|
|
|
|
コメント(6)
猫さんは、おそらく、地元和歌山の山々に気がついたら風力発電の風車が立っていた。しかも、何十もの巨大風車が。そして、これってなんなんだろう？？という素朴な疑問を持ち、調べ始めたのでしょう。
私たち千倉風力発電問題を考える会は、ほんの一年も経たない時に結成されました、昨年の５月に、私たちの住む千倉の山々に出力2500kw,高さ130mブレード50mという巨大風車が10基も建てられる計画が、住民に殆ど知らされないまま、国に補助金申請までされてしまっていました。幸い、その直後にその事態に気づいた我々はわずか一月の間に１万筆を越える反対署名、市長の同意しない由の意見書をとりつけたり、地元地権者多数の土地貸与に対する同意撤回をとりつけるなど、今考えると驚異的なスピードで出来得るさまざまな角度のアプローチをし、補助金申請却下、風車建設現在凍結中という結果を得ることが出来ました。
もしも、あと一ヶ月気がつくのが遅かったら、今頃、巨大風車の建設が始まっていたかもしれません。
活動をしながら気がついたのは、巨大風力発電というのは百害あって一利なしだということ。極端な意見と思うかもしれませんが、およそエコロジーの要素は微塵もありません。風という自然エネルギーを活用し、CO2を発生しないクリーンな発電とされていますが、100m〜130mもの巨大な風車のブレードや支柱、巨大なモーター、発電機などの部品を作ったり、運搬したりするには相当なCO2を発生させているし、搬入設置に至るまでの自然破壊、環境破壊は無神経この上なく、とてもエコロジーなどと言えるものではありません。さらに、風車から500m以内〜２km程度の距離に住んでいる方たちには、低周波や騒音によるさまざまな健康被害を訴えている方々も全国に多数います。
しかも、どんなに被害があろうと、一度出来てしまった施設を撤去した例は日本では例がなく、撤去にかかる費用もはかりしれません。さらに、猫さんのおっしゃる通り、きれいな自然なままの山並みにとてつもなく違和感のある巨大風車が立ち並ぶさまは、見ていて不快極まりなく、嫌悪感と屈辱感すら覚えます。
それなのに、何故、日本の狭い国土に約１５００基もの巨大風車が立ってしまったかは、京都議定書以来、CO2削減の旗印のもと、半ば国策として風力発電を増やすことにより、CO2を削減するというものだったと思われますが、その結果、原発、火力発電所は一基も閉鎖、削減されることはありませんでした。1500基増えたのに一基もです。イコール実質上は全くCO2削減には全く寄与していないどころか、制作時、建設時に大量のCO2を発生させてしまったのみならず、大量の樹木、植物を伐採することにより、CO2吸収の可能性をつぶし、新鮮な酸素の発生をさまたげた。さらに、日本の美しい自然の風景を取り返しのつかない程、醜く破壊してしまった。
おそらくこれは、日本がバブル崩壊後、道路や箱ものの建設がかなり減って来てしまい、それに変わる一つの巨大建設土建ビジネスにねらわれてしまったのだと思います。なにしろ一基あたり、何億もするし、予算の３分の１が補助金（税金）でできてしまいなんて美味しい話は今時そうそうありません。
幸い、去年の法改正で、風力発電に対しては以前よりも認可条件がかなり厳しくなり、歯止めをかけやすくはなったものの。日本電力協会のTVコマーシャルに自然エネルギーの活用として巨大風車の映像を流しているのを見ると、まだまだぜんぜんダメだと思ってしまいます。
以上の理由で巨大風車による風力発電は百害あって一利無しと私は思っています。
あくまでも、私個人の私見なので、千倉風力発電問題を考える会がこのように考えているというわけではありません。
わたしの書いた内容に足りない部分、間違っている部分があるかと思います。ぜひ、みなさん、補足、指摘していただけたらと思います。
猫さん、わたしからは、そんなところです。
私たち千倉風力発電問題を考える会は、ほんの一年も経たない時に結成されました、昨年の５月に、私たちの住む千倉の山々に出力2500kw,高さ130mブレード50mという巨大風車が10基も建てられる計画が、住民に殆ど知らされないまま、国に補助金申請までされてしまっていました。幸い、その直後にその事態に気づいた我々はわずか一月の間に１万筆を越える反対署名、市長の同意しない由の意見書をとりつけたり、地元地権者多数の土地貸与に対する同意撤回をとりつけるなど、今考えると驚異的なスピードで出来得るさまざまな角度のアプローチをし、補助金申請却下、風車建設現在凍結中という結果を得ることが出来ました。
