良くなかったシーズン序盤ですが、なんだかんだ言っても1レースで4〜5ポイント稼いでいたのです☆とにかく、くだらないミスはせず、出来ることを最大限やりきっていたのが、今年のマクラーレンチームでした。
一方フェラーリは、シーズン後半の流れが悪いタイミングで、やらなくていいミスをしたり、落とさなくてもいいポイントを落としたりと、「0ポイントレース」が目立ちました。

ハミルトン(マクラーレン)とマッサ(フェラーリ)の最後の1ポイント差も、こういった部分の積み重ねで決まったのです☆




【"僕ら夢”スーパーアグリ撤退】
シーズン前半で一番大きな話題といえば、スーパーアグリF1チームの撤退でした。
元F1ドライバーの鈴木亜久里氏が「純日本製のチームを作りたい」という夢を実現させるために2006年からスタートしたチームでした。
チーム立ち上げ当初は、多くのF1関係者や目敏いファンから文句も言われましたが、彼がいたおかげで、今の若い(セナ時代・シューマッハ時代のF1を知らない)日本人にとって、「F1」というものがより一層身近に感じられたと思います☆

私個人的にも、このコミュを立ち上げたのと、スーパーアグリが立ち上がったのが同時期でしたし、彼らのおかげでF1に興味を持ってくれた多く人が、ここに訪れてくれたので・・・
本当に志半ばでの撤退で、非常に残念ではありましたが、心から感謝しています☆





【ハミルトン世代の若手が台頭】
今シーズンの振り返ってみると、「若手の台頭」がものすごく目立ったシーズンでしたね☆特に2006年以降にデビューした、「ハミルトン世代」のドライバーの活躍が目立ちましたね☆

まずは第7戦カナダGPのロバート・クビサ(BMW)の初優勝。今シーズンは絶好調でシーズンランキングも4位だったクビサ。優勝するだけの実力・速さは十分に持っていましたが、何といっても初優勝した場所が「因縁のカナダGP」だったということ!ちょうど一年前のカナダGP、一歩間違っていれば死んでいてかもしれないくらいの大クラッシュに見舞われたクビサ。普通なら、そんな大クラッシュをした場所で二度と走りたくないと思うのですが、そこを気にせず走って、しかも優勝する!今後が楽しみですね☆

次にハミルトンと同じ07年デビューのヘイキ・コバライネン(マクラーレン)。元々ルノーチームの生え抜きとしてF1に抜擢された、実力のあるドライバー。しかし、そのルノーを放出されてマクラーレンへ移籍。そのマクラーレンにはハミルトンという「エース」がいて、これまた脇役の1年を送ることになってしまったコバライネンでした。しかし、夏のハンガリーGPでは、タイヤのパンクで脱落したハミルトンの代わりに大活躍!最後はマッサのエンジントラブルにも助けられ、初優勝を勝ち取りました。
「ハミルトンのチームメイト」という感じで、脇役感が漂ってしまっていますが、若い頃から実力は持っていますし、業界ではずっと注目されてきたドライバーなので、来年はさらなる活躍を期待したいですね☆





【3年後のワールドチャンピオン】
皆さんも、印象に残ったレースだったと思います☆雨レースとなった伝統のイタリアGP。トロ・ロッソチームのセバスチャン・ベッテルが21歳という若さで初優勝!!アロンソが保持していた史上最年少優勝記録を見事に塗り替えました☆
弱冠21歳で、雨の難しいレースを、ミスひとつ犯すことなく、まさに「完璧」なレース展開で初優勝したベッテル☆

なぜ彼があそこまで強いのか?シーズンが終わっても、ずっと考えていましたが^^;
おそらく、「プレッシャーを知らない」性格を持っているのでしょうね☆
今年もそうでしたしたが、彼の表情を見ていると「心の底からF1を楽しんでいます!」というオーラが伝わってきましたよね☆ドライバーはみんな、F1が大好きで走っているわけですが、とは言っても「チャンピオンへのプレッシャー」「勝つことへのプレッシャー」「結果を出すことへのプレッシャー」を感じてしまうものです。しかしベッテルの場合は、それを逆に楽しんでいるような気がします☆
本当に、怖いもの知らずの21歳です^^;
間違いなく、3年後のワールドチャンピオン候補ですね☆

詳しく読む↓
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=35059959&comm_id=461146




