沼田陽一コミュの全国の学習塾では、いまだ現役の沼田陽一！

残念ながら、沼田陽一の著書は現在全てが絶版となり、新たな読者を得にくい状況が続いております。　
　
ただ、実はそんな中でも唯一希望が残されております。　
それは著書の一部が「学習教材」に採用されて、もう十数年に渡って全国の小学生の目に触れ続けているということです。　
　
最初に沼田陽一の作品が教材化されたのは、他界後の直後のことでした。　
　
それから、他の各社からも申し込みが続き、現在に至っています。　
　
なぜ、沼田陽一の作品が教材としてもてはやされるようになったのでしょう？　
　
亡くなった人の方が権利料が安いから？　
そう思いましたが、そういうことではないようです。　
存命の作家は、自分の作品を国語の問題として分解されたとき、　
自分の意図と違うとしてクレームをつけられる場合がかなりあり、　
最初から作品使用を断られるケースも多いそうなのです。　
　
また、どんな有名な作家であっても、小学生の国語教材に選ばれるには　
それに見合った作品でなければなりません。　
　
その点、沼田陽一の作品は、犬がテーマという事で小学生には親しみやすく、　
問題も作りやすく、なおかつしっかりした文章で書かれているから申し分ないわけなのです。　　

　
進学教室ＳＡＰＩＸ小学部　
　
みくに出版　
　
文理　
　
四谷大塚　
　
ベネッセ・コーポレーション　
　

今現在、こちらの各社の教材に載せていただき、その教材が全国の学習塾から子供たちの手に渡っております。　
　
そんな子供たちの中から新たな読者が生まれ、沼田陽一の作品が読み継がれることを願ってやみません。　
　
お近くに学習塾に通うお子さんがいらしたら、是非その教材に注目してみてください。