キース・ロバーツコミュのキース・ロバーツにまつわる話

「彼はニューウェーブの作家たちともつき合いがあり、とりわけムアコックとは仲が良くて、ニューワールズ誌の表紙絵や挿絵、単行本の装丁をおこなったりもしている。」（大野万紀／『パヴァーヌ』解説）

ここ（http://www.solaris-books.co.uk/Roberts/ibbooksframe.htm）によるとP.K.ディック『ヴァリス』『フロリクス８から来た友人』などの表紙画を手がけたらしい。

しかしその一方で

「彼は気むずかしいことで知られていた。（中略）編集者や批評家の悪口ばかり言っていたそうだ。実際、ロバートの作品は大手出版社からはほとんどそっぽを向かれ、イギリスやアメリカの小さな出版社からしか出版されなかった。当然、人々の目に触れる機会も少なくなった」（大野万紀／SFマガジン 543）

とのこと。そのせいかどうかは不明だが、日本で出版された単行本は『パヴァーヌ』一冊のみである。

コメント(5)

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[1] mixiユーザー 09月20日 20:51

『パヴァーヌ』が好きだという理由で、参加させていただきます。・・・サンリオ版で読みたかったが、買いそびれて、復刊で読みました。よろしくお願いいたします。

[2] mixiユーザー 09月20日 23:58

こちらこそよろしくお願いします。
これほど重要な作家のコミュニティがなぜないのか、もしかしてみんな忘れてしまったのかと不安になっていたので、とても心強いです。

サンリオ版は…、買おうと思ったときには既に5桁の値段がついておりました。

[3] mixiユーザー 02月17日 18:01

はじめまして
パヴァーヌは古本屋で見つけました。サンリオSFで。
その当時1500円だったかと。
それ以来マイベストSFの一冊です。

復刊されてさらにうれしかったです。

よろしくお願いします。

[4] mixiユーザー 02月17日 23:20

こちらこそよろしくお願いします。
せっかく扶桑社で復刊したのにどうやら版元品切れの様子。
他作家ですが『エヂプト』の話題も一向に進展しませんし、
いったいどうしたものやら。

当方、『信号手』の話が大好きで、
時々読みかえしては「やっぱすげぇよー」などと涙を流しております。
というわけで、僕もマイベストを選ぶとしたら、必ずこれがランクインします。

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