【これが“強い”レース〜第16戦日本GP〜】
イタリアGPが終わり、シーズン終盤はアジアラウンドが組まれました。シンガポールでの初のナイトレースに始まり、富士での日本GP、連戦で中国・上海でのレースです☆
このアジアラウンドの主役は、チャンピオン争いをしているハミルトンでもマッサではなく、07王者ライコネンでもなく、元王者アロンソでした。
さらなる“強さ”を求め、マクラーレンに移籍したアロンソ。しかしハミルトンとの確執やチーム内での孤立が原因で、たった1年で古巣ルノーに戻ってきました。ただ、そこには「皇帝シューマッハ率いるフェラーリを、2年連続で倒したチャンピオンチーム」としてのルノーは存在していませんでした。開幕戦から強さを発揮できないアロンソ。しかし彼は、その逆境に耐え、もう一度“強い”ルノーを作り直すために、必死に毎レース戦いました。
そして、シーズン終盤のアジアラウンド。その努力が身を結びます☆初のナイトレースとなったシンガポールGPで、上位の混乱をうまく使い、シーズン初勝利!
2週間後の日本GPでは、今までシューマッハやライコネン、ハミルトンらと戦って、学び・蓄えられてきた「勝つ方」の引き出しをフルに使っての、完璧なレースを見せてくれました☆

『F1で勝つということは、ただ「速く」走れば良いというものではない。その場その場の状況に応じた走り方、戦略の組み立て、状況判断をする力が必要なのだ。』

アロンソの真の強さを見せ付けられたアジアラウンドでしたね☆

詳しく読む↓
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=35984046&comm_id=461146


★★チャンピオン決定のポイント(2)「フェラーリ大乱調〜第15戦シンガポールGP〜」★★
今年のチャンピオン争いを決定付けたといってもいいレースが、このシンガポールでした。このレースでマッサは0ポイントだったわけですが、その落とした理由が「ピット作業でのミス」でした。
厳しい言い方をすれば、数年前の黄金時代のフェラーリでは全く考えられないミスです。

「くだらないミスは絶対に起こさない」というのが王国フェラーリの最大のテーマでした。その柱だった皇帝ミハエル・シューマッハや世界一の作戦参謀ロス・ブラウン(08年ホンダチーム代表)がいなくても、チャンピオンを獲得できた2007年。チームスタッフの間で「俺たちだけでも勝てる」という自信が心の余裕を生み、そして今回のようなミスにつながったのでしょう。

これが今年のチャンピオンを決定づけた最大の要因であり、マッサとフェラーリが1ポイント差でドライバーズチャンピオンを取り逃がした敗因なのです☆

詳しく読む↓
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=35559061&comm_id=461146




【7ポイント差勝負での最終戦】
今年のチャンピオン争いも最終戦での決着、7ポイント差での勝負となりました。
追いかけるマッサは、母国GPということもあり、ひたすら攻めの走りを見せたのに対し、ハミルトンは「7ポイントあるから」と彼らしくない守りのレースをしました。

レース内容を詳しく読む↓
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=36845762&comm_id=461146

その結果・・・
マッサは優勝し、トータルで97ポイント。ハミルトンはチャンピオン獲得条件ギリギリの5位に入り、トータル98ポイント。今年も1ポイント差でした☆


★★チャンピオン決定のポイント(3)「昨年のライコネンと今年のマッサの違い」★★
昨年と今年の最終戦。内容で共通している点がいくつかあります。
・7ポイント差の王者決戦
・ポイントリーダーのハミルトンはリスクをさけるために消極的なレース
・優勝したのは、追いかける側だったライコネンとマッサ

なのに、昨年のライコネンは1ポイント差で逆転できたのに、今年のマッサは1ポイント届きませんでした。違いは何だったのでしょうか?
そこで!ポイント(1)・(2)を思い出してください。2つのポイントで共通しているテーマ☆

「0ポイントレース」・・・つまり、落としてはいけないレース、落とさなくていいレースでポイントをちゃんと獲得できていたか?ということなのです☆

昨年のライコネンは、流れの悪い時期でも、踏ん張ってポイントは獲得していました。しかし、今年のマッサは、ミスしなければ獲れていたはずの数ポイントを落としてきてしまいました。

その結果が・・・最後の最後で、現れたのです☆


くどくなってしまっていますが^^;
今年のチャンピオン決定を大きく左右させたポイントは・・・
「0ポイントレースをいかに作らないか?」
ということだったのです☆




いかがだったでしょうか?
かなり長いトピックになってしまいました^^;申し訳ありません・・・
しかし、こうしてシーズンを最初から振り返ってみていくと「今年のチャンピオン争いは最終戦で決まったわけではない」ということが、改めて見えてきたのではないかと思います☆

シーズンを通して見ることで、新しい発見が生まれてくるのも、F1の醍醐味の一つですよね☆

また、分からない部分などがありましたら、遠慮なく質問してください☆

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