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football is coming homeコミュの【最高峰の】 UEFA CHAMPIONS LEAGUE 【大舞台】

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欧州クラブシーンにおける最も権威ある国際大会であり、各国リーグ戦の上位クラブが総登場する世界最高峰の戦いUEFAチャンピオンズリーグを語ろう。
勝ち上がるごとにクラブには莫大な収益がもたらされ、優勝クラブは名実共に欧州一の称号を得られることから、自国のリーグ戦よりもこちらで勝つことを優先しているクラブも数多い。

UEFAヨーロッパリーグの話題もこのトピで

UEFA公式ホームページ
http://jp.uefa.com/

UEFA CHAMPIONS LEAGUEの歴史
http://www.oleole.jp/uefa/competitions/uefachampionsleague/history/ehi2.html

2010−2011 UEFA CHAMPIONS LEAGUE
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=55878435&comm_id=3899107

チャンピオンズリーグ・アンセム

コメント(83)

ELグループA トットナムVSルビン・カザン

・ともに勝ち点4で並ぶ有力候補同士の対戦。シーズン開幕当初の不振から抜け出したスパーズ。やはりプレミアリーグのほうを優先しているのかこの試合では大幅にメンバーを落とし、控えメンバー主体で戦うこととなった。一方2年連続CLでバルサを苦しめたことで一躍有名になったルビン。バルデス、マルティンスといった実力者を獲得し、戦力をアップさせてきている

・どちらもなかなかボールが収まらず、オープンな展開で始まった試合は、控え中心で連携面でのミスが目立つスパースに対し、組織力で上回るルビンがペースを掴む形に。昨年バルサと戦ったときと比べて、よりきっちりビルドアップするようになり、素早いパスワークで崩そうとするようになったルビンは連動したプレスとショートカウンターからスパーズのゴールを脅かす

・連携がうまくいかず、個人の力に頼るしかないスパーズだったが、FKのチャンスにパブリチェンコが決めて貴重な先制ゴールをあげる。それでも攻勢を強めるルビンに対し、耐える時間が続くスパーズ。試合は予想外に攻め立てるルビンに対し、守るスパースという展開となった。

・スパーズは左SBのローズの守備の対応が不安定だったことで、同サイドを突破口とみなしたルビンはギョクデニズがサイドから積極的に仕掛けることでよりスパーズを押し込んでいく。安定した守備をベースに、高いテクニックを生かした連動性のある攻撃を仕掛けてくるルビンは本来2軍主体のスパーズが対抗できる相手ではなかったのかもしれないが、スパーズの守備陣が粘り強く対応し何とか踏ん張る時間が続いた

・後半に入りマルティンスを投入し、さらに攻撃色を強めてきたルビンに対し、アス=エコットを投入し穴になっていた左サイドを修正すると、終盤にはモドリッチとカブールを投入。これによりセンターラインが強固になったスパーズは落ち着いて対応できるようになり、逆にルビンは焦りからミスを連発するようになった

・大幅にメンバーを落としたスパーズだが、粘り強く戦い、パブリチェンコのあげた虎の子の1点を守りきった。これでグループの首位に立ち、グループステージ突破に優位になったといえる。内容ではスパーズに勝っていたルビンだが、フィニッシュの精度を欠いてしまった。これでPAOKに抜かれて3位に転落

・【MOM】サンドロ
出足の速い守備と的確な判断力でスパーズの中盤にダイナミズムを与えた。CHでコンビを組んだキャロルが未熟であったため、そのお守りにかなり力を注ぐこととなったが、うまくカバーし交代するまで勝利に貢献した
グループステージも前半戦が終わったので各グループの雑感を

現在の順位はこちら
http://jp.uefa.com/uefachampionsleague/season=2012/standings/index.html

