唐口一之コミュのシュルレアリスム?

去る金曜の夜、京橋BeeHiveに行って参りましたー。4/1に最初に出かけて以来早2ヶ月。当日の午後に唐口センセーからのメールでのお知らせに応えました。是非お越しくださいのリクエストに対して行けませんでは申し訳ないと思ったからでした。

この日お話したことは、齢40を過ぎて新しいことに挑戦するのは困難ですと私情を申し上げたたところ、思い立った時が一番の近道ですと即答になられました。

別件で、私はBluesが好きではないと申し上げましたら、Bluesは曲ではなくて演奏ですとスッパリ♪音楽で会話をしているということ、それが分からなければ勿体無いですよ♪と微笑まれてお話して下さいました。

勿論、私の趣味のMichelLegrand等の事情も加味されてのことでした。

最初の演奏はSoft Wind。最近良く演奏されるので何故ですかと尋ねたら、BennyGoodmanが演奏していたからだとか…。全く興味が無いので知りませんでした(爆)

歌のおねぇーさんが入ってClose to youの歌伴をされている姿を見ていると、全然似合ってないと思いましたが、Bachrack Soundに必要なOlds studio trumpetで無くても、倍音を多く含んだ唐口センセーのtoneはそれ以上の効果を発揮していたのは言うまでもありませんでした。

そんな状況で、お客も一人帰って二人しかいなかったこともあってリクエストコーナー♬♫

私は黙ってましたが、別の方がSong is youをリクエストされ、それに応えるという形でしたが、今まで一度も演奏されたことがなかったようで、暫し譜面と睨めっこして「これは難しいですね、あまり早くは出来ません…」とお断り後始まりました。

いつになくぎこちなく、Song is youみたいな曲に仕上がってしまいましたが出来不出来をどうのこうのと申し上げる訳ではなく、お客のリクエストに応えようと
一生懸命だった姿が以前の唐口センセーとは別人のように感じられました。

意向が違う音楽は演奏なさらない主義的なイメージが永年あったのですが、より自由度の高い次元に昇華されたのでしょう。

思えば、過去一緒にデュエットして戴いたSpring can really hang you most,Why did I choose you,Here's that a rainy day,You must believe in spring,Two for the road等絶対普段のお仕事では演奏なさらない音楽も瞬時に自己の世界を展開されていた達人・唐口一之さんに改めて畏敬の念を覚えました。

今回は、前回終電逃して朝まで歩き歩きのコースだったので、23:15分頃失礼したのですが運悪く数分前に環状線で人身事故が発生(翌日の朝刊で知りました)、ダイヤ乱れて東西線経由普通西明石行きで無事帰宅。

気が向いて年に数度しか入らない近所のマクドナルドでひと休みしてから帰途に着きました。