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次郎の携帯小説コミュの【Lady Lupin】第6章:10

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神成の天然ボケ的な発言に、一同ひとしきり笑ったりツッコんだりしたのち、黒シャツが一息ついて、二人に『金剛巴姫』のことを、かい摘まんで説明した


「つまり、ここからが、ウチの組織あげての大仕事になるんらしい」


ふーん、という感じで、二人とも頷いた


橘が、使いにくい左手で、煙草の火を付けれるのに慣れてきた


「で、俺らに何しろって?」


黒シャツは、橘の言葉を待ってましたとばかりに身を乗り出して、話しを続けた


「組織はこれから結を中心に動く

その準備で、ただでさえ少ない人員を酷使することになるから、二人には結の監視を頼みたい」


「監視?」


「他にも、『金剛巴姫』の遺伝子を狙っているヤツらがいる可能性がある

何かあった場合、こちらへの的確な情報伝達が必要になるが、中1の結自身にそれをさせるのは、まだ心配だ

お前らじゃなくても、誰か信頼の置けるやつがいれば任せてもいい」


橘と神成は顔を見合わせ


指で輪っかを作って見せた


裏組織からの多額の報酬


これがなければ、二人とも、こんな危ない組織とは関わらない




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