収集ボランティア【ひばり】沖縄コミュの【ひばり】の基本理念

～発起人記載～

収集ボランティア「ひばり」は２００３年２月１５日にのあ♪がはじめたグループです。
その１ヶ月前、のあ♪の娘が生後３ヶ月半という短い生涯を終えました。

むすめっちががんばっていた３ヶ月半の間、考えさせられることも多々ありました。
その１つに近年、海外の子供の支援が騒がれております。
それも、とても大事な事だと感じます。
この時代に餓死や蔓延する感染症は問題です。
命の重みは国内、外変わりないと感じています。

ですが、国内に目を向け現実的に障害児の母となった時、国内で障害とともにがんばる人や家族の支援が十分ではないなぁ・・・と感じたのも事実です。

障害児（者）支援、援助などの多くは国の制度として整備されている部分はあるものの、各、市町村をはじめとする行政側からの声かけ、呼びかけはなく、ほとんどが自ら制度を調べ書類をそろえ窓口へ行き、質問し、不備な点などがないかを確認し。やっと受け付けられ審査を受けるという事が現状です。

子供が産まれ、喜ぶのもつかの間。
次のことを考えなければならない家庭がある・・
という事もしっておいてほしいです。

そんなことを感じながら娘をお空へ帰したあと

「娘のような子供や障害とともにがんばる
　子供たちを応援したい」
「国内でがんばってる子供たちを応援したい」

との、思いが強くなり、主婦や仕事をしている人でも協力できることはないか？と、考え、調べて収集ボランティアにたどりつき収集ボランティア「ひばり」が誕生しました。

「ひばり」の名前の由来は野鳥の「ひばり」です。
「ひばり」は地味な茶色の鳥ですが春先、上空に向かって力強く鳴きながら
飛んでいきます。
地味ながらも何かをアピールしながら上に向かってゆく・・・
まさに地道な活動、地道なアピールにぴったり！！！っと思い、鳥の名前をそっくりそのままグループの名前にいただきました。

収集ボランティアとは、プルタブや古切手、ベルマークなどなかなか、あつまりそうで集まらない物を集め、関連団体に寄付をする地味で気長な作業です。
「細く、長く」が求められるものです。
しっかりと目標を持って活動しなければなかなか続かない現実があります。

「ひばり」のメンバーは北は北海道、南は沖縄まで！！
天使パパ・ママやお子さんに何らかの障害があるご両親。
生まれた時、ママもお子さんも大変だった人やお子さんがＮＩＣＵにお世話になった経験のあるママなど多く人が賛同してくれています。
もちろん、健康に生まれてきたお子さんのご両親や独身でも考え方に賛同してくれている方も多数おられます。

今、自然と合言葉のように口々に言ってくれる言葉があります。

「捨てるもので人の役に立つものがあるのなら」

えぇ、ホントそう感じています。
ただ、捨てるだけならごみ･･･
ですが、集めて寄付をする･･･
大口の寄付はできません。
でも、できるところから応援したい･･･
それが私たち「ひばり」の基本理念です。