Washington University in St.Louis のSocial Work大学院にはHuman Sexualityという授業があります。また、Student Activity のなかにもLGBTQに関するグループがあったり、Gender やSexualityについても、基礎科目でよく取り上げられます。また、学生は学外での実習が義務付けられており、Gay のサポートグループで実習している学生もいます。入学にはGREが必要なく、TOEFLとエッセイだけで出願できます。HPをはっておきますね。
http://gwbweb.wustl.edu/Pages/Home.aspx
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【Gender, Sexuality and Diversity Studies (La Trobe University) 修士・博士号(MA Research, PhD) オーストラリア ビクトリア】
http://www.latrobe.edu.au/handbook/2008/postgraduate/humanities/disciplines/gender-sexuality-and-diversity-studies.htm
フェミニズム史、労働、主体と表象、クィア理論とセクシュアリティ、エコフェミ、知識の批評、フェミニスト文学、(ポスト)植民地主義言説、ポピュラーカルチャー、メディア、犯罪研究、法研究、教育、宗教、先住民族の女性の健康、地域研究、白人研究、トランスジェンダー文学、アイデンティティ・ポリティクス、理論と実践、主体論、倫理など、多岐にわたる分野を専門に出来る修士・博士課程。(オーストラリア、ニュージーランドでは、 MA Research や PhD などのリサーチ学位はコースワークをせずに論文準備と提出のみで取得可能)
【Gender Sexuality and Culture (The University of Manchester) 修士号(MA)・博士号(PhD) イギリス マンチェスター】
http://www.arts.manchester.ac.uk/subjectareas/englishamericanstudies/research/cssc/postgraduateprogrammes/
ジェンダーセクシュアリティを、理論、社会、文化、政治、歴史の視点で学ぶ。クィア、異性愛、同性愛、ゲイ、ストレート、バイセクシュアル、トランスジェンダーなどの文化的アイデンティティ、人種、エスニシティや階級などの他の権力構造との関係における文化理論。(注意 :: イギリスでは通常、 MPhil と違って、 MA を博士号 (PhD) 取得のための経路としては使えない。)
【Sexuality and Gender Studies (University of Exeter) セ 修士号(Taught MA, MRes, MPhil)・博士号(PhD) イギリス デヴォン】
http://www.sall.ex.ac.uk/centres/cissge/content/view/880/447/
人文科学中心。頻繁に様々なクィア系イベントが開催される Centre for the Interdisciplinary Study of Sexuality and Gender in Europe (ヨーロッパ・セクシュアリティ・ジェンダー学際研究センター)がある。
【Gender, Sexuality and Queer Theory (University of Leeds) セ 修士号(Taught MA) イギリス リーズ】
http://www.gender-studies.leeds.ac.uk/prospective-students/taught-postgraduates/ma-gender-sexuality-queer-theory/course-content.php
ジェンダー(リサーチ、理論)、クィア/セクシュアリティ、論文に加え、ポスト植民地主義表象、映画学、人種と移民問題、宗教とジェンダーなどから選択したモジュールを履修する。リーズ大学にはこの他に「ジェンダーと文化」、「グローバル・ジェンダーズ」、「ジェンダーとテクノロジー」、「ジェンダーとマネジメント」などの Taught MA プログラムがある(参考リンク)。
【Gender Studies (University of Otago) 修士号(MA)・博士号(PhD) ニュージーランド オタゴ】
http://www.otago.ac.nz/subjects/gend.html
教員は社会科学に偏っており、在学中の大学院生のリサーチトピックも歴史、文化人類学、社会学系統のものが多い。(オーストラリア、ニュージーランドでは、 MA Research や PhD などのリサーチ学位はコースワークをせずに論文準備と提出のみで取得可能)
【Gender Studies (University of Canterbury) 修士・博士号(MA, PhD) ニュージーランド クライストチャーチ】
http://www.gend.canterbury.ac.nz/for/postgrads.shtml
他のオセアニアの大学とは異なり、 MA プログラムには1年間のコースワークがある。コースワークには「教育におけるジェンダー、セクシュアリティ」、「女性、理論、映画」、「ステージ上のセックス」、「精神分析と現代社会」などユニークなものが含まれている。 PhD プログラムは通常通り論文準備・提出によって修了となる。
【Gender Studies (University of Western Cape) ジ 修士号(MPhil) 南アフリカ共和国 ベルヴァイル】
http://www.uwc.ac.za/?module=cms&action=showfulltext&id=gen11Srv7Nme54_1903_1210050483&menustate=dept_woman
調査法、理論、開発、経済、セクシュアリティ、ポスト植民地主義、アフリカにおける医療、暴力、育児、男性性、心理学、行政、ナショナリズム、法学、カルチュラル・スタディーズ、文学など多岐にわたって開講されている授業を選択して勉強できる(一部必修)。これに “mini-thesis” というタイプの論文を加えて、修士号取得となる。
【Gender, Sexuality, Politics and Culture (Birkbeck, University of London) 修士号(MA, MSc) イギリス ロンドン】