もしも、あと一ヶ月気がつくのが遅かったら、今頃、巨大風車の建設が始まっていたかもしれません。
活動をしながら気がついたのは、巨大風力発電というのは百害あって一利なしだということ。極端な意見と思うかもしれませんが、およそエコロジーの要素は微塵もありません。風という自然エネルギーを活用し、CO2を発生しないクリーンな発電とされていますが、100m〜130mもの巨大な風車のブレードや支柱、巨大なモーター、発電機などの部品を作ったり、運搬したりするには相当なCO2を発生させているし、搬入設置に至るまでの自然破壊、環境破壊は無神経この上なく、とてもエコロジーなどと言えるものではありません。さらに、風車から500m以内〜２km程度の距離に住んでいる方たちには、低周波や騒音によるさまざまな健康被害を訴えている方々も全国に多数います。
しかも、どんなに被害があろうと、一度出来てしまった施設を撤去した例は日本では例がなく、撤去にかかる費用もはかりしれません。さらに、猫さんのおっしゃる通り、きれいな自然なままの山並みにとてつもなく違和感のある巨大風車が立ち並ぶさまは、見ていて不快極まりなく、嫌悪感と屈辱感すら覚えます。
それなのに、何故、日本の狭い国土に約１５００基もの巨大風車が立ってしまったかは、京都議定書以来、CO2削減の旗印のもと、半ば国策として風力発電を増やすことにより、CO2を削減するというものだったと思われますが、その結果、原発、火力発電所は一基も閉鎖、削減されることはありませんでした。1500基増えたのに一基もです。イコール実質上は全くCO2削減には全く寄与していないどころか、制作時、建設時に大量のCO2を発生させてしまったのみならず、大量の樹木、植物を伐採することにより、CO2吸収の可能性をつぶし、新鮮な酸素の発生をさまたげた。さらに、日本の美しい自然の風景を取り返しのつかない程、醜く破壊してしまった。
おそらくこれは、日本がバブル崩壊後、道路や箱ものの建設がかなり減って来てしまい、それに変わる一つの巨大建設土建ビジネスにねらわれてしまったのだと思います。なにしろ一基あたり、何億もするし、予算の３分の１が補助金（税金）でできてしまいなんて美味しい話は今時そうそうありません。
幸い、去年の法改正で、風力発電に対しては以前よりも認可条件がかなり厳しくなり、歯止めをかけやすくはなったものの。日本電力協会のTVコマーシャルに自然エネルギーの活用として巨大風車の映像を流しているのを見ると、まだまだぜんぜんダメだと思ってしまいます。
以上の理由で巨大風車による風力発電は百害あって一利無しと私は思っています。
あくまでも、私個人の私見なので、千倉風力発電問題を考える会がこのように考えているというわけではありません。
わたしの書いた内容に足りない部分、間違っている部分があるかと思います。ぜひ、みなさん、補足、指摘していただけたらと思います。
猫さん、わたしからは、そんなところです。
猫さん、こんにちは。
「猫」さんに「mao」さんが答えるなんて・・・・・偶然とはいえ(^^)ウフフ。
大学生の方が、関心をもたれていて頼もしいです。
ぼくもいい年をして、ほんの半年ほど前までは、
風力発電は単純に「いい」ものだとしか思っていませんでした。
いや、思わされていました。
エコという仮面を被った環境破壊だとは想像もしていなかった・・・。
調べれば調べるほど、おそろしいカラクリが見えてきます。
猫さんの地域の風発は、広川明神山ですか？
今後、和歌山では100基もの風車建設の計画があるそうです。
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=155845
実現すれば、紀伊半島は、どこからでも風車が見えるようになる？
そのひとつ、ジャネックスという会社が日高町大平山に建設計画していて、
http://www.janex.co.jp/furyoku.html
何度か申請して失敗していましたが、
このたび、ついに補助金事業として認められてしまいました。
http://www.nepc.or.jp/topics/2009/1109_2.html
※補助事業者一覧【添付資料(PDF 115KB)】参照ください。
地元の方によると、今回は反対の地区を除いて16基から10基に減らしての
再々々申請だったそうです。
