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次郎の携帯小説コミュの【Lady Lupin】第6章:8

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「つーか、ナニそれお前?

足折れてたん?」


言って橘はゲラゲラと下品な笑い声をあげた


「んだぁ?

ソウちゃんだって、両手ぶら下げちまって

それでどうやってナニコクん?」


品がないのは橘よりも一枚上手な神成も、松葉杖をつきながら笑う


横浜市内


とある総合病院付近の喫茶店前


カランカラン、と音を立て、二人は店内へと入った


キョロキョロと見渡すと、知った顔を見つけて、挨拶し、席に着く


「二人とも、今回はご苦労様だったな」


黒いYシャツを着た男が、たいして感情のこもっていない様子の声で、二人に声をかけた


「つーか、ありゃ有り得ねぇよ」


席に着くなり、神成は煙草をくわえ、火を着ける


「ちょっ、ジン」


その様子を見て、橘は両手が使えないことをアピールし、神成に煙草をせがんだ


神成は、煙草を橘にくわえさせ、火を着けてやった


「あ゙ー!!

超不便!!」


橘は、右肘と左鎖骨の骨折


神成は右脚のスネにひびと、あごの打撲


まさか女子中学生にやられたとも言えず、互いにやり合ったことにしたらしい




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