http://www.bbk.ac.uk/study/pg/genderstudies/TMMGSPOC.html
コミュニティとアイデンティティ、ジェンダーと哲学、日本のフィクション作品におけるジェンダーとセクシュアリティ、クィア理論、法律と身体、ジェンダーと開発、精神分析と差異など、興味深いタイトルの授業がある。(この学位は PhD 取得のためのものではない)
【Gender Studies (Birkbeck, University of London) 修士号(MPhil)・博士号(PhD) イギリス ロンドン】
http://www.bbk.ac.uk/study/phd/genderstudies/gender.html
教員の研究分野 :: 【クィア理論、フェミニスト理論・研究、レズビアン・ゲイ文学と映画、世代とジェンダー、支払い家庭内労働、食料消費パターン、地理とジェンダー、教育とジェンダー、ジェンダー・階級・市民権、セクシュアリティとジェンダーの歴史と理論】
【Sexual Dissidence in Literature and Culture (University of Sussex) セ 修士号(MA)+(*) イギリス ブライトン】
http://www.sussex.ac.uk/english/1-2-2-5.html
著名な学者(過去にジュディス・ハルバースタムなど)を呼ぶクィア/ジェンダー/ゲイ+レズビアン・スタディーズのセミナーを開いている。フィクション作品、劇場、映画などでのセクシュアリティの機能を、精神分析、カルチュラル・マテリアリズム、脱構築などのアプローチで分析する。授業には「クィア理論における重要な問題」や「20世紀ポストコロニアル文化におけるセクシュアリティとアイデンティティ」、「無意識を問う」など、先進的なものが多い。英語 (English Department) での MPhil あるいは Phd に向けての個人的な指導も受けられる。
【Gender Studies / Gender and Media (University of Sussex) ジ 修士号(MA) イギリス ブライトン】
http://www.sussex.ac.uk/Units/publications/pgrad2008/areasofstudy/Gender%20studies/18872
http://www.sussex.ac.uk/Units/publications/pgrad2008/areasofstudy/Gender%20studies/18870
Gender Studies :: 歴史学、社会学、人類学、政治学および文化的な視点を通してジェンダー研究をする。女性性/男性性の文化表象、ジェンダー/メディア/国家、感情/embodiment/健康など多くの研究分野がある。全授業で5000語のタームペーパーを提出し、修了には20000語の論文を提出する。 Gender and Media :: 男性性/女性性/セクシュアリティの表象と理解がメディアの権力によってどのように生成され、受け入れられているのかを、フェミニズム、ポストモダン、クィア理論などの視点から研究する。ペーパーと論文の提出は上記と同じ。
【MPhil / PhD Study (London Metropolitan University) ジ 修士号(MPhil)・博士号(PhD) イギリス ロンドン】
http://www.londonmet.ac.uk/
同大学内にある研究所 (Research Institutes) と研究センター (Research Centers) から適切な指導教員を見つけられれば、自由なトピックで研究が出来る。現在ジェンダー関連の研究センターは、応用社会科学系列の Child & Women Abuse Studies Unit (児童/女性虐待研究ユニット) および人文科学系列の Centre for Research in Ethnicity and Gender (エスニシティ/ジェンダー研究センター) の2つとなっている。
【Gender, Sexuality and Society (University of Amsterdam) 修士号(MSc) オランダ アムステルダム】
http://www.studeren.uva.nl/msc_gender_sexuality_and_society/object.cfm/720A2425-1321-B0BE-68A1279DE40844AF
授業は英語で行われる。プログラムは Gender, Sexuality and Society という名前だが、選択したコースワークと提出論文のトピックに合わせ、修了時に授与される修士号(MSc) は、社会学、非西洋社会の社会人類学・社会学、あるいは政治科学の分野から出される。そのため、用意された授業も社会科学系に偏っている。
【Summer Institute on Sexuality, Society and Culture (University of Amsterdam) セ 大学院レベルでの単位移行が可能 オランダ アムステルダム】
http://www.ishss.uva.nl/SummerInstitute/index.html
4週間に渡ってセクシュアリティに関する授業を英語で受ける、インテンシブなサマーコース。様々な教員とゲスト講師による講義を受け、単位が欲しい者は更にファイナル・レポートを提出して修了となる。また、4週間のうち2週間は午後のクラスが選択制となっており、授業を受けたい者は授業を、セミナーで論文指導を受けたい者はセミナーを受講する。「理論を実践すること、実践を理論化すること」などの刺激的な授業がある。また、必ず在籍する大学に単位移行について問い合わせることを勧める。
【Gender, Sexualities and Ethnic Studies (University of East London) 修士号(MA) イギリス ロンドン】
http://www.uel.ac.uk/programmes/ssmcs/postgraduate/gendersexualityethnic.htm
リサーチ、理論などの訓練と同時に、学生が「反–差別/機会均等」が掲げられる今日の社会に対応できるような教育をする。特に NGO などの団体で活動している人にとって、民族間、国家間そして宗教間の争いと、そのような社会が女性・男性に与える影響を理解するための知識を身につけることの重要性を強調している。