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史跡コミュの三本柿

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 富山県黒部市三日市3259ー2

 1955年07月11日、黒部市が史跡に指定。

 被子植物門双子葉植物綱ツツジ目カキノキ科 Diospyros kaki

 https://www.google.com/maps/@36.8731742,137.446901,20z
 https://www.google.com/maps/@36.8735282,137.4444032,19z

 市姫通りに面して石の玉垣で囲まれて立つ柿の老樹です。樹齢170年以上と推定され、幹回り1.6m・樹高約16mで、地上約3m地点から二本の太い幹に分かれています。 
 伝承によると、承元元(1207)年に親鸞が越後国府へ流罪になる際に桜井庄三日市の辻源左エ門時国の家で宿泊して宣撫工作を行いました。隣家の経田屋太兵衛の老母も襖の外で聴聞していましたが、翌朝、親鸞は経田屋へ赴いて串柿でもてなされました。この時、親鸞は賞味した柿の種を炉の中に入れ、半焼きになった串柿の種三個を庭に植えましたが、翌朝、この種が芽を吹き出したため、三日市の人々はこれを三本柿と呼び、念仏の功徳の偉大さを示すものとして大切にしました。
 その後、辻源左エ門は堂を建てて辻道場を設け、これが現在の浄土真宗大谷派辻徳法寺になっています。
 現在の老樹は、その親木の芽生えが成長したもので、昭和31(1956)年には玉垣が奉納され、俳人五十嵐播水(イガラシバンスイ;1899〜2000)の「仏恩の 柿の茂りと 見上げたり」の句碑も建てられました。
 また、この柿の種には焼いた様な黒い斑(マダラ)があるのが特徴で、親鸞の故事を伝える残滓(ザンシ)だとされています。
 辻徳法寺の山門脇にも一本が移植されています。

コメント(3)

 8月18日水曜日に訪れました。
 辻徳法寺の方です。

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