<グループA>
死のグループと呼ばれた最激戦区だが、バイエルンが一歩抜け出し首位に立つ。これをナポリとシティが追うという展開。3連敗のビジャレアルは脱落と見ていいだろう。後半戦も3チームの混戦となりそう

<グループB>
初戦でいきなりホームでつまずき、チーム状態も悪いままの本命インテルがそれでも首位に立っている。ただ4チームにほどんど差はない混戦模様でインテルの状態があがらないままなら、どこがあがってもおかしくはない

<グループC>
開幕から2試合連続引き分けと出遅れたユナイテッドだが、やはり本命はここだろう。攻守に安定した戦いを見せるベンフィカとの2チームが優位に立つと見ていい。ここまで健闘しているバーゼルがどこまで粘れるか

<グループD>
開幕3連勝のレアルがそのまま通過する可能性は極めて高い。興味はリヨンとアヤックスの2位争い。どちらもレアルから勝ち点を奪うのは至難であることを考えれば、5節での直接対決が大きなポイントとなりそう

<グループE>
3試合白星のないバレンシアは出遅れてしまい、本命チェルシーをレバークーゼンがピタリとつける展開に。バレンシアが生き残るには次節のメスタージャでレバークーゼンに勝つことが絶対条件になりそう

<グループF>
今節マルセイユに勝利したことでアーセナルが首位に立ち、かなり優位な立場となっている。逆にいまだ白星がなく最下位に転落したドルトムントはもう星を落とせない厳しい状況。次節オリンピアコス戦を落とせばジ・エンド

<グループG>
グループの中で最弱と思われていたAPOELが現時点で首位に立つという予想以上の混戦に。ただまだまだ4チームともに可能性が残されているため、グループ勝ちぬけの行方は最終節までもつれこみそうな気配

<グループH>
予想通りバルサとミランと他2チームの差がモロに出た2強2弱の展開に。現時点で勝ち点差5離れておりバルサとミランの勝ち抜けは堅いと見てよい。もはや興味はどちらが1位で通過するかのみ
ビクトリア・プルゼニVSバルセロナ

立ち上がりは、バルサの試合の入り方が悪かったこともありプルゼニが押し込む予想外の展開だった。シャビとイニエスタが休養だったこともあり、いつもみたいに中盤でのトライアングルがスムーズに作れずパスが回らなかった

そういう時にメッシのチート的ドリブルでPKを得て、DFが退場になったことでバルサはパスを回せるようになり、終わってみれば4−0の大勝。チームが苦しい時に救ってくれる大エースがいるチームの強み

バルサが一番乗りでグループステージ突破を決めた
メッシはこの試合の先制点がバルサでの公式戦通算200ゴール目。24歳で達成してしまうのだから、いかにハイペースでゴールを奪っているかということになる

しかもリーガと合わせて2試合連続のハットトリック。こないだまで2、3試合ゴールがないだけでスランプとか言われてたのは何だったのだろう・・・。
この試合、プルゼニはかなり頑張った。しっかりと中央を固めた守備組織から、トランジションの速さを生かしたカウンターでバルサゴールを脅かすシーンもあった。

10人なってからも弱腰にならず、アグレッシブに挑んでたあたりは素晴らしかった

プルゼニのキャプテンは元神戸のホルヴィだけど、セスクやチアゴに対して厳しくチェックに行き苦しめていた。サイドに長いパスを出してカウンターの起点としても活躍していた
アーセナルVSマルセイユ

グループ首位と2位の直接。前半はマルセイユがハイプレスからしっかりとパスを繋いだショートカウンターを仕掛け、いつものごとくザルなアーセナルの両SBに対しアンドレ・アィエウとレミがドリブルで突っかけていった

だんだんアーセナルもプレスに慣れていなすようになり、凄くオープンな試合になった。ただ、押していたアーセナルだけど、ファンペルシを温存し代役だったパク・チュヨンが何もできなかったのあり、フィニッシュの精度が低い。いかにファンペルシに依存しているか露呈してしまった

