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◆ ユニバーサルデザイン ◆コミュの新型・・屋内専用点字ブロック

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 皆さん、こんにちは。ピノキコと申します。
今日は、友人が4年間の研究を経て開発した新型の屋内専用点字ブロックを、紹介させてください。
商品には「UD FLOOR(ユーディーフロアー)」と「ESCOTT(エスコット)」という2種類あります。株式会社クワハタデザインオフィスが開発した、視覚障害者の誘導支援ツールです!
この秋、本格的に発売されます。
 私は全盲の視覚障害者で、開発者の桑波田さんの友人です。検証会に何度も参加し、新製品の有効性を実体験しています。
 JIS型の点字ブロックは、特に駅ホームの端や交差点など屋外の多くの地点で、その有用性が既に実証されています。
しかし、ご承知の通り、この点字ブロックの突起の高さが、しばしば、高齢者や車いす使用者、ベビーカー使用者といった視覚障害者以外の歩行者にとって大きなバリアになっています。
JISの規定では、点字ブロックの高さは足裏(靴底)で検知しやすくするために、5?でなければならないと定められています。一方で、段差を2.4?以下にしないと高齢者等の躓きは防げないとする研究があります。
そこで、より多くの人々の安全を考えた場合、施設の屋内設計に際して、足の不自由な人々の事故や、キャスター付きベッド、車椅子その他のカート類ががたつくトラブルを避けるために、点字ブロックの導入には慎重にならざるを得ず、結果として、視覚障害者が屋内を単独で歩く際の誘導支援は現在もあまり進んでいないのが実情です。
 さて、クワハタデザインオフィスの開発した「UDフロアー」及び「エスコット」は、これらの問題を解消するだけでなく、顧客のニーズに応じて、カラーバリエーションも豊富なデザインとして各施設に取り込める、画期的な商品だと思います。
「UDフロアー」と「エスコット」は、どちらも足裏ではなく主に白杖で検知するように作られています。
詳細な実験を重ねた結果、床面からたった1?高い段差でも、白杖でならば充分に検知できることがわかりました。
バリアフリー新法を遵守して、誘導用線状タイルと警告用点状タイルを既存の点字ブロックと同じ構成で製作していますので、視覚障害者が戸惑う心配もありません。
また、これらのタイルの上を車椅子やベビーカーが通る際、不快感を感じることはほとんどないことも検証されています。
 詳しくは以下のブログをご覧ください。
http://kuwahata.blog.fc2.com/blog-entry-5.html
屋外で視覚障害者の安全のために点字ブロックを敷設すべき所は、まだたくさんあるでしょう。
クワハタデザインオフィスの製品は、視覚障害者が屋内をもっと自由に歩くための支援をすると同時に、できるだけ多くの人が安全で快適に屋内を移動できるように工夫されていると思います。
皆さんにご興味をお持ちいただき、屋内の色々な場所でご使用いただきたいと願っています。
 長文にて失礼しました。



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