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戦史研究室コミュの常設国連軍と戦争の違法化について。

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 私は将来的には戦争は国連憲章によって違法化されることを望んでいます。
 全ての戦争が違法になった場合、全ての核戦力と圧倒的な軍事力を有する制裁機関としての常設国連軍設置が必須条件だと思いますが、常設国連軍設置の指針とその実現可能性について論じましょう。

コメント(11)

>なおき様

トピ立てありがとうございます。

常設国連軍ということで連想するのは「沈黙の艦隊」のシチュエーションでしょうか(w。
今はその程度ですが、ここで、いろいろ勉強したいと思います。
常設国連軍が設置されなければ安保理決議なども強制力を失い、大国の単独行動を惹起する恐れがあると思います。
しかし、常設国連軍を実施する場合に、それをどうやって大国の軍隊と切り離すのか、と言う問題があると思います。
加盟国は軍を提供するのか、それとも資金を拠出して国連が独自に軍事力を整備するのか。
いずれにせよ、それらの国連軍は平常何処に駐屯するのか。
など、様々な問題があり、司令官人事なども紛糾すると思います。
各国から例えば退役将校或いは予備将校を集めて編成するにしても、様々な民族、言語をどう統一し、運用するのか。
兵器体系も、大国のそれに依存しているようでは十分な制裁装置として力を発揮する事は出来ず、国連独自の兵器開発を行うにしても、莫大な資金、人材、時間が必要になってくるでしょう。
国連が独自の制裁装置を持つ、と言う事は米国等の単独制裁を禁じる方向に動くかもしれませんが、その国連軍を米国が掌握してしまったのでは米国の行動を抑止するどころかより活発にさせてしまう事になるでしょう。
国連常設軍というのは必要だと思いますが、実現はかなり難しいでしょう。
私も猿まじさんと概ね同意見です。世界一の軍事大国アメリカが欲しいのは大義名分。イラク戦争などでも国連のお墨付きが欲しくて、結局待ちきれなかったわけですが、このような国連軍ができれば、おそらくその中核となるであろうアメリカのやりたい放題になることは明白です(今でもそうだけど)。だいたい国連という国の国民がいるわけじゃありませんから。
世界に国家というものが存在する以上、政治的解決の一手段である戦争は永久になくならないでしょう。世の中なかなか理想通りにはいかないもんです。
人間は「国家」という単位こどとにまとまり、政治を行い外交、戦争を行います。
本来、個人が持っている自己防衛の権利の一部を国家という機関に
預けてその権利(軍事力)を行使しているわけです。

その国家が集まって国連ができているのでは、軍事力を各「国家」とは
別個に揃えて運用することに多大な困難があるでしょう。

かつては日本も、地方ごとに小さな国々に別れて天下の号令することを
求めて戦国時代を戦った過去がありますが、現在は一つにまとまっています。

今度は地球として一つになるための時代を創っていくということになる
のでしょうが、これには世界全体の人々が死に絶えるほどの争いをしなければならないことになるのか?あるいは人類の叡智が、互いに歩み寄り権利の一部を「地球連邦」に譲渡して血を流すことなく一つにまとまってゆくのか?

常設国連軍への道は「地球連邦」への道の第一歩となるでしょう。
いい方法があれば、とっくに実現しているわけで、ないからこそ、いまだに議論の種になるのでしょう。そして、国連軍創設の方法よりも、国連軍は果たして必要なのか、が改めて問われていますね。

明治政府発足後、薩長土肥の藩兵の寄せ集めという形で日本陸軍が創設されました。明治陸軍の忠誠の対象として大元帥(天皇)が誕生し、将兵と出身藩を切り離す作業が続けられましたが、国内の反乱、特に西南戦争では「薩摩こそが、我らの国」と、陸軍内は分裂しました。結局、薩摩を打倒することで明治陸軍は国軍として確立しました。
国連軍が創設されたとしても、様々な紆余曲折が待ちかまえているでしょう。
ナショナリズムとグローバリズムの相克がその問題となるであろうことは
大きな問題ですね。