後半は、両チームハイペースだった反動で動きが落ちトーンダウン。ともにリスクを冒さず、消極的な試合になってしまった。はっきり言って見て損した試合
アーセナルのSBの守備は相変わらず酷い。右のジェンキンソンは未熟なだけかもしれないけど、左のアンドレ・サントスに至っては守備が適当すぎる。相手のカットインに対してジョギングして真剣に対応してないし
ミランはBATEとまさかの引き分けだったけど、バルサの勝利によってこちらもグループステージ突破が決定している

グループHは予想通りあっさり2チームが決まった
バイエルン・ミュンヘンVSナポリ

詳しい分析はこちらで
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1792091394&owner_id=24930915

ナポリにとって大きな痛手なのは本来インコントリスタを務めるガルガノが負傷で欠場したこと。代わりに入ったジェマイリは右WBのマッジョとのコンビネーションが全然できてなかった。バイエルンの左サイドのリベリと対峙した時、うまくフォローに来るラームをどっちが捕まえるかが明確ではなかったため、ラームに引っ張られてしまい結果としてリベリを自由にさせすぎてしまった。
※左の画像は図1。前半のフォーメーション
 右の画像は図2。後半スタート時のフォーメーション
今季のバイエルンで大きな変化を感じるのは全体の守備の意識。昨シーズンまではどちらかと言えば攻撃と守備が分業となっており、リベリやロッベンはほとんど守備をすることはなかった。前の選手で守備をしていたのはミュラーくらい

それが、今シーズンは前線の4人もきっちり守備をするようになり、これによって連動したプレスと局面での数的優位が可能となり、課題であった守備が安定するようになった。
しかしグループAはビジャレアルに勝つことが前提のグループになってしまっているのが、なんか寂しい

昨シーズンはビジャレアルいいチームだったのに・・・。
インテルVSリール

インテルがスタンコビッチやカンビアッソがインサイドハーフに入ったことでこれまでよりも守備が安定した。後半の15分を過ぎると運動量が落ちるのは同じだが、最後まで集中を切らさず若いリールを老獪なインテルのDF陣がいなしてしまった

サネッティは光ってた。久しぶりのSBだったけど、攻守のバランスが取れていたし、ミリートのゴールをアシストした突破は38歳のプレーとは思えない
リールは中盤で気の利いた動きをしているバレモンが居なかったのが痛かった。いつもと比べて全体の運動量も少なかったし、セカンドボールもあまり拾えなかった
APOELニコシアVSポルト

APOELの選手たちは最後まで集中を切らさずいい戦いをしてたと思うけど、正直特別に強いという感じはしなったな

むしろポルトが低調すぎた。全体的にパスは繋いでもアタッキングサードでスピードアップしないから一向にAPOELのディフェンスを崩せる気配がしなったし、中盤の運動量も少なかったから全体の距離も空いてラインが間延びしていた

ビラス・ボアスの時は、コンパクトなラインをずっと保ってハイプレス+ショートカウンターが主体で衝撃的なスペクタクルなサッカーやってたけど、今は変にポゼッションしようとして各駅停車のパスが増えつまんないサッカーになってる。なんで今国内リーグで首位にいるのか不思議なくらい
APOELのほうがラインをコンパクトに保って、ショートカウンター主体のサッカーをやってた。特別に凄い選手はいないけど、それぞれが自分の役割を明確にこなす規律のあるサッカーをやってる

監督のヨバノビッチは戦術家として評価高いみたいだし

終了間際にポルトに追いつかれても、すぐに勝ち越したメンタルの強さは見せてくれた
APOELの快進撃は止まらず。ポルトから金星を奪い依然首位をキープ。念願のGS突破に向けて価値のある勝利となった

まさかの敗戦で2位のゼニトに3ポイント差をつけられてしまったポルト。APOEL相手に1分1敗は大誤算と言えよう。これでGS突破には残り2試合を落とせなくなった
リヨンVSレアル・マドリード

