ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

加藤泰コミュの雑談トピ

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
あえて新たにトピを立てるまでもない話題については、こちらにどうぞ。
加藤泰に関係していると思われる話題であれば(たとえ直接的な関係でなくとも)、何でも結構です。

コメント(12)

ずいぶん前にNHK−BSで放送されてヴィデオ録画してあった「緋ざくら大名」、本日観ました。

押し付けられた縁談に反発して家出したお姫様。
お姫様の知らぬところで着々と進められる藩内抗争。
お姫様を助ける浪人、実は名家の次男坊。

明朗時代劇の要素がいくつも盛り込まれた典型的な娯楽作。
橋蔵と大川恵子という美男美女コンビですから、愉しいの何のって、文句なしです。
加藤泰のフィルモグラフィの中でも、幸福さという点ではピカイチかも知れません。
『緋ざくら大名』、恥ずかしながら未見でございます。
いつの日か“幸福”のお零れにあずかりたいと願っております。

あ〜、観たいなあ!
『緋ざくら大名』、わたしも録画したものを、まだ観てないです!

侘助さんの書き込みで、すごく観たくなりましたね。
Qfwfqさん、すみません・・・・
権俵さん、
ぜひご覧になって、感想を書き込んでください。
上映情報のトピにもあったフィルムセンターでの加藤作品上映、一昨日の日曜、地下小ホールにて開催中の市川右太衛門特集で
「浪人八景」
を観てきました。

冒頭、富士山を望む東海道筋で、ポニーテールの浪人姿の右太衛門が、長谷川裕見子演じる腰元ふうの女性に、箱根の関所をスムーズに越えるため、一時的に夫婦のふりをしてほしいと頼まれます。この申し出を承諾した右太衛門は、旅の途中でさらに知り合った堺駿二や藤田進を連れ立って江戸に向かうのですが、長谷川は加賀邦男率いる侍の一団に命を狙われており、藤田や堺の力を借りながら、右太衛門が長谷川を守る旅にもなってゆきます。
擬似夫婦として旅を進めるうち、肉体関係こそ結ばないものの、右太衛門と長谷川の間にはほのかな恋情が芽生えていることを観客も共有できるのですが、右太衛門は、自分には意中のお姫様がいるのだと告白し、長谷川との関係が深入りすることを自制するのです。
加賀らに命を狙われていることから、長谷川のほうにも複雑な事情があるようで、江戸入り寸前のところで長谷川は右太衛門とは別れて単独行動を始めます。雨の朝、右太衛門には告げずに宿を発とうとする長谷川に対し、そんな様子をしっかり察知した右太衛門が見送る場面は、男女の艶っぽい駆け引きになると映画が輝き出す加藤作品の真骨頂です。
さて江戸入りした右太衛門、堺、藤田の3人は、堺の根城である長屋に転がり込むのですが、堺が行きつけの小料理屋の女将・勝浦千浪は早速右太衛門にぞっこんになりアプローチを始め、勝浦の口利きで大和郡山藩に仕官の話もくるのですが、この郡山藩ではお家騒動が持ち上がっており、それに長谷川や加賀も絡んでいることが次第に明らかになります。
このお家騒動とは、死に瀕した藩主の跡目として、弟・里見浩太朗を押す家老・志村喬の一派(長谷川もこの一派)と、藩主の叔父・徳大寺伸を押す進藤英太郎の一派(加賀は進藤の手先)の対立であり、この両派にとって切り札となるのが、藩主に嫁ぐ予定の姫様・雪代敬子なのです。
そして、観客の誰もが想像できるように、右太衛門が意中の人と宣言していた姫様こそ、雪代その人なのであり、右太衛門は雪代姫を守るために、このお家騒動に積極的に関与することになるのです。
右太衛門が勝浦の口利きで進藤による仕官の面接を受けながら、これをきっぱり断った帰り道、春雨が降る中で勝浦が擦り寄ってくるのを、右太衛門が踊りのような身のこなしで躱してゆく芝居が、実に艶っぽくて加藤らしい輝きを放つのですが、その直後、加賀たち一団が襲ってきて繰り広げられる番傘を片手に持った右太衛門の殺陣が素晴らしく、千恵蔵や錦之助のようなリアルな殺陣とは対照的な、踊りの型のように流麗な右太衛門らしい殺陣の美しさに酔うことができるのですが、それも、ロングショットを巧みに利用しながらリズミカルな編集術を駆使する加藤らしい繊細な演出があってこそのことなのです。
お話のほうは、痛快娯楽時代劇のお約束に従ったご都合主義に則った代物だと言うことができるできるでしょうが、加藤の的確極まりないカット割りによって、わたくしたち観客を心地よく乗せてしまいます。
特に、雪代姫と右太衛門が再会して、姫が右太衛門への想いを断ち切って郡山藩に輿入れしようと決意した時の光景を回想する場面は、ホリゾント・バックを夕焼けで真っ赤に染めて、その前に立つ右太衛門をシルエットにして顔の表情を隠す一方、画面手前に置いた雪代姫には明るい照明を当てた上、彼女を移動車に乗せ、キャメラのドリーと雪代姫の移動を巧みに組み合わせながら二人の心理的距離を見事に表象してみせるのであり、ここでもまた男女の艶っぽい絡みが映画を輝かせる加藤作品の典型例を形成するのでした。
ラスト、藤田や長屋の仲間・千秋実が晴れて郡山藩への仕官を果たす一方、お家騒動を見事に収拾した右太衛門は一人で東海道を下ろうとすると、彼の行き先を察知した長谷川が箱根の関所で難儀しているところに遭遇し、往路と同様に夫婦のふりをすることによって関所を難なく通過する場面の幸福なるわざとらしさの中で、まさに明朗痛快娯楽時代劇の愉しさに頬を弛ませながら、わたくしたちは劇場をあとにすることができるのでした。
昨日、松竹を定年退職された宣伝マンが自費出版本を発刊された記念パーティーに行った際、加藤泰にまつわる方からお話を聞くチャンスがありました。

