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ワイン塾 入門初心者〜ソムリエコミュのイタリアワインの基礎知識

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細長い国土の各州に連なる20の州のいずれのでもワイン造りが行われています。

北部には7州がH型に並んでいますが、その中でも、左中央にあるピエモンテ州は高級ワインの産地として有名で、イタリアワインの王様と呼ばれるバローロもここで作られています。また、右中央部のヴェネト州では、イタリアの代表的な白ワインとして日本でもよく見かけるソアヴェが作られています。

中部にも7州がありますが、一番重要なのがトスカーナ州です。イタリアの代表的な赤ワインであるキャンティのほか、モンタルチーノといった高級ワインも造られています。さらに、フランス系の品種から高級ワインが造られており、これらはまとめてスーパートスカーナと呼ばれます。
この他に、アブルッツォ州で造られる赤ワインのモンテプルチャーノ・ダブルッツォも日本のレストランではよく見かけます。

南部には本土に4州と、シチリア島、サルディーニャ島があります。南イタリアのワイン造りの中心はカンパーニャ州です。南のバローロと呼ばれるタウラージは、南イタリアを代表する高級赤ワインです。

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イタリアワインの格付け



イタリアワインンは法律で四つに区分されています。
上からDOCG,DOC,IGT,テーブルワインの順です。

近年は、DOCワインの昇格が相次ぎ、2012年初では73のDOCGがあります。
ただ、トスカーナ州ではこれらの規定をはみ出した高品質ワインが造られており、これらをスーパートスカーナと呼びます。

イタリアワインを呼ぶ際には、DOCG名やDOC名で呼ばれる事が一般的で、ワイナリー名で呼ばれることはマレです。Aワイナリーでも、Bワイナリーでも同じDOCGバローロであれば、一括りにバローロと呼ばれることが一般的です。唯一の例外は、トスカーナのスーパートスカーナ達で、これはオルネライアやサッシカイアといったワイナリーが名付けた名称で呼ばれています。
北部イタリアのワイン


北イタリアでは、三つの大きな州が、東西に連なります。

イタリア北西部にあるピエモンテ州には、イタリアの最高級ワインの産地で、数多くのDOCGワインがあります。ネッビオーロ種から作られ、イタリアワインの王様と呼ばれるDOCG赤ワインのバローロ、バローロの弟分であるバルバレスコ、イタリアスパークリングワインを代表するやや甘口のアスティ、あっさりした白ワインのガヴィなどがあります。ピエモンテ州の州都は冬季オリンピックの行われたトリノです。

イタリア北中部のロンバルディア州には、イタリアスパークリングワインの最高峰であるフランチャコルタ、またピエモンテ州との境界付近では、バローロとおなじネッビオーロ種を用いて、赤ワインのヴァルテリーナ・スペリオーレが作られています。

北東部のヴェネト州では、コルテーゼ種から作られる辛口白ワインのソアヴェがあります。このソアヴェは魚介料理に合わせるワインの定番で、日本にも大量に輸入されています。このほかに、赤ワインのヴァルボリッチェラも有名です。
中部イタリア


イタリア中部で有名なワイン産地は、ティレニア海側(西側)のトスカーナ州、アドリア海側(東側)のアブルッツォ州の二つです。
 
トスカーナ州は、ピエモンテ州と双璧をなすイタリアの高級ワインの名産地です。非常に変化に富む土地で、ティレニア海に面する沿岸部、南部の丘陵地帯、北部のフィレンツェを中心とする平野部の三つに分けられます。 キャンティ/キャンティ・クラシコは南部の丘陵地帯でサンジョベーゼ種か作られ、DOCGで最大の生産量を誇るフルーティな赤ワインです。丘陵地帯の最奥部には、サンジョヴェーゼの変種から作られるヴィーノ・ノーブル・モンテプルチャーノや、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノというボディと果実実を併せ持つ高級赤ワインがあります。

南北に長い沿岸線の真ん中にはボルゲリ地区があり、DOCボルゲリがあります。このボルゲリではスーパートスカーナが造られています。スーパートスカーナとはDOCGの規定にないフランス系品種を用いて作られる高品質の高級ワインのことです。サッシカイアを先駆けにカベルネ・ソーヴィニヨン種を用いた高品質ワインがコンクールで入賞を続ける状態が続いたために新しく作られたのがDOCボルゲリです。赤白ロゼのいずれもが認められています。サッシカイアのほかにルーチェなども有名です。

アドリア海側のアブルッツォ州は新興産地ですが、モンテプルチャーノ種から作るモンテプルチャーノ・ダブルッツォは、その生産量の多さもあって、フルーティな赤ワインとして有名です。、
南イタリアのワイン


南イタリアの中心は、ナポリを州都とするカンパーニア州です。また、シシリア島もワインの産地として有名です。

カンパーニア州では、南のバローロ(イタリアワインの王様と呼ばれる北部ピエモンテ州のDOCGワイン)と呼ばれるタウラージ(DOCG)が、アリアニコ種から作られます。このほかに、土着品種であるフィアーノ種から作られるフィアーノ・ディ・アヴェッリーナ(DOCG)、グレーコ種から作られるグレーコ・ディ・トゥーフォ(DOCG)の二つ有名な白ワインです。特にフィアーノは芳ばしい香りと、甘い香りの調和がとれた素晴らしいワインです。

シチリア島のDOCGワインは、2005年に昇格した赤ワインのチェラスオーロ・ディ・ヴィットリアのみですが、シチリア島では土着品種が重要です。ネロ・ダヴォラ種は、フルボディで野性味あふれる赤ワインに仕上げられます。ネッロ・マスカレーゼ種はエトナ山の付近の高原地帯で栽培され、ネッロ・ダヴォラ種のような太いタンニンとピノ・ノワールのような滑らさを持ち合わせます。白ブドウでは、カタラット種やグリッロ種が有名です。また、西部では、甘口の酒精強化ワインであるDOCマルサラが作られています。これは18世紀に、イギリス人のジョン・ウッドハウスがポートワインを真似たのがはじまりです。

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