前回はレアル相手にプレスをかけず引きこもるだけという愚かな戦い方をした反省からか、リヨンは序盤から高い位置からのハイプレスを仕掛け、ハイテンポな戦いを挑んできた

ただ、この展開はむしろレアルの望むところで、レアルのほうが個人技もスピードも上なので、ハイテンポな中でだんだんリヨンの守備陣が戻りきれない場面が出てくるようになった。今季のレアルはハイテンポの中で相手に呼吸を整える暇を与えず畳み掛けてくる。
後半はレアルが攻め疲れてきたのと、リヨンの選手がレアルのプレスに慣れて落ち着いたのもあって、リヨンが反撃する場面が多かったけど決めきれず。逆にカウンターからPKを与えてしまい、ジ・エンド
最後のほうグルキュフが覚醒モード入ってたけど、もうちょっと早く覚醒してたら試合展開も変わったのかもしれないけど
2試合連続でリヨンを完封したレアルが見事4連勝でグループステージを突破!!このまま首位通過も堅いと思われる。

リヨンは終盤に猛反撃を見せるも及ばず。次節のアヤックスとの直接対決に敗れるようなことがあれば6シーズン連続で継続している決勝トーナメント進出が途切れてしまうことに・・・。
EL アトレティコ・マドリードVSウディネーゼ

両チームのこの試合に対する意気込みがそのままスコアに現れた試合。ウディネーゼはメンバーを落とし、試合に対するモチベーションがあからさまに低かった。DFの対応は緩いし、プレスを厳しくかけることもしなかった。あれだけファルカオやジエゴを自由にさせれば大敗するのは当たり前。

イタリアはCLの出場枠が来シーズンから3に縮減されるが、ELでこんな手を抜いた戦いを続けていてはいつまでたってもCLの枠を取り戻すことはできないだろう。

本来のウディネーゼの力なら、アトレティコと十分いい試合ができたはずだと思えば、本当に残念でならない
ELのほうは今節でPSV、レギャ・ワルシャワ、スポルディング・リスボン、ビルバオ、トゥベンテ、アンデルレヒトの6チームが決勝トーナメント進出を決めた
グループC マンチェスター・ユナイテッドVSベンフィカ

前半ペースを握ったのはベンフィカ。前半からハイプレスを仕掛け、両サイドのガイタンとブルーノ・セーザルがドンドンドリブルで仕掛けてくる。ボールを持ったらとにかく仕掛ける、とにかく攻撃あるのみのベンフィカスタイルでユナイテッドを押し込んでいた

しかしやはりハイペースのプレッシングが持つはずもなく、前半半ばからは守備ラインがグチャグチャ。ルイゾンが怪我で交代になってからは、DFラインがリトリートして守備に人数をかけるらしくない戦い方を強いられた

それでもアウェーで引き分けに持ち込めたのは、最後まで体を張って守れていたからか
ユナイテッドは今シーズンを象徴するかのような2ラインディフェンスの乱れっぷり
攻撃面でも序盤はユナイテッドはキャリックとフレッチャーから気の利いたパスが出てこず、ナニのドリブルくらいしか可能性を感じなかった

しかし、セットプレーのワンチャンスを生かして同点に追いつくと、そこからユナイテッドの攻撃陣に連動性が出始める。特に左サイドのエブラのプレーが秀逸で、ポジショニング、攻めあがるタイミングとも絶妙。ナニと連携した崩しですっかり1ラインディフェンスになったベンフィカを苦しめた

後半になるとキャリックが中盤から適確に散らせるようになったため、よりピッチをワイドに使い攻撃に厚みを増した

しかし守備は相変わらず微妙。2ラインが綺麗に揃わずラインに乱れが出るため、どこかでスペースを空けてしまう。

同点にされてからは、エルナンデスとベルバトフの2トップにした4−4−2にチェンジ。そこから猛攻を仕掛けるも、やはりルーニー欠場の影響が大きく、アタッキングサードでのアイディアを欠いてしまった
2試合を通じてユナイテッドと引き分けたベンフィカは、バーゼルが勝ったことからベスト16進出が決定!!!

