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食品安全情報blog mixi支局コミュの人間の口の中に入るもので安全性が確認されているのは

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畝山先生のブログの記事に関して読者からこういったコメントがつきました。おもしろかったのでこちらでものせますね。

http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20061115 

>「人間の口の中に入るもので安全性が確認されたのは医薬品と農薬と添加物と遺伝>子組み換え作物だけである。しかし、これを認識している消費者はいない」
>ここ2,3ヶ月以内に、こんな感じのコメントを雑誌か誰かのHPで読んだ記憶があ>るのですが、これは畝山さんの言葉でしたっけ?

(…という質問に対し、先生は)

uneyama 2006/11/16 18:37
>え?と、GM(遺伝子組換え)作物はその中では異質です。
>いわゆる「安全性試験」はやってなくて、既存の作物と同程度に安全であるという>ことを審査してるだけです。普通の育種でできた作物よりは、安全性審査があると>いう意味で安全ですが。

>お尋ねの趣旨がよくわかりませんが、GM作物に医薬品並みの安全性試験を要求する>のは無茶である、というような話はどこかでしたかもしれません。
>皆さんが言ってることで、オリジナルでも何でもないですが」。

(ここまではブログのコメント欄で読むことができます)

           >>>>>>>>>>>>

(これに対してましゅうが個人的に、さらに質問しました)

Q, 本当に人の口に入るもので、安全性が確認できているのは、医薬品と農薬と添加物だけなんですか?

A, 安全性試験というのは販売や使用に認可が必要なものにしか行われませんから、そうです。 食品の安全性というのは、単純にこれまで食べてきたという経験だけを根拠にしています。 たまに誰かが偶然ヘンなものを見つけるとその都度対応してるだけです。ヒジキのヒ素とか魚の水銀とかワラビのプタキロシドとかです。


Q, なぜ、遺伝子組換えは安全性が確認できているのに「違う」と言われるのでしょうか? 医薬品や農薬のレベルの安全性とは違う、ということでしょうか?

A, まあそういうことです。 食べ物に関しては基本的に安全性試験はやっていません。 細かく言うと、加工食品とか調理済み食品を提供する場合には販売業者にいろいろ登録が必要だったり許可が必要だったりするんですが、野菜とか果物とかの食材の販売には安全性について何の許可も必要ありません。

そのへんの野山に生えている得体の知れない植物を、直売と称して売ることだってできます。道の駅とかの直売所で時々毒草を売って問題になってます。 お米やトマトの新品種が売られる時も、事前に検査なんてしません。

食べて美味しいかどうかは調べるでしょうけれど、成分分析や安全性試験はしません。 ですからどの遺伝子がどう変わってそうなったのかは知らないまま、売られます。

それに比べれば遺伝子組換えはちゃんとどこが変わったかはわかっているので普通の交配より安全だと言えます。でももともとの野菜そのものの安全性は調べられていないんです。 トマトでもお米でも、その成分は全部はわかっていません。まして料理したらどう変わるか、何ができるかなどはさらにわかりません。 医薬品や食品添加物や農薬はその中身の成分はほぼ100%わかっているし、食べたらどうなって何がどこから(尿とか汗とか) 排泄されるかが調べられて初めて認可されるのですから全然違います。
だから添加物や残留農薬の安全性なんてこれ以上チェックしてもあんまり全体の安全性は変わらないのですよ。もともと泥だらけのプール(←野菜や米のこと)に、数滴加える水を純水にしようとしてるようなもので。

専門家だと、普通の人が野菜や果物が無条件に安全だと信じていることの方にびっくりしちゃうと思います。何故なんでしょうね。

コメント(5)

こんばんは。
恐れ入りますが、以下のお伺いと確認をさせていただけませんか。

1.読者のコメント(質問)が掲載されている記事(原文)を拝見したいと、
 食品安全情報blogを10月まで遡ったのですが、見つけられませんでした。
 日付を教えてくださいませんか。

2.上記ましゅうさんとご質問は、食品安全情報blog 外のQ&A(やりとり)
  でしょうか。

どうぞ宜しくお願いいたします。
きゃろっとmさん

今、2009年3月9日。。。
全然気がつきませんでした。ごめんなさい。
今、調べてきますので、待っててくださいね。
この質問は2006年11月16日の記事のコメント欄で読むことができます。

http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20061115 

ヤマグチさんという方からの質問でした。

>>>>>のあとの文章は管理人が個人的に質問したものなので、残念なことに、そのコメント欄にはのっていません。
ましゅう様

お忙しいところ何度もお気遣い頂きまして有難うございます。
昨年、なぜ探しもれたのか、不思議な恥ずかしさを感じております。
そしてこの記事を、よりわかりやすく編集し直して下さったのですね。
(以前の文を出力して持っています。)

ところで先日、環境系の講演(大学教授)で、人間の排泄物に含まれる医薬品も
山の自然保全に関わる研究の課題のひとつであると図らずも知り、
畝山先生の次のお答えを思い出していたところです。

> 医薬品や食品添加物や農薬はその中身の成分はほぼ100%わかっているし
  食べたらどうなって何がどこから.. 以下略

またゆっくりながらも拝見して勉強させていただきます。

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