元美術監督の森田郷平さんは、「みな殺しの霊歌」「人生劇場」「宮本武蔵」の3本を手懸けた体験から、加藤組は要求が多くてキツイ仕事だったけど、現場の加藤さんの熱意がスタッフ全員に浸透していたので、予算の割りにはそれ以上に見せる仕事ができた、と述懐されてました。
松竹における加藤組を手懸けたキャメラマン丸山恵司さんがご存命中は、年に1〜2度、加藤組メンバー(松竹に限らず、東映京都のメンバーも含む)がイマジカで加藤作品を観る会というのを開いていたそうですが、幹事役の丸山さんが亡くなってから、やらなくなったと寂しそうに仰っていました。

元松竹プロデューサーの織田明さんからは、三島由紀夫・原案、美輪明宏・主演、加藤泰・脚本、深作欣二・監督という企画が脚本の完成まで行きながら、深作が脚本を気に入らずポシャったという話をお聞きしました。加藤脚本、深作演出、観たかった!
↑ の企画、やっぱり1968年頃の企画でしょうな。

あっという間に70年代には凡てが巨匠になっていきましたから。

観たかった!異議なぁし!
北京波さん
時期のことは詳しくお聞きしなかったですが、まだ三島も存命の頃のようでしたから、68年頃だろうと思います。
《錦之助映画祭り 時代劇の至宝☆中村錦之助=萬屋錦之介》


「沓掛時次郎 遊侠一匹」1966年/東映/カラー/90分
監督:加藤泰 原作:長谷川伸 脚本:鈴木尚之、掛札昌裕 撮影:古谷伸 音楽:斎藤一郎
出演:中村錦之助、池内淳子、渥美清、東千代之介、中村信二郎(二代目錦之助)、弓恵子、三原葉子、清川虹子

渥美清さん流石の口上メガホン思いかけず早めの退場表情(びっくり)あせあせ(飛び散る汗)
ローアングルの加藤泰監督の真骨頂カチンコ
やむにやまれぬやくざの仁義で斬った男の女房と子供の世話をし、故郷沓掛を目指す雷

