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ひとつぶのタネコミュの愛のサンタクロス様

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愛のサンタクロス様 ?

シンシンと、雪の降る夜、真っ暗闇の中を、赤い鼻のトナカイの引く
     ソリに乗って、サンタクロス様は、わが子の元へ参られます。

シャンシャン シャンシャンと鳴り響く鈴の音と共に、地上に降り立ちました。

サンタクロス様の右手には一本の杖、お顔には真っ白な髭、
    背負っている真っ白な袋の中には、光輝くプレゼントが一杯です。

時刻は、午前零時、サンタクロス様は、
        「今日は、この家からにしょう。」と   
 まだ窓から灯りが洩れている一軒の家の煙突から中に入っていきました。


家の中では、まだ生まれて間もない 赤ちゃんに、
   若い お母さんが お乳をあげている ところでした。

若いお母さんは、サンタクロス様を見るなり悲しそうな顔をして訴えました。

「ああ、あなた様はサンタクロス様、サンタクロス様は、何でも願いを
   叶えて下さると聞いています。どうか、私の願いを叶えてください。

   私は、この子が生まれてからというもの、
           exclamation & question 全く自由な時間が なくなってしまったのです.

   お腹が空いたといっては 泣き、眠たいといっては 泣き、
    オムツが ぬれたといっては 泣き、私は 休むまもなくこうして、

   夜中も何度も起きて、この子の世話を しなくてはならないのです。
   プレゼント もう、どうにかなりそうです。私に、自由な時間をください。」


それを 黙って聞いておられたサンタクロス様は、にっこりと微笑んで、

  「君の願いが叶うように、このプレゼントを おいていこう。」と
       大きな袋の中から、一つのプレゼントの箱を手渡されると、
                また煙突から外へと帰って行かれました。


若いお母さんは、すぐにプレゼントの箱を ひらいてみました。すると
箱の中から、キラキラの光りと共に、サンタクロス様の声が聞こえてきました。

「君の求めている自由は、本当は 心の自由だね。
   揺れるハート君は今、赤ちゃんが いるから不自由なのでは ないよ。
             君が 具えてる知恵が 不自由なんだよ。ハート達(複数ハート)

君は今、赤ちゃんを自分で産んで、自分で育てていると思っているだろう。

本当は、神様がこの子を授けて下さり、神通力で生誕させて下さり、
 光を与えて、水を与えて、空気を与えて、この子を育ててあげているんだ。

     ハート達(複数ハート)全部、自然の知恵、力に よるものなんだよ。ハート達(複数ハート)

そして君は、赤ちゃんに、真っ白な お乳をあげている。

     この お乳も自然の恵みなんだよ。

赤ちゃんは無条件に、かわいいでしょう。命が汚れていないからだよ。

 命が光り放っているから、親のほうが赤ちゃんから、安らぎを頂くんだよ。

   赤ちゃんから、愛の心を 育ててもらっているんだよ。

さあ肩の力を抜いて、心を空っぽにして、
   赤ちゃんから放たれている命の光りを頂いてごらんなさい。

身も心も、ポカポカに満たされて、幸せな心になるよ。
 この心こそ、君の求めている、本当の自由なんだよ。幸せな心なんだよ。」

「私が育てているという心が あったから苦しかったのですね。
  ハート達(複数ハート) この子を、神様より授かって、育てさせて頂いているんですね。

自然の知恵力が、この子を 育ててくれているんですね。
  むかっ(怒り)私が、この子から、育てて貰って いるんんですね。そう思うと、

この子が今、ここに いることだけでも、尊い事なんですね。泣くことも、
  お乳が出ることも、おしっこが出ることも、当たり前ではないんですね。
   とても 有り難い事なんですね。」そういって、若いお母さんは、

    いとおしそうに赤ちゃんを ぎゅっと抱きしめました。

コメント(1)

愛のサンタクロス様 ?

サンタクロス様は、次に、赤い屋根の家の煙突から入って行きました。

中に入ると、子供部屋のほうから、すすり泣く声が聞こえてきました。

声の方へ近づいて行くと、数日前に、
        母親を病気で亡くしたばかりの7歳の女の子でした。

「さみしいよ、さみしいよ、お母さんに会いたいよ、
 お母さんの所に行きたいよ。」と女の子はしくしくと泣くばかりでした。

サンタクロス様は、女の子の元へと近づき、大きな袋から、
  赤いリボンがかかった大きな箱を取り出し手、女の子に渡しました。

にっこりと、満面の笑みで微笑まれタサンタクロス様は、
  「メリークリスマス」と一言残して、また 煙突から帰っていきました。


      女の子は涙を拭いて、箱を開きました。

すると中から、光りと共に、サンタクロス様の優しい声が聞こえてきました。

「君のお母さんの身体は、もう亡くなられたけれど、心は亡くなっていないよ。
    お母さんと、呼んでごらん。きっと君のすぐ側に いるよ。」


「お母さん。」 女の子は呼んでみました。
      「ハーイ」 かすかに声が聞こえたような気がして、

女の子はもう一回、大きな声で呼んでみました。
         「お母さん。」 「ハーイ、ここにおりますよ。」

今度は、お母さんの元気だった頃の笑顔と共に、
       はっきりと心に感じることが出来ました。

   女の子は うれしくて、涙が溢れ、止まりませんでした。

「サンタクロスさん、ありがとう。」と女の子は、喜びで一杯になりました。

「お母さんはいつも 君の側にいるんだよ。それから もう一つ 、いいことを   教えてあげよう。君は、君の、お父さんとお母桟のもとに生まれたね。

でも、お父さんとお母さんが君の身体や、手足や、目や耳を作ったのかな?
   君の命を作ったのかな? 命と身体には、創造主様という、

本当の親様が いるんだよ。それが、私なんだよ。
   君の命は 分けみたま といって、私の命を分けてあげた命なんだ。

  だから、自分と同じ命だから、私には、
      君の心のことが手に取るように わかるんだ。

        喜びも、悲しみも、苦しみもね。

いつも私は、君の心の中にいて、君が呼んでくれれば、
    いつでも智慧を分けてあげて、君が幸せになれるように、
    導いてあげるんだよ。だから、何も心配しなくてもいいんだよ。」


     「でも、私には、サンタクロス様が見えません。」

  「見えなくてもいいんだよ、今、君の心の中はどんな感じかな?」

「ハイ、サンタクロス様の声が聞こえてから ずっと、
              心に光がともったように暖かいです。」

「そうだよ、それでいいんだよ。私の命は光りなんだよ。
   だからいつも、心に光りをともしていればいいんだよ。
             いつも、私と一緒と いうことなんだよ。」

「そうなんですね、わたし、これからも、このポカポカで、
       懐かしい気持のする この心を亡くさないようにします」

  「そうだね、それが君にとって、一番しあわせなことなんだよ。」

その言葉が終ると、部屋いっぱいに広がってた光りと共に、
                    箱は閉じてしまいました。

  でも、女の子の心は、暖かい心の光りが
      いつまでも いつまでも 消えることはありませんでした。


さて、女の子の家を出たサンタクロス様は、どこにいかれたのでしょう。

   ああ いらっしゃいました。 あの家この家、あの人この人と、
    サンタクロスさまの愛を運ぶお仕事は、休みなく続きます。

 困っている人や、悩んでる人を見ると放っておくこと出来ない、
  愛の深いサンタクロス様は、1年365日、今この瞬間も、
   世界人類救済のために飛び回っておられます。

私たちも、自分の心にいつも いてくださり、光りを灯してくださる
、創造主サンタクロス様に、感謝の心を持って、クリスマスを 
      お迎えさせていただきましょう。         

                            おしまいハート達(複数ハート)    

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