ユナイテッドはホームで痛恨のドロー。ミスから逆転直後に同点に持ち込まれたのが悔やまれる結果となった。グループリーグ突破は最終節アウェーのバーゼルン戦に持ち越し

グループA ナポリVSマンチェスター・シティ

出だしこそゆったりした入り方をしたナポリだが、徐々にナポリが中盤で素早いプレスをかけるようになり、それによってペースを掴みつつあった。

しかし徐々にラインが下がるようになってしまい、5バックになってしまうと引きすぎからバイタルが空き、シティにペースを掴まれてしまった

一度同点とされた、後半再びナポリはギアをあげてくる。勝ち越しゴールのシーンはラベッシがシティの守備陣を押し込み、それによってバイタルエリアが空いてしまった。

その出来たスペースをうまくカバーニが使って生まれたゴール

終盤、ナポリは運動量が落ちてきたため、ラインが下がってしまい、シティの攻撃を受けてしまう時間が続く。インレルの怪我交代で中盤が低下し、もはや5+4で守っている状態

それでもリトリートしてからのカウンターは十分機能しており、何度かシティのゴールを脅かしていた。さらにパオロ・カンナヴァロのDFラインの統率が素晴らしく最後まで集中力を維持し、シティの強力アタッカー陣からゴールを許さなかった
シティはユナイテッドに勝った時のフォーメーションに近かった。バイタルにデ・ヨングとヤヤのフィジカル型を置いて守備を固め、シルバが攻撃の全権を任せそれをミルナーがフォローする

ただ、ボールを支配しても前線の選手のコンディションが悪いのか、トラップミスで決定機を作ることができない

新城戦同様、全体の運動量が少ないシティは中盤でうまく攻撃を組み立てられないため、前線のジェコとバロテッリがサイドに流れてボールを受け、そこから攻撃を仕掛けている

ただ、ナポリの守備陣がこれに対応できていた

前半の終わりごろからバロテッリを左ワイドに置き、中盤を3枚にした4−3−3に変更すると、ボールが回るようになり、ナポリのラインが下がったこともあってより攻勢に出る

しかし、相変わらず攻撃に連動性を欠き、アグエロを投入してさらに猛反撃に出るもナポリの集中したディフェンスを崩すことはできなかった
死のグループといわれたグループAはビジャレアルを下したバイエルンが一足早くグループリーグ突破を決定!!!

大一番でグループステージに大きく前進したのはナポリ。終盤の猛攻にも耐え抜き、次節ビジャレアルに勝ちさえすれば、ベスト16進出が決まる

シティは3位に後退。大一番を落としてしまい、最終節他力本願の状態となってしまった
グループB トラズボンズポルVSインテル

序盤からトラズボンスポルのアグレッシブなプレッシャーに押されっぱんしのインテル。受身になりラインがズルズル後退してしまい、スナイデルとマイコンを欠いた攻撃陣は前線にボールを運ぶことすらままならない。プレスの掛けどころが低すぎるため、奪ってからのポジティブ・トランジションが壊滅的に遅い

また、守備の際ラインが同サイドに偏りすぎてしまうのも相変わらずで、サイドチェンジで揺さぶられると、逆サイドが空いてしまっており、何度もサイドから危ないシーンを作られた

引き分けでもグループリーグ突破が可能なインテルは、だんだんラインが下がり押し上げる力もないので、自陣に引きこもってひたすら守ることに専念

スナイデルの居ない攻撃陣には、バイタルエリアからのアイディアがなく、アルバレスやサラテが個人技で持ち込むくらいなので、まともに戦っていては勝てなかっただろう
圧倒的に試合を支配していたのはトラズボンスポルのほう。線のブラクは前線から中盤に引いてのポストワークが非常に安定。チームメイトから信頼されていて、意図的にボールを集めようとしていた

