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リレー小説 〜ライトノベル〜コミュの改造人間

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灰色の天井に蛍光灯がちかちかと点滅している
「」
光を手でさえぎろうとおもったが、その手からしてうごかない
体全体が重かった、自分の物じゃないみたいだ

「…おはよう、気分はどう?」

だれかの声が聞こえても姿はみえなかった
だって首すら動かせないのだ
起き上がることなんてとうてい出来そうにない

「もしもーし?」

視界の隅から顔がにょきっと生えてきた
声の主(…たぶん女性)は眼鏡をしているようだ、それ以上は逆光でよくわからない

「聞こえてますよ、口以外まともにうごかせないけど…」
なんとか口は動かせるみたいだ

「え?あれー」

首はいちど引っ込み、指でなにかをたたく音が聞こえてくる

「ごめん、ごめん、これでどう?」

体に力をこめる、するとこんどはすんなりと起き上がれた
ベッドの脇にはおおきなパソコンが置いてある
その向こう側に白衣を着た女の人が立っていた
黒斑の眼鏡にポニーテール
はじめてみる顔なのに、不思議となつかしさをおぼえるのはどうしてだろうか

「あらためておはよ、どんな感じ?」

「なんか変です、自分の体じゃないみたいだ」

手も足も自分のものだとは信じられないぐらいよそよそしい感じがする
するとなにがおかしいのか彼女はくすっとわらって言った

コメント(1)

「あなたは選ばれたのよ。我がシュバルツ財団にね」
「えええっ、どういうことですか?!」
僕は聞き返していた。そして、起き上がろうとした瞬間、僕は自分の身体がメタリックブルーに輝いているのを発見した。
「一体、あなたは僕の身体に何をしたっ!」
彼女は妖艶な笑みを浮かべた。そして一言こう言った。
「あなたを改造したのよ」
唖然としている僕を尻目に彼女は得意そうに話を続ける。
「今、世界は欧州危機をはじめ、混乱の極みにあるわ。今、世界を救うヒーローが必要なの。それがあなた。私はあなたのことを「超人W」と呼んでいるけどね……」
僕は彼女の話が分からなくなってきた。清楚な、知的美人なのに、恐ろしいことを言っている……。「世界を救うヒーロー?」「超人W?」この人は一体……?
「……あなたのスペックを次に話すわ。えっーとね……」
女性は機器類をあさり始めた。何やら、分析しているようだ。
僕は怒鳴った。
「一体あなた方は何が目的なんです?! そしてあなたの名前は???」
(続く)

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