常設国連軍の最初の戦争は地域ナショナリズムとの「西南戦争」に
なるということでしょうか。
国連軍を作るためには「地球連邦」が成立していることが大前提であるという点に賛成です。

そして、現在は時期尚早であると考えます。

理由は下記のとおりです。

(1)連邦制という一種の国家連合を作るためには、ある程度の文化的・経済的一体性が必要である。
(2)経済的一体性はともかくとして、2006年現在では国家間の文化的な一体性がない。

(1)について
   日本の戦国時代を考えると、全国統一のまえに経済的な
  一体化が相当すすんでいます。戦国時代は村ごとの自給自足
  生活から、金という物が生まれて、流通網が発達し、当然
  文化交流も進んだ。
   国ごとに分かれているという状態が、関所の乱立を生んで
  流通網を阻害し、そのために国家統合が必要になる。
   こういう流れにのって織田信長という人物が出てくるの
  ですが、現在の地球はブロックごとの地域的経済統合が
  進行している段階で、地球規模での経済統合が進んでいる
  とは必ずしもいえない。

(2)について
   現在、世界基準になりそうなのはアメリカ的大衆消費
  社会文化でしょう。貴族制度の国、封建制の国なんてのは
  時代遅れである。
   しかし、そういう社会文化を維持できているのは今の
  ところ先進国だけであり、多数派である発展途上国には
  大衆消費社会を造るだけの経済的・文化的基盤が無い。
   このような理由で、地球的な文化的一体化が進むのは、
  発展途上国の経済的基盤が確立した後ということになる。

常設国連軍を作る以前に、南北格差の解消が必要だと考えます。
地球連邦制を作るためには歴史と文化と宗教これらを乗り越えない限りは無理だと思います。
 日本人みたいに機会主義のようなうまく他の文化や宗教。経済システムを運用できれば別だと思いますが・・・・。
 戦争を違法化についてですが違法化した後の世界の、どこかの国が戦争行為をした場合、違法の認定をする機関(国連?地球連邦議会?)は恐ろしく巨大な権力機構でそのほうが危険な気がするのは私だけでしょうか?
 どうなのだろうか。。。

 国連という中央集権システムはまた、共産主義の二の前になるのがオチというリスクを背負う。

 南米においては、行われているというマンハントは政府軍が中心になりインディオの村を襲う図式を取るという。これを国連軍に当てはめることは可能である。

 つまり、国連軍が中央派閥の権益に従い地方に軍事活動をしかける。実際、中国がチベットにしかけたような事柄が国連軍の名でなされた時、歯止めが利かなくなる。

 実際、ベトナム戦争、アフガン戦争、イラク戦争は似たような、つまり中央(アメリカ、旧ソ連)から見て都合の良い大義名分でなされた。

 以上より、国連軍はまかり間違うと最悪の独裁システムになるリスクを感じるのだが...

 国連軍がもし必要とするならば、超大国アメリカ、中国に対するけん制という意味でしか存在価値を見出せない。
つまりアメリカ軍よりも強力な国連軍が創られなければならないということ、そんなことが可能でしょうか? アメリカがそれを許すでしょうか?
今の世の中は、世界一の軍事力を持つアメリカの都合で戦争が起きているのが現状、他にも紛争地域はたくさんあります。
こんな夢みたいな考えは平和な日本にいるからこそ、という感じがしますが・・・。
 ガッチャマン的世界観、いやガンダムでも良いだろうか。。。日本人的という気もする。時代劇の水戸黄門のワールドワイド版という気もする。黄門の印籠を国連軍とすれば同じ図式だろうか。ここには勧善懲悪という気がする。

 さて、深読みするとアメリカは大歓迎だろう。国連軍のもとに軍事費を各国から徴収してなおかつ指揮系統をアメリカで押さえるというシナリオを彼らは描くので許すも何もないという気がする。

 大事なのはアメリカを支配する軍事産業、石油メジャー、ユダヤ資本の3勢力が喜ぶ形態をとるかどうかではないかな。

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