激しいトラズボンスポルの勢いにインテルはたじたじ。しかもプレーを必ずフィニッシュで終わらせようとしていた。なので、プレーを切られてインテルはカウンターを仕掛けられない

特にコルマンがピッチを縦横無尽に動き出して、うまくボールを引き出しショートパスを繋いで、速く連動した攻撃を仕掛けているので、インテルは終始圧倒された
終始劣勢で内容に乏しかったインテルだが、それでも勝ち越しゴールは許さず、引き分けで決勝トーナメント進出を決めた!!!

圧倒しながら勝ち点1しかあげられなかったトラズボンスポル。それでもグループの2位には立ったが、残り3チームが勝ち点1の差という大混戦に

グループH ミランVSバルセロナ

3-4-3でスタートしたバルサは、最近の試合と同じく、ペース配分を考えたゆったりした試合の入り方だった。ハイテンションで仕掛けてくるミランをいなすようにし、ボールを支配するようになってきた。緩い入り方のバルサだが、それでも各自の技術と連動性は確実にミランを上回っている

3−4−3のバルサの特色としては、ピボーテのブスケッツが最終ラインと中盤をフリーマン的に行き来する。つまりは3バックと4バックを使い分ける変則的システム。しかし3バックのサイドのギャップに長いボールを入れてこれると、サイドで数的不利を作られてしまう。このシステムの穴を突かれる場面も目立った

ただ攻撃面ではバルサは流動的なポジショニングでパスを回して、ミランが前に出てきているのでメッシやセスクを起点にいとも簡単に崩してしまっていた

この試合のバルサは本来の運動量ではなく、7割くらいの力で流していた印象。それでも各自の連動性、技術の高さでミランを圧倒できるのがバルサの恐ろしいところ

ミランの攻撃に対し、プジョルが絶妙のポジショニングと体を張ったプレーでとめているのが印象的だった
カンプノウでの対戦では引いて守って最後にドローに持ち込んだミランだが、勝たなければ首位通過ができないミランはアグレッシブな戦いを挑んでくる。非常にモチベーションが高く、序盤は出足の速さでバルサを上回り、タイトなプレスでバルサの攻撃を潰してから縦に仕掛けて押し込んでいった。

しかしやはり技術と運動量ではバルサのほうが上。深い追いしてプレスをかけていなされれば、ラインが高いため一気に裏をやられてしまうといった展開だった

この試合のバルサは3バックだったためサイドに広大なギャップができ、イブラヒモビッチがサイドに流れて起点を作る攻撃が効果的だった。

ハイテンポのサッカーを普段やらないミランはやはり途中から運動量で圧倒されるようになり、バルサに支配される時間が続く

結論から言うとこの試合のミランは悪くなかった。DFラインと中盤がうまく連動してバルサの攻撃陣に対応できていた。しかしそれを上回っていたのがバルサだったというだけ

1点リードされてからも試合を諦めず、果敢に挑んでいったが、やはり及ばなかった
またも激闘となった両ビッグクラブとの対戦は、バルサが勝利しこれでグループ首位通過を確定させた。クラブワールドカップとの兼ね合いもあるため、最終節を完全消化試合にできたのは大きい

ミランもかなり奮闘していた。アグレッシブなサッカーで最後までバルサを対等に闘っていたが、あと一歩の差で敗れたといえる。これで2位での通過が確定
グループF アーセナルVSドルトムント

アーセナルは前半半ばまではドルトムントのハイプレスに苦しめられた。中盤でスペースを潰され組み立てがうまくいかず、パスが繋がらない。

今までのアーセナルなら、ここで混乱してあっさり失点していたであろう。しかし、これが公式戦10連勝中の勢いなのか、劣勢になり自分たちのサッカーができなくても動揺しない。

