語部夢想～語部夜行別館～コミュの語部館【コレクション倉庫】

●＊＊＊語部不要トピックです＊＊＊●

語部館には、前の持ち主（夜子の祖父らしいのですが･･･）が遺した
アンティークや曰くつきのものがコレクションされているようです。

また客人によって持ち込まれた新しいものなどもあるようです。

皆様が考えたアンティークなどを
是非こちらで是非紹介してみてくださいませ。

コメント(15)

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[1] mixiユーザー 07月16日 01:17

●アンティーク名【不可視の呼び鈴】

【語部館】の意思により館への侵入者を館の住人に知らせる不思議な鈴の音。
主に館の主人の脳裏に警告音として「ゴロリゴロリ･･･」と鈍い音の鈴の音を
響かせる事があるが、語部館が認めた住人に知らせることもある。

とりあえず例です。
こんな感じで御願いします。

[3] mixiユーザー 07月21日 23:49

【紅金蓮】

深紅の絹の下地に金糸の刺繍や宝石で飾られた美しい靴。
大きさは9センチほどで、子供用か工芸品に見えるが、成人女性のための物。

使用法：履くとありとあらゆる女の幸せが叶う（女性限定品)

注意：履いてる間、靴はどんどん縮んでいき、足が締め上げられ、やがて足が砕ける事もあるが、痛みに耐えかねて脱ぐと幸せは失われ、破滅が訪れるという。

備考：かつて中国では、女性は足が小さければ小さいほど美しいとされ、小さな足を作るために幼い頃から足を強引に捻じ曲げ布できつく縛り上げる『纏足』という風習があった。
三寸(一寸が三センチくらい)の足が最も美しいとされ、金蓮三寸ともてはやされた。

しかし纏足は非常に苦痛をともなう物で、時には足の骨をへし折り肉を破り、感染症で命を落とす例を少なくなかった。

纏足で命を落とした女達の情念が凝って生まれたのがこの紅い靴【紅金蓮】だといわれている。

これとシンデレラ話を絡めたホラーを書こうとして、女の幸せというモノに全然ピンとくるものがなかったため断念したなんて内緒ですよ。

[10] mixiユーザー 07月11日 23:48

【魂魄蟲籠】(コンパクノムシカゴ)

煤竹の精緻な細工で作られた美しい御殿虫籠。
人の魂を生死を問わず、虫の形にして捕らえる機能がある。

地方の旧家が何も知らないまま所持(封印)していたが、ある事件により、湊が破壊。
その後、元通りに修復されたが、新品同然になったので、骨董品としての価値は失われている。

骨董品としての価値はないが、呪物としての機能は健在なので、これを危険視した旧家の当主は弁償金を求めない代わりに、虫かごの始末を湊に一任。
面倒臭…ゲフンゲフン…自分の手に余ると感じた湊は、虫かごを夜子の祖父・老仙に託した。

今でもたまに虫かごの中に、浮遊霊が迷い込んで、虫の影が揺らめいていたり。

・主な使用方法
狙った人間の魂を抜き取って、空っぽの身体にあれこれする(良い子はマネしないように)
皆殺しにした敵対勢力の怨霊を閉じ込めて祟らないようにする(良い権力者はマネしないように)

今更ながら、あの『虫籠奇譚』に登場したあの虫籠です。
拳銃屋さんの『才能の繭』で修復された後、湊の勤め先の清掃会社にインテリアとして置かれていたけど、怪奇現象が頻発して、語部館に寄贈された裏話があったりなかったり。

[11] mixiユーザー 07月11日 23:53

【茶色の小瓶】

どこにでもあるドリンク剤の空き瓶。
ただし、中に小悪魔が捕らえられている。

・主な使用方法
瓶を開けるのと引き換えに、願い事を一つ叶えて貰える。

・注意
素人の合わせ鏡で捕まるウッカリ悪魔なので、願い事の解釈の仕方とか叶う形などに期待しないように(ヒント：猿の手)

干物女な湊が『小悪魔系とはなんぞや？』と学習するべく適当な罠で適当に捕まえた小悪魔。
もちろん『小悪魔系』とは全く関係ない。
ジャズの名曲とも関係ない。

最初は解放を求めて騒いでいた小悪魔だったが、狭いとこフェチに開眼。
今では故郷の地獄より、この狭苦しくて冷たいガラス瓶のが快適だと、鼻歌を歌いながらのんびり過している。

[13] mixiユーザー 09月19日 02:10

【戯言の書】
　
正式名称：傀儡の書
　
16世紀ごろに魔術師が造った本。
精神に干渉し、この書に記入した通りの行動を他人に行わせることができる。
使い方次第では国を傾かせることができるほど恐ろしい書物。
　
　
　
･･････････なのだが組み込む術式を間違え、さらに魔術師が製作中に魔女狩りによって処刑されたため、未完成で失敗作というガッカリな品に。
　
普段は全ページ白紙の書物だが、触れた者の記憶を読み取り、自動で物語を創る。
ただし創られる物語は大抵くだらない、戯れ言のようなもの。その為、『戯言の書』と呼ばれるようになった。
『戯言の書』を枕にする、または枕元に置いて寝ると、『戯言の書』に記入された内容の夢を見る。
精神干渉の機能は無し。創られた物語は一週間で自動で消え、再び全ページ白紙に戻る。破壊は不可能。
　
　
　
使用方法
　
なし。
　
せいぜい嫌がらせで誰かに送りつけるぐらいにしか使えない。

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