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ダビデの星からのメッセージコミュの永遠につらなる無気力なる人々の世界

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“霊夢”

―たたみ一畳分ほどの自分の世界から出ようとしない人々―
意識界(夢の世界)を、例によって旅する私。夢の中こそ、“真実の世界”そのものである。ここは、『無気力界』―何万、何千という人々が、ただ、ごろごろと寝そべって怠惰の虫をはびこらせている。
しかも、一人一人の人間の“しきり”は狭く、やっと人一人が横になれるだけのスペースしかない。まさに兎小屋そのもの。どこまでも永々と続く、無気力界の霊魂達…。彼らは、起きていながら眠っている。横になりながら、ただ、ぼーっと目をうつろに開き、何を考えているのか分からない。私は、彼らを見つめながら歩き、こう思った。“彼らは、何のために、何を生きがいとしてこうしているのか…?”と。
だれ一人として、立ちあがるものもいない。みな一様に寝そべって、ごろごろしているのである。男も女も、老いも若きも、さまざまな人々がとなりの人と語るでもなく、全く、となりの人には無関心、無感覚といった表情で横たわっている。しかも面白いことに、一人一人の間には、きっちりと“しきり”があって、ここまでは、私の場であるという区別をつけている。
だれ一人として、そのしきりをまたぐものもいない。トラブルもない変わりに、又、手をつなぎ、ここから脱出しようとする者もいない。ただただ、この世界に満足しているといった人々の無数の群がどこまでも続く。
私に付き添っている人(?)が、この光景を私に見せながら言った。『気づくまで、彼らは、ここでこうしている…』と。

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