後方からじっくりと組み立てながら相手の疲れを待つ。今までにないしたたかな戦い方ができていた

で、ドルトムントはベンダーとゲッツェが負傷で交代。当初、ゲッツェが右サイドでいいポジショニングしてたから、ジェルビーニョがなかなか攻撃に絡めなかった。しかし、ゲッツェがいなくなったことでジェルビーニョが前に出るようになってきた

後半速い時間にまたしてもファンペルシがゴールを決め、チャンスがほとんどなかったはずのアーセナルが先制する。ここ最近のアーセナルが内容がいまいちで劣勢の試合でも落とさないのは、わずかなチャンスでもきっちり決めてしまうファンペルシの決定力があるから。それにしてもここ数試合の決定力と勝負強さは神がかっている

焦って攻め急ぐドルトムントを、確実な技術と冷静な対応でいなしてしまうアーセナル。まるでこれまでの自分たちを相手にしているような感覚だったかも。

勝因としては、中盤でのソングの存在が大きかったと思われる。バイタルエリアに入ってくるドルトムントの攻撃を確実に潰し、的確な判断で攻撃にも絡んで中盤を制圧。サイドにボールをうまく散らしながら、2列目の選手に対応するという1ボランチのお手本のようなプレーだった。2ゴール目をアシストしたDF3人をブチ抜いた突破は圧巻だった
立ち上がりのドルトムントは良かった。バイエルンに勝った勢いをそのままに得意のハイプレスから果敢にショートカウンターを仕掛けられていた。厳しいプレスでアーセナルは組み立てがままならない状態

ところが、前半の中ごろにベンダー、ゲッツェの2人が立て続けに離脱するアクシデント。チームの骨格ともいえる二人の離脱でドルトムントのペースは落ちるしかなかった。

徐々にサイドから攻め込まれるようになると、コンパクトなラインが保てなくなる。元来逆サイドを捨てる守り方なので、サイドチェンジを仕掛けられると、サイドが空いてしまう。

さらにゲッツェを失った攻撃陣は連動性を失い、中盤から効果的なパスが出ないからレヴァンドフスキや香川は次第に試合から消えていった

ドルトムントにとって二人の離脱は痛すぎた。ケールやペリシッチはパスの能力が壊滅的に低いので攻撃が繋がらない。抜群の運動量と戦術眼を持つベンダーがいないことで、生命線である連動したハイプレスもルーズになりがちとなり、アーセナルの選手にいなされるようになった

中盤もケールが全敗といっていいくらいソングに歯が立たなかった。このマッチアップがミスマッチとなったことが、ドルトムントのリズムが壊れた大きな要因だと思われる

クロップはバリオスを投入し、4-1-4-1のスクランブル体制に入るも、この形はシーズン序盤ギュンドガンがレギュラーだった時の布陣。案の定、前で交通渋滞が起こり、終了直前に香川が1点を返すのが精いっぱいだった
大一番を制したアーセナルがグループリーグ突破を決めた。それも首位での通過が確定。内容はいまいちでも勝ってしまうのが今のアーセナル。またしても決めたのはエースのファンペルシだった

アーセナルがこんなクレバーな勝ち方できるようになったのか、というのが率直な感想

ドルトムントは痛すぎる敗戦。グループリーグ突破は次節オリンピアコスが負けて、かつマルセイユに3点差以上で勝たなければならないという非常に厳しいものに

戦術がはまっている時は強いけど、劣勢に立たされたとき若いチームだけに、焦りがモロに出てしまいチームをコントロールできる選手がいない。

アーセナル以外のプレミア3チームが微妙なことになっておる・・・。
デンマークのFCノアシェランにミカエル・ラウドルップの次男がいるんですね(FWみたいです)

出場の機会あるかな?

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