一時消えかけていたように思っていたものが、完全に息を吹き返したようです。
以下に地元で活動されている方のメッセージを転載します。
未来を作っていく若い猫さん、
ほんものの観光資源とは何かということを考える上で、
参考にしていただければと思います。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
反対されれば少し場所を変更するだけ。尾根がダメなら少し風が
なくても山腹に計画を変更するだけ。なにがなんでも建設ありきの
ように思えます。昨日も予定地でクマタカ「絶滅危惧種ＥＮ」の幼
鳥を確認しました。環境評価調査でも頻繁に出現しているにもかか
わらず申請が通っているのも納得できません。
また建設地は地権者と、その土地の区長の印鑑で決まるのも変な
話です。2000kw級の巨大風車の低周波被害が全国で問題になってい
る現況から、最低でも１km以内の住民に説明があっても良いと思い
ます。このままでは日高の尾根は全て風車で埋めつくされてしまい
ます。また西山、瀬山計画は県の自然公園法の見直しで、計画地は
昨年から自然公園から除外されています。ひどい話です。瀬山計画
の土地はゴルフ場が頓挫し、現在は日高町の土地です。日高町の土
地に建設するのなら住民に意見を問うべきだと思います。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
「猫」さんに「mao」さんが答えるなんて・・・・・偶然とはいえ(^^)ウフフ。
大学生の方が、関心をもたれていて頼もしいです。
ぼくもいい年をして、ほんの半年ほど前までは、
風力発電は単純に「いい」ものだとしか思っていませんでした。
いや、思わされていました。
エコという仮面を被った環境破壊だとは想像もしていなかった・・・。
調べれば調べるほど、おそろしいカラクリが見えてきます。
猫さんの地域の風発は、広川明神山ですか？
今後、和歌山では100基もの風車建設の計画があるそうです。
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=155845
実現すれば、紀伊半島は、どこからでも風車が見えるようになる？
そのひとつ、ジャネックスという会社が日高町大平山に建設計画していて、
http://www.janex.co.jp/furyoku.html
何度か申請して失敗していましたが、
このたび、ついに補助金事業として認められてしまいました。
http://www.nepc.or.jp/topics/2009/1109_2.html
※補助事業者一覧【添付資料(PDF 115KB)】参照ください。
地元の方によると、今回は反対の地区を除いて16基から10基に減らしての
再々々申請だったそうです。
一時消えかけていたように思っていたものが、完全に息を吹き返したようです。
以下に地元で活動されている方のメッセージを転載します。
未来を作っていく若い猫さん、
ほんものの観光資源とは何かということを考える上で、
参考にしていただければと思います。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
反対されれば少し場所を変更するだけ。尾根がダメなら少し風が
なくても山腹に計画を変更するだけ。なにがなんでも建設ありきの
ように思えます。昨日も予定地でクマタカ「絶滅危惧種ＥＮ」の幼
鳥を確認しました。環境評価調査でも頻繁に出現しているにもかか
わらず申請が通っているのも納得できません。
また建設地は地権者と、その土地の区長の印鑑で決まるのも変な
話です。2000kw級の巨大風車の低周波被害が全国で問題になってい
る現況から、最低でも１km以内の住民に説明があっても良いと思い
ます。このままでは日高の尾根は全て風車で埋めつくされてしまい
ます。また西山、瀬山計画は県の自然公園法の見直しで、計画地は
昨年から自然公園から除外されています。ひどい話です。瀬山計画
の土地はゴルフ場が頓挫し、現在は日高町の土地です。日高町の土
地に建設するのなら住民に意見を問うべきだと思います。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
- mixiユーザー
- ログインしてコメントしよう！
|
|
|
|
ストップ★千倉の巨大風車建設！ 更新情報
-
最新のアンケート
-
まだ何もありません
-
