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荒川洋治コミュの荒川洋治の声

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 詩やエッセイ、出版活動もさることながら、荒川氏の本領はその肉声にもあるのだとひそかにぼくは考えています。
 肉声とは氏が出演する講演や大学の講議、ラジオ番組の魅力的なトークです。ウラジミール・ナボコフには優れた文学講義の著書が残されていますが、氏にもそのような著書があっていいのではと思っているんです。きっと本人はいやがるのでしょうけれども。
 さて、せっかくこのようなコミュをつくられた素敵な方がいるのですから、がんばって面白い場所にしたいと思います。

2月14日火曜
日本全国8時です。

 今日はトリノオリンピックに寄せて。氏はどうにかイタリア文学を通してトリノに近付きたい模様。イタロ・カルビーノについてまず。三島とよく比較され、幻想的な小説を書いた、などはなす。次にブッツアーティ、タタール人の砂漠など語る。森本さん、でトリノは? パヴェーゼのお父さんがトリノの裁判所に勤めていました、と見事に締めくくる。
 
 ふざけては出来ないはなし。きちんと前もって調べているのだろう。そして、レベル高し。今の日本の公共電波でこの三人の名前を聞けるのはこの番組だけなのでは?

コメント(19)

2/21火曜日の
日本全国朝8時ですを聞いた方いらっしゃいませんか?

いらっしゃいましたら、簡単で結構ですので。お教え頂きたいのですが。
充実です。
きいたのですが、ぼおっとしていてあまり憶えていない始末。
「荒川といえば辞書。辞書といえば荒川」という
おなじみのフレーズから始まる話。
たしか、刊行中の小学館『精選版 日本国語大辞典』の用例について。
語の用例は、基本的に最も古いものがよい(?)。
今回の精選版では、用例を専門家だけでなく、
ネット上で広く募集したものが収められている。
というような話だったような気がしますが、
『日本国語大辞典』の話と、
ネット上で用例を募集して云々の話は
別の話だったかも。
不正確ですみません。
>「きちんと前もって調べているのだろう。」
 台本があるようです。一度見せていただいたような気がします。というのは、もう、十数年前のことなので。
 勤務先の関係で、ちょうど8時から8時15分までの間、車の中にいることがあって、ず〜と聴いていたことがあります。これも十年近く前のことですが。
 しかし、ず〜〜っと続いていますねぇ、あの番組。初期のころの内容は『言葉のラジオ』という単行本にまとめられましたが、あれからも随分たって、かなりのボリュームになっているでしょうね。
みなさんありがとうございました。
あの時間帯、夢うつつのといという方も多いかも知れません。辞書ですね。いい作家に限って辞書に異様に詳しいということあるみたいですね。ぼくが知る限りでは、辻原登という小説家は辞書に精通している数少ない作家のひとりです。辞書を引かない人はいい文章を書けない、といいきってます。村の名前、いい小説です。
充実さん、TOMさんありがとうございました。そういえば、文学など何一つ興味を持ってないようなサラリーマンの人が、荒川洋治の名を知ってることがあったりする。まさか、娼婦論のはなしになることなど無いわけですけど、車通勤できる、ぼくよりもリッチなサラリーマンがこの番組を聴いていることがあるようです。どんな気持ちで、サラリーマンは聴いているのだろうとそれを考えるのも面白いですよね。詩人のことばが日本の一番そわそわしているいわば魔の時間帯に、だれかのために届いているわけです。これは、考えてみれば厳しいことです。
 『言葉のラジオ』ね。氏のすごさは書いた文章のすべてが本になるということですね。ふつう真似できないですね。それと編集者もすばらしいですよね。本にする情熱があるわけですから。台本はあるみたいですよね。森本さんのつっこみっていいですよね。森本さんがテレビに出てるのを見たりすると、あの人だ!とか思ってます。これからもラジオ集でるのかな〜 ぼくらもこういう感じでやってきませんか? 何もならないかも知れませんけど。好きな人だけ。
朝のラジオはなかなか聞けませんが、先日の深夜のラジオでは漢和辞典のお話をされていましたね。ラジオ集、ぜひ読んでみたいです。「ボクのマンスリー・ショック」のようなのも私はスキです。
すごい。古本屋で探すしかない本ですね。ぼく読んでません。
>「ボクのマンスリー・ショック」のようなのも私はスキです。
 ワタシも荒川さんを知って以来(詩の教室に通っていました)、ず〜と探し続けているマボロシの本です。前から持っていらしたんですか。
前の火曜日の「日本全国8時です」について書き込んだつもりだったのですが、
書き込まれてませんでしたね。

先週は、
新聞の一面のコラムについて。
『朝日新聞』の「天声人語」など、そういうコラムです。
そこに詩の話・文学の話がどれぐらいの割合で、
どんな話が出ているかというものでした。
比較的強引に枕につかったりしているものも多く、
そのほうがまた面白くもあるといったようなコメント。
かなりいそがしく、しばらくぶりですがなんと氏ぴあに出てたらしい。ぴあをチェックする人から聞きました。さすがにぴあまではなかなか。いつキャンキャンなどに登場するかしれない。
何年何月何日号ですか?
そういえば昔、口ひげを生やしてスーツ姿でモデルのようにポーズをとっていた写真がグラフ誌か何かに出ていましたね。
笑いました。
実は見てません。チェックしてもいません。たぶんだいたい一ヶ月前ほどか? 
ぼくの考えでは文学はあらゆる権威と一種切り離されていなければならないと思います。時には詩壇からも。社会観察ということば自体があいまいだからなんとも答えづらいものですが、日常ぼくらが生きてしまっていることもすでに社会観察にはいってしまういます。あとは発言するかしないか、ですがアドルノという思想家はときに自分の領域ではないある種危険な論議に身を置きました。いま、さまざまな学問が専門性に支配され批判することはおろか交流すらできなくなっているかもしれません。詩人はあらゆるものから脱落している人間でなければなりませんから時に郵便番号にさえ言及する。社会観察はたいへんなことではないでしょうか。だれが本当に社会観察をできるでしょうか。
古井戸さん

もちろん、詩人はあらゆるものに目耳を閉じても語れる人をいうでしょう。おっしゃるように観察対象はそれでもどこかにあるもので、個はそれをどうすることもできません。ただ表現方法や態度に違いはでるでしょう。

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