トルバドールコミュのLOUISIANA SPECIAL DINNER

フランスとアメリカの文化の融和を色濃く彩るルイジアナ州

現在でも英語とフランス語の二つの公用語を用い、ナポレオン法典を民法として用いるなど、ルイジアナ州ではフランスの文化が残されています

もともと「ルイジアナ」という名は1682年にルイ14世にちなんでつけられたものであり、1803年にフランスがこの地をアメリカ合衆国に売却する100年以上の間、フランス社会の強い影響を受けてきたのです

特に、フレンチ・インディアン戦争の結果、カナダ東部沿海アカディア植民地のフランス住民が、イギリス国王に対する忠誠表明を拒んだために強制追放され、ルイジアナに大挙して移住し、この地におけるフランスの色を一層濃いものとしました

このアカディア植民地から移住した人々は「アカディア人」の意味を表すケイジャンと呼ばれ、現在でも3/4にも及ぶケイジャンの人々がルイジアナに住んでいます

ところで、ケイジャン・・・

ん！？どこかで聞いたことのある響きですねぇ。。。

そう！トルバドールで最もよく耳にする言葉
「ケイジャン・カクテル・ソースとタルタル・ソース、どちらになさいますか？」
の“ケイジャン・カクテル・ソース”の方！！

ケイジャン・カクテル・ソースを用いて頂くお料理の他にも、アメリカ南部を舞台とするトルバドールでは、ガンボ・ライスやシュリンプ・エトフェなど、たくさんのケイジャン料理を味わうことが出来ます

ケイジャン料理とは、地元で採れた食材を生かした素朴な庶民的料理で、「聖なる三位一体」と呼ばれるタマネギ、セロリ、ピーマンを炒めたものをベースとすることが多く、多くの料理がスパイスで味付けされており、米を中心的な主食とし、エビや蟹などの業界類の他、ザリガニやアリゲーターそしてカエルなどの食材を多く使います

そして、もう一つ忘れてはならないのが、ルイジアナ州最大の都市ニュー・オリンズ名物、クレオール料理

トルバドールでもクレオール・チキンでお馴染みですね！

クレオール料理はケイジャン料理と非常によく似ているのですが、クレオール料理では系ジャン料理に比べ、ルイジアナ特産の食材を活用し、より古典的ヨーロッパ料理へと枠を広げていった点にあります

春一番も吹き、春の息吹きを感じる今宵、JAZZの調に身を委ねながら、トルバドールが得意とするケイジャン料理やクレオール料理に舌鼓を打ちにいきませんか