ラピュタ阿佐ヶ谷

SHIBUYA TSUTAYA(VHS)
「宮本武蔵」1973年/松竹/カラー/148分
■第一部「関ヶ原より一乗寺下り松」
■第二部「柳生の里より巌流島」
監督:加藤泰 原作:吉川英治 脚本:野村芳太郎、山下清泉(ジェームス三木) 撮影:丸山恵司 音楽:鏑木創
出演:高橋英樹、田宮二郎、倍賞美津子、松坂慶子、任田順好、フランキー堺、笠智衆、細川俊之、木村俊恵、加藤武、加藤嘉、穂積隆信、戸浦六宏、有島一郎、浜畑賢吉、仁科明子

こちらは吉川英治版の武蔵だが「けんかえれじい」から抜き出てきたような武蔵像雷田宮小次郎は一番クールでニヒルな小次郎かウインク五部作を一気に2時間半にまとめた感じなのに内田監督が番外編「真剣勝負」で描いた鎖鎌の宍戸梅軒(戸浦さん)との戦いもちゃんとあったりする⚔
気が弱くどうしようもないダメ男の又八がフランキーさんだからどこかお人好しにも見えてきて憎めない電球加藤監督はどうやらお通さんより倍賞さんの朱実や任田さんのオババに肩入れしてるんだけどヒロイン然としたこの頃の松坂さんは美しいハート(矢)沢庵和尚はまさに御前様だ(笑)

──────────

GEO名張店(DVD)

「人生劇場 青春篇・愛慾篇・残俠篇」1972年/松竹/カラー/167分
監督・脚本:加藤泰 原作:尾崎士郎 製作:三嶋与四治、野村芳太郎 脚本:野村芳太郎、三村晴彦 撮影:丸山恵司 音楽:鏑木創 主題歌:美空ひばり『人生劇場』
出演:竹脇無我、田宮二郎、香山美子、倍賞美津子、高橋英樹、渡哲也、森繁久彌、笠智衆、伴淳三郎、任田順好、田中春男、汐路章、萩本欽一、坂上二郎、菅井きん、穂高稔

加藤泰監督は内田吐夢監督が手掛けた作品「人生劇場」「宮本武蔵」と挑む訳ですがどちらも何部作にも渡る作品を一本にまとめちゃうという離れ業メガホンこちらは一応原作に沿って青成瓢吉を軸に話は進むのですが吉良常や飛車角、宮川のほうがやはり魅力的なのですよねぴかぴか(新しい)
役者陣も加藤組お馴染みのメンツですカチンコ


脚本作品ペン

当初2020年5/22に #岡田准一 主演「#燃えよ剣」が公開される予定だったのでその前に #土方歳三 といえばこの人とばかりにTVシリーズ『新選組血風録』や『新選組』そして映画「燃えよ剣」(のちにTVシリーズ化)で土方歳三を演じた #栗塚旭 さんのほうを疎開先の鹿児島にてDVD鑑賞DVD


「燃えよ剣」1966年/松竹/白黒/90分
監督:市村泰一 脚本:加藤泰、森崎東、長谷部利朗 原作:司馬遼太郎 撮影:酒井忠 音楽:渡辺岳夫 殺陣:二階堂武
出演:栗塚旭、和崎俊也、小林哲子、石倉英彦、内田良平、高宮敬二、戸上城太郎、天津敏

血気盛んなバラガキだった土方歳三の半生を新選組結成前から池田屋事件まで一気に描くカチンコ
主演は土方歳三といえば栗塚旭と言われるほどに一時代を築いた栗塚旭さん雷
岡田准一版はかなりストイックな土方像だったけどこちらはかなりギラギラしてるぴかぴか(新しい)晴れぴかぴか(新しい)

#司馬遼太郎 #加藤泰 #森崎東

栗塚旭さんとは何か京都に映画を観に行くとたまに映画館で顔を合わせるんですよね(笑)あせあせ


ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

加藤泰 更新情報

加藤泰のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング