ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

極短編・携帯小説を書くコミュのAnswer to Merry Christmas

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
「寒っ…」
有名な待ち合わせスポットはカップルばかりで、私は少し肩身が狭い思いをした。
「なんでこんな場所で待ち合わせかなぁ」
独り愚痴り、少しでも寒さから逃げるため、ビルの凹みに身を隠す。
ショーウィンドーでは、マネキンの家族が団欒をしていた。
ママのマネキンが座るロッキンチェアを見てたら、ふと、あの日を思い出した。

『こんな椅子に座ってさ、編み物とかするの。で、暖炉があってさ…』

はしゃぐ私の隣で、ただ貴方は笑っていた。
その笑顔の裏で、あんなこと考えてるなんて思いもよらなかった。
半同棲のちょっと手前みたいな生活。
あのイヴの夜も、貴方の部屋で、御馳走とまではいかないけど、それなりに気合いを入れて夕食を作ってた。
貴方は、大きな荷物を抱えて帰って来て、いったい何を買って来たかと思えば…。

あの日、部屋を染める蝋燭を見つめながら、貴方が流した涙は、何だったの?
『離れない』って言ったのに、離れ々れになってしまったのはなぜ?

答えがでないまま月日は過ぎて、私はあれから恋をしていない。
「アヤ、お待たせ」
「エミ!遅い!」
今年も親友のエミと、楽しいクリスマスを過ごしますか(笑)

コメント(1)

B'z『いつかのメリークリスマス』の女性側の視点に立ってみました。

いつかのメリークリスマスの収録されているミニアルバムのストーリーに沿って、女性視点の小説か歌を書いてみたいなぁとは思ってましたが、今回初めて形にしてみました。
なんとか1000文字でそれなりに形になりましたかね?

ちなみに、タイトルの英語表記が、文法的に自信ありません( ̄▽ ̄;)

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

極短編・携帯小説を書く 更新情報

極短編・携帯小説を書くのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング