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帝京大学薬学部コミュの気になる医療情報を勝手にアップします

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4期生のHIROです。
毎週会社の仕事で医療情報の検索をしているんですが、仕事には関係ない薬剤関連の情報も見かけるので、それを提供できる場所を作ってみました。

コメント(165)

殺虫剤誤飲で女性重体…自治会配布のお茶ペット
 15日午後5時10分頃、埼玉県越谷市恩間の住宅で、この家に住む女性(74)と、さいたま市岩槻区の知人女性(71)が倒れているのを、「お茶を飲んだら吐いた」と母親からの電話連絡で駆けつけた知人女性の娘(38)が見つけ、119番した。
 越谷署の発表などによると、2人はペットボトルに入った殺虫剤をお茶と誤って飲んだと見られ、知人女性が意識不明の重体、住人の女性も症状が重いという。
 発表などによると、居間の机の上に、黄色い液体の殺虫剤が1リットルほど入った2リットルサイズのペットボトルが置かれていた。ボトルには市販のお茶のラベルが付いたままだった。
 殺虫剤は側溝にわく蚊やハエ対策として、越谷市が13日から各自治会に配布。市側は、自治会が各家庭に小分けして配布したり、飲料容器に移し替えたりしないよう呼びかけていたが、事故が起きた自治会ではペットボトルに詰め替えて配っていた。自治会側は市の調査に対し、「ペットボトルだと入手しやすく、キャップも閉められて使いやすかった。毎回同じようにしており、まさか事故につながるとは思わなかった」と説明しているという。
(2011年5月17日 読売新聞)
[YAKUJINIPPO Mail News] 2011/05/19
 ◆【薬学部入学者】今年度も総定員割れ‐充足率格差も広がる

  2011年度の薬学部入学者数は、総定員数に届かなかったことが、
 本紙調査で明らかになった。入学方式が異なる東京大学と北海道大学を
 除くと、定員数1万2908人に対し、入学者数は1万2638人で、
 定員充足率(定員に対する入学者の割合)は昨年度とほぼ同率の97・9
 %だった。“定員割れ”した大学は20校で、昨年度より2校少なかった
 。一方、1割以上定員オーバーした大学が昨年度より6校増えて20校と
 なり、アンバランスな状況が一段と進んだ。また、入学定員を削減する
 状況も続いてた。

 記事詳細:http://www.yakuji.co.jp/entry23071.html?ym110519
平成23年5月26日 福祉保健局

不正けし(ハカマオニゲシ)の回収について

 平成23年5月20日、都内で「麻薬及び向精神薬取締法」により栽培等が禁止されている「ハカマオニゲシ」と思われる植物が発見され、流通状況を調査したところ、福島県の園芸業者からホームセンターを通じて「オリエンタルポピー」として販売されていたことがわかりました。
また、当該植物について、東京都薬用植物園において形態学的な植物鑑別試験及び麻薬成分であるテバインの含有試験を行った結果、本日、当該植物が麻薬及び向精神薬取締法で規制されている「パパヴェル・ブラクテアツム・リンドル(和名:ハカマオニゲシ)」であることを確認しました。
 都では、都内販売店舗に対して注意喚起文書の掲示を指導するとともに、福祉保健局ホームページに当該品の写真等を掲載し、当該植物を購入した都民に対して注意喚起し回収を図ることとしたので、お知らせします。

1 本件の概要
  本年5月18日、都民から「ハカマオニゲシと思われる植物が生育している」との情報提供があった。同日、現地(東京都東大和市)を調査したところ、ハカマオニゲシ(ブラクテアツム種)と思われる「けし」を2株発見した。
5月20日、所有者(都民)から当該植物(2株)の任意提出を受けるとともに、入手経路等の流通状況を調査した結果、当該植物は福島県の園芸業者で栽培され、1都18県のホームセンターを通じて消費者に販売されていたことが判明した。
また、東京都薬用植物園で形態学的な植物鑑別試験、テバイン分析試験を実施し、それらの試験結果を踏まえ、5月26日、都は当該植物が麻薬及び向精神薬取締法で規制されている「パパヴェル・ブラクテアツム・リンドル(和名:ハカマオニゲシ)」であると断定した。
じほうMRメールニュース <newsletter@jiho.co.jp>
◎《薬剤師最前線》6年制第1期生の5年次進級率 8割下回る

 文部科学省の調査で、薬学教育6年制第1期生の5年次進級率が8割を下回り、78.7%だったことが分かった。国立大は94.6%、公立大は82.9%だったが、私立が77.9%にとどまったことが影響した。
 進級率は6年制第1期生が入学した2006年度の入学者数と、10年度に5年生に進学した学生数から算出した。
 私立では60%を下回った大学が7校あり、日本薬科大36.3%、横浜薬科大51.3%、第一薬科大52.5%、九州保健福祉大54.1%、徳島文理大香川薬学部58.7%、青森大59.7%、帝京平成大59.8%となっている。
2011/05/25 [YAKUJINIPPO Mail News]
 ◆【都薬】後発品を客観的評価へ‐薬剤師の生の声収集
 東京都薬剤師会は都の委託を受け、後発品の「質の向上」推進事業に取り組む。後発品の承認規格には含まれない使い勝手の良し悪しについて、個別製剤ごとに薬剤師の生の声を収集し、第三者委員会で客観的評価を加えた上で、妥当とされたものについては都に報告し、メーカーへ改善を求めていく。個別製剤の品質に踏み込んだ調査を行い、情報をフィードバックしていくことで、品質に対する不安を除いて、後発品の使用促進につなげるのが狙い。
 記事詳細:http://www.yakuji.co.jp/entry23137.html?ym110525
遠藤先生の日記を転載いたします。(無断ですいません)

遠藤日記(674):”災害医療と薬剤師”に関する公開講座のご案内

  遠藤浩良です。

  小生が注力しておりますNPO「医療教育研究所」(http;..www.ime.or.jp )は、
心ある薬剤師諸兄姉の生涯研修を強力に支援するべく、本日2011年6月7日
現在、 e-ラーニングによるコンテンツ727講座(242単位相当)を Web上に
提供しておりますが、現在全国でおよそ8,000人の方々が受講下さっており
ます。

  極めて広範な領域に亘るその講座の中で、日本薬剤師会および日本災害
医療薬剤師学会のご協力を得て制作致しました「災害医療と薬剤師シリーズ」
の5講座( http://www.ime.or.jp/koukai/koukai_sp.html )につきましては、先
般の東日本大震災の復興に資するため、現在特に視聴料を無料として一般
公開しております。

  今回、新たに制作致しました

 「放射線の基礎知識」3講座 http://www.ime.or.jp/koukai/koukai_sp_01.html

 「災害時の心のケア」2講座 http://www.ime.or.jp/koukai/koukai_sp_02.html

に、これから夏に向かい節電でエアコンを控えることによる脱水症状の発生も
危惧される状況下故に、更に

 「経口補水液」に関する1講座 http://www.ime.or.jp/koukai/koukai_sp_03.html

をも加え、昨6月6日からは総計11講座の無料公開を開始致しましたのでご
案内申し上げます。

  未だに原子量区発電所事故問題の終息が全く見えない現在、薬剤師の
皆さんは不安な患者さんや市民の方々からいろいろと質問を受ける機会も
多いでしょうから、これらの講座は皆さんが放射線などの正確な知識を身に
つけて一般の人にわかる言葉でお話しできるようお手助け出来たら、と企画
された講座です。

  何かお役に立ちましたら幸いです。また、そのようにご評価くださいまし
て、周りの方々に皆さんからご紹介いただけましたら、傘寿を過ぎてなお毎
日懸命に頑張っております小生にとって、この上なく生き甲斐を与えられる
望外の幸せであります。何卒宜しくお願い申し上げます。
帝京大学:クラウドを利用したPHRプラットフォームを提案
【日経メディカル オンライン スペシャルメール 2011.06.15】
生体認証、コンティニュア規格、クラウドを活用
 帝京大学本部情報システム部部長である澤智博氏らの医療情報システム研究グループが、クラウドサービスを活用したPHR(Personal Health Record)サービスの実証実験に取り組んでいる。救急受診などの際にも服薬情報を基に安全な治療が可能といった利点の検証と同時に、コンティニュア規格を使ってデータ登録を容易にする試みや、生体認証によるデータの安全性確保、既存の健康情報サービスとの相互運用性などを模索していくという。・・・以下略
じほうMRメールニュース <newsletter@jiho.co.jp>
2011.06.21 vol.2143  ◎iPad向け医薬品情報提供アプリを発売
 ズー(長野県上田市)はこのほど、iPad向け医薬品情報提供アプリ「YakugenTab2011」(薬源Tab2011)の販売を開始した。
 医療用医薬品・OTC医薬品の情報提供アプリで、キーワードやJANなどの各種コード、薬効分類などから検索して、医薬品の基本情報や添付文書を閲覧できる。後発医薬品や同種同効薬を調べたり、薬の飲み合わせチェックも可能という。2011年12月末まで最新データを更新する。
 発売記念として1000円(薬源Tabシリーズ予価8000円)で提供する。主に医療従事者の利用を想定している。iOS4.0以降に対応する。
(2011年7月21日 読売新聞)  薬剤師も聴診器活用、副作用など早期発見
 長崎市の長崎大病院で、医師や看護師が使う聴診器を薬剤師も活用するようになった。
 患者の体調を把握するフィジカルアセスメントを通じて、副作用の早期発見などにつなげるのが狙い。九州・山口の医療機関では珍しい取り組みで、フィジカルアセスメントの技術を持つ薬剤師を増やしていく方針だ。
 「体調はいかがですか」。同大薬剤管理指導室長の龍恵美さん(42)はいつものように病室に入ると、白衣のポケットから聴診器を取り出し、男性患者(67)の体に当てた。皮膚炎で入院中の男性は糖尿病も患っており、約20種類の薬を服用している。龍さんは副作用が出やすい胸や腹部を中心に、異常がないか確かめた。
 男性は「薬の専門家が直接、体調を調べてくれるので安心できる」と歓迎。龍さんも「患者に触れることをタブー視しなくなった。今では肌つや、目の色なども積極的に確認するようになった」と話す。
 日本病院薬剤師会によると、薬剤師によるフィジカルアセスメントは医療行為とみなされ、医師法に抵触する可能性があるとされてきた。しかし、厚生労働省が昨年4月、医療現場での薬剤師の積極活用が求める通知を出したことを受け、同会は「医療行為には当たらない」との解釈を公表。こうした動きを背景に、各地の医療機関で研修を実施するなどの動きが広がったという。
 長崎大病院は昨年2月、フィジカルアセスメントの技術を持った薬剤師の育成に向け、研究会を設立。月1回、医師や歯科医師らが指導する講習を開き、受講を終えた8人が今年1月から入院患者のフィジカルアセスメントを実施。副作用の有無の確認や、医師に対する薬の処方提案に生かしている。
 これまでの講習では医学生向けの教科書を使ってきたが、同病院では薬剤師を対象にした独自の教科書を作り、8月から始まる講習で活用するという。
 北原隆志・同病院副薬剤部長(42)は「下痢をしやすい薬を飲んでいる患者は腹部を中心的にチェックするなど、薬の専門知識を生かせる機会が増えている」と効果を指摘。
 日本病院薬剤師会の堀内龍也会長は「これからの薬剤師には積極的に医療にかかわることが求められる。独自の教科書作りなど、長崎大病院の取り組みは全国的にも先進的と言える」と評価している。
 フィジカルアセスメント 患者の体の打診や聴診を通じて状態を把握する行為。長崎大病院では講習を受けた薬剤師に聴診器のマークが入ったバッジを配布している。
調剤ミスの薬局に賠償命令 2500万円、服用で死亡  2011年7月22日 提供:共同通信社
 薬剤師が誤って調剤した薬を服用し、その後死亡した札幌市東区の90歳代の女性の遺族が約3800万円の損害賠償を求めた訴訟で、札幌地裁は21日、薬局を開設している医薬品販売会社の北海道保健企画(同市東区)と薬剤師に約2500万円を支払うよう命じた。
 薬局側は服用と死亡との因果関係を争ったが、判決理由で田辺麻里子(たなべ・まりこ)裁判官は「調剤ミスで必要のない薬を飲ませられ、副作用の脳梗塞を起こして死亡した」と述べた。
 判決によると、薬剤師は2008年6月、薬局で頻尿治療薬を求めた女性に対し、誤って血圧を下げるための錠剤180錠を調剤し、服用した女性は約3カ月後、副作用の脳梗塞で死亡した。
 錠剤の説明書には、脳梗塞を起こす恐れがあり、高齢者には慎重に投与するよう注意書きもあった。
 判決について薬局側は「コメントできない」としている。
じほうMRメールニュース <newsletter@jiho.co.jp> 2011.08.11 vol.2179◎《薬剤師最前線》薬事法違反で広島市のムラオカ薬局が業務停止
 広島市は8日、合成副腎皮質ホルモン(ステロイド)を含む処方箋医薬品を粉砕し、一般用医薬品に混和した上で処方箋を持たない患者に販売したとして、同市内のムラオカ薬局(広島市西区、村岡信也社長)に対し薬事法違反で業務停止を命じた。業務停止は8月9日〜9月5日までの休業日を除く24日間。
 同薬局は2008年2月〜11年4月までの間、抗ヒスタミン剤が配合されたベタメタゾン(一般名)の錠剤を砕き、漢方を主成分とした一般用医薬品に混ぜて処方箋のない患者に販売していた。違反品は同薬局の「ムラオカ鼻炎薬」の一部。
 今年6月、市内の医療機関から「副腎皮質機能抑制状態であった患者が薬局で購入し服用していた漢方薬にステロイド様物質が含有されている疑いがある」との連絡があり、調査と検査を行ったところステロイドが検出された。同薬局の開設者である管理薬剤師も販売を認めた。
(2011年8月19日 読売新聞) 調剤ミスで75歳死亡、薬剤師2人を書類送検
 薬の誤った調剤をして、女性患者を死なせるなどしたとして、埼玉県警は19日、「小嶋薬局本店 サンセーヌ薬局」(埼玉県越谷市)の吉田玲子・管理薬剤師(65)(千葉県野田市)を業務上過失致死容疑で、経営者の小嶋富雄・埼玉県薬剤師会長(76)(埼玉県越谷市)を業務上過失傷害容疑でさいたま地検に書類送検した。
 発表によると、小嶋会長は昨年3月25日、春日部市の米沢朝子さん(当時75歳)が胃の負担を和らげる「胃酸中和剤」を医師から処方されていたのに、重症筋無力症の治療に使う「コリンエステラーゼ阻害薬」を誤って調剤して渡し、全治不詳の中毒を起こさせた疑い。
 医薬品管理の責任者だった吉田薬剤師は、在庫管理の際に調剤ミスに気づいた部下の薬剤師から同4月1日にミスの報告を受けながら、米沢さんに連絡せずに放置し、薬による中毒で死なせた疑い。
 米沢さんは同3月31日頃から誤って渡された薬の服用を始め、4月7日に入院先の病院で死亡した。
 県警は、調剤ミスに気づいた時点で連絡をしていれば、死ななかったとみている。
以前、帝京薬学部で有機化学合成を教えてくださった、柴崎先生が石油から「リレンザ」を初合成したとの報道が載っておりました。

(2011年11月26日 読売新聞)
 石油から「リレンザ」初合成  微生物研 耐性ウイルス対策に有効
 石油を原料にして、インフルエンザ治療薬リレンザを化学合成することに、微生物化学研究所(東京都品川区)の柴崎正勝所長らのチームが世界で初めて成功した。安価な大量生産に道を開く技術で、耐性ウイルスが出現した際に素早く対応するための基礎技術にもなるという。
 チームが使ったのは、石油から安価に生成できる「ニトロブテン」と呼ばれる化学物質。酸性とアルカリ性の両方の働きをする独自の触媒技術を使って、リレンザを合成した。
 従来は発酵技術で作る「シアル酸」という原料から合成されてきたが、化学構造を変えるのが難しく、価格も高くつくのが難点だった。石油を原料にした化学合成によって、大量生産が可能になるほか、類似物質を簡単に作ることができるため、耐性ウイルスが出現しても、そのウイルスに対応した薬剤を素早く合成できる利点がある。
 柴崎所長は「近い将来、リレンザの耐性ウイルスが出現するだろうが、大流行への対抗手段として役立てたい」と話している。
[YAKUJINIPPO Mail News] 2011/12/13  ◆【厚労省】薬局向け災害対策マニュアル作成へ
 厚生労働省は、2011年度科学研究費補助金事業の一つとして「薬局および薬剤師に関する災害対策マニュアルの策定に関する研究」を実施する。東日本大震災での経験を踏まえて、現在の「薬局・薬剤師の災害対策マニュアル(日本薬剤師会作成)」を全面的に見直し、非常時に活用できる新たなマニュアルを作成するのが主な狙い。大震災が発生した3月11日の日付に合わせてマニュアルを発行したい考えだ。
 記事詳細:http://www.yakuji.co.jp/entry25017.html?ym111213
ご無沙汰しております。
日経BP社のDIオンラインに気になる情報がありましたので、アップいたします。
詳細を見るためには会員登録が必要です。

【DIオンライン メール No.080】
一人薬剤師、鑑査漏れで7倍量を投薬してヒヤリ
 以前、日経DIの特集「あなたの鑑査、大丈夫?」でも取り上げましたが、一人
薬剤師薬局における鑑査は、しばしばその精度が問題になります。ピッキングが
終わった後に一呼吸置いてから鑑査をするようにしたり、患者と一緒に一つひと
つ薬を確認するなど、皆さん、色々と工夫を凝らしておられるようです。

 ただし、薬剤数が多かったり、在庫のない薬が処方されていたり、なじみのな
い薬が入っていたりすると、どうしてもそのことに気を取られて、鑑査がおろそ
かになりがち。今回の「澤田教授の育薬道場」では、そんな状況で起きた鑑査漏
れによるヒヤリハット事例を取り上げています。

《澤田教授の「育薬」道場》
◆2.8 処方箋の記載ミスを見逃し葉酸を過量投薬
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_141757_16670_6
【DIオンライン メール No.082】
 今年2月、欧州では、欧州医薬品委員会(CHMP)の判断により、糖尿病患者におけるラジレス(一般名アリスキレンフマル酸塩)とARB/ACE阻害薬の併用が禁忌となりました。中等症から重症の腎機能障害患者でも、この併用は禁忌となっています。
 日本では、PMDAやメーカーから注意喚起の文書は出ていますが、今のところ添付文書の改訂などは行われていません。ですが笹嶋先生は、「糖尿病患者や腎機能低下者でこの併用を見かけたら、薬剤師としては少なくとも処方医に疑義照会を行うべき」と提言しています。
《笹嶋勝の「クスリの鉄則」》
◆3.10 糖尿病患者でのラジレスとARBの併用は是か非か
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_146472_16724_6
官報からの情報
厚生労働省告示第百四十六号【医療法第三十条の三第一項の規定に基づき、医療提供体制の確保に関する基本方針の一部改正】が官報第5764号に掲載されておりました。
その中に【五、薬局の役割】として
薬局については、医療提供施設として、五疾病・五事業及び在宅医療のそれぞれの医療連携体制の中で、調剤を中心とした医薬品、医療・衛生材料等の提供の拠点としての役割を担うことが求められる。また、都道府県において、薬局の医療機能を医療計画に明示することにより、患者や住民に対し、分かりやすい情報提供の推進を図ることが重要である。
と、記載がありました。

ご報告まで
日経ドラッグインフォメーション 2012. 3. 27

患者や家族がオンラインで副作用を報告
PMDAが「患者副作用報告」の受け付けを開始

 医薬品医療機器総合機構(PMDA)は3月26日、「患者副作用報告」の受け付けを開始した。患者やその家族が、医師や薬剤師を介することなく、副作用が疑われる症状やその時に飲んでいた薬などについてインターネット経由で報告できるようになる。
 具体的な報告方法は以下の通り。まず、PMDAの「患者副作用報告」のウェブページを開き、注意事項や利用規約を読んだ上で、実際の報告画面に移る。注意事項として、報告した症状についての相談や治療上のアドバイスを受けることはできないことを断った上で、現在症状がある場合は医療機関に相談するよう勧めている。
 報告画面では、(1)報告者(氏名、メールアドレスなど)、(2)副作用を経験し患者(氏名、年齢など)、(3)副作用(症状、時期、転帰など)、(4)原因と疑われる医薬品名、(5)医療機関(詳細情報の問い合わせ先)――についての情報を、順を追って入力する。PMDAの説明によれば、入力項目数は約40、入力に要する時間は約20分という。現在はまだ試行という位置づけだが、寄せられた副作用報告は集計、分析して、副作用の発生傾向の把握などに用いる。
 「患者副作用報告」は、厚生労働省の研究班(研究代表者は慶応大薬学部教授の望月眞弓氏)の成果を発展させたもの。同日開かれた同研究班の成果報告会では、2011年1月11日から12月28日までの約1年間に、研究班が構築した副作用報告システムに寄せられた計220件の副作用の集計結果が発表された。それによると、副作用が発現した人の年齢は20〜65歳の成人が多く、男女はほぼ半々。副作用発現時に使用していた薬としては、中枢神経系用薬が群を抜いて多く、次いで消化器官用薬が多かった。
 わが国における医薬品の副作用報告は、企業からの報告と医療機関(病医院、薬局)からの報告に限られ、患者やその家族が報告する仕組みはない(予防接種法で定められるワクチンの副反応報告は、患者や保護者からの報告もできる)。同研究班の分担研究者である鈴鹿医療科学大学薬学部教授の山本美智子氏によると、世界的には2000年代前半から患者からの報告制度を設ける国が増えており、副作用報告全体に占める患者からの報告の割合は、英国9%、デンマーク11%、オランダでは15.7%に達している。
 望月氏は「国民への啓発、寄せられた副作用報告の分類・コード化、詳細情報の問い合わせ体制など課題もあるが、PMDAの取り組みに期待したい」と語っている。
こんなところでプロスタグランジンが活躍しているとは(@_@;)
いや、むしろ活躍しないで欲しい(切実な願い By HIRO)

(2012年5月8日 読売新聞) 男性型脱毛症「犯人」を見つけた…新薬に期待も
 男性型脱毛症の原因とみられる物質を、米ペンシルベニア大などが発見し、その作用の仕組みも解明した。
 この作用を妨げる新薬の開発につながると期待される。米医学誌サイエンス・トランスレーショナル・メディシンに発表した。
 男性型脱毛症は思春期以降に発症、前頭部や後頭部の毛髪が徐々に細く短くなり、最終的にはなくなる。症状に悩む男性は国内に約800万人いるとされる。
 研究チームは、患者5人の頭皮を分析。「プロスタグランジンD2」という物質をつくる遺伝子の働きが、脱毛部では活発で、毛のある部分の約3倍に上ることを突き止めた。健康な頭皮を培養し、この物質を加えると、毛髪の成長が妨げられた。
 また、プロスタグランジンD2は、皮膚内の「GPR44」というたんぱく質と結合して脱毛症を引き起こすことも、マウス実験でわかった。
確かに、HIROさんのおっしゃる通りです。もっとも、原因が判る事で、新薬の開発が進むことも期待できます。

私が大学にいたころは、プロスタグランジンは、夢の新薬などともてはやされていた記憶もありますが、色々ありますね。
そーなんですよね
カケンの研究テーマでもありましたね
[YAKUJINIPPO Mail News] 2012/09/20
◆【NPhA】流通改善へ理解求める‐10月に「倫理綱領」策定へ
 日本保険薬局協会は13日の記者会見で、非会員向けに、既に全国5地区でセミナーを開催し、中村勝会長(クオール)自らが講演、会員増強に努めていることを報告。中村氏は「大手チェーンのイメージを払拭したい」と述べ、中小薬局の取り込みを一層進めたい方針を示した。さらに、社会から薬局経営者の姿勢が問われているとの観点から、10月には倫理綱領、倫理規範の成案を得て公表していく。また、大きな焦点になっている流通改善に関し南雲正副会長(アインファーマシーズ)は、「当事者は新ルールに沿って交渉しているため、時間がかかっている」と述べ、理解を求めた。
 詳細:http://www.yakuji.co.jp/entry28363.html
>>[147]

あれ?全然上がってこなかったんで、よっぽど忙しいんだなぁ。って思ってたんだけど、5月に書き込んでたんだ。
で、アンカーの理由。
カケンって、帝京大学薬学部の、初期に存在していて、その後、誰かさんが潰してくれた、科学研修会?
だったら、プロスタグランジンじゃないって。
科研のトピックでも訂正したじゃん。トリプトファンP-2(だったよなぁ)。
「調剤医療費は高すぎ、中医協で議論を」 日本精神科病院協会の山崎学会長が会見
http://www.m3.com/iryoIshin/article/165033/
2013年1月24日 池田宏之(m3.com編集部)
 日本精神科病院協会の山崎学会長は、1月23日の四病院団体協議会の総合部会後の記者会見で、近年伸びが顕著な調剤医療費に関して、「高すぎる。中医協で争点化してほしい」と問題視した。さらに、準夜帯に患者対応しない精神科クリニック等について、患者の多くが地域の病院に運ばれている現状を批判し、診療報酬を減算するべきとの考えを示した。
日本精神科病院協会の山崎学会長は、病院から調剤薬局に薬剤師が流れる現状について、「あり得ない」と問題視した。
 調剤医療費について、山崎氏は「診療所1軒に対して、調剤薬局1軒が成り立つ現状があるが、調剤薬局の点数が高すぎる」と指摘。100万円以上年収が上がるために病院から調剤薬局に薬剤師が移る現状を紹介した上で、「同じ医療費の中から支払うのに、(給与差があるとは)あり得ない。中医協で争点にしてほしい」と述べた。厚生労働省の資料によると、2011年度の調剤医療費は、約6兆5100億円で、2010年度と比べ7.9%の伸び。近年、調剤医療費は伸び続けていて、2005年度と比べると約1.4倍になっている。
 また山崎氏によると、準夜帯に患者が連絡しても、留守電のテープが流れ、対応しない精神科クリニック等の医療機関が増えて、救急で対応する病院の負担になっているという。準夜帯の対応について、山崎氏は「精神科のかかりつけ医は、せめて午後10時までの対応を義務付けるべき」との考えを示した。現在、準夜帯に携帯電話等で対応できる体制を取っている場合、「時間外対応加算」として1〜5点が加算できるが、山崎氏は「対応しているとは思えない」と指摘。その上で、「対応しない医療機関の点数を減らして、対応している医療機関に付け替えるべき」と話した。
調剤薬剤師の給与を下げる話でなく、病院薬剤師の給与を上げる話をしてもらいたいです。
6年生薬剤師が出てきて、給与を下げていったら誰も薬剤師にならなくなってしまうかもしれませんね。
同感ですが分業が進まなくなる可能性も?
どこに書いて良いか判らないから、こちらに。

先日、退院時に麻薬を持って帰った患者さん。ご家族が、その麻薬を飲んじゃったとか。

ちょっとした経緯で発覚しましたが、参った。。。。。
>>[153]
ただの痛み止めと思ったのでしょうか?
試しに飲んでみるとかの話ならば、法に触れてしまうような気が・・
1錠でもこちらではどうしようもないですものね。
>>[154]

とりあえずは、「麻薬」との自覚が有ったみたいですが、身体の痛みに試してみたそうです。

薬務課と色々とやり取りはありましたが、患者家族に、「法律に触れるから気を付けてください」と、お願いをして、今回は、幕引きにしました。(--;)
>>[155]

そうですね。慢性化するようなら通報もありますが、注意で幕引きとなりますね。
愚痴ネタ。

風疹ワクチンの接種が推奨されているのに、風疹ワクチンどころか、MRワクチンも入手困難になってきた。

先週、急遽、MRワクチンの接種希望者を断った。

インフルエンザ、B型肝炎、麻疹・・・ワクチンは、何かあると、すぐにトラブって入手困難になる。同じことの繰り返し。

製造期間に時間がかかることは判るが、相変わらずの、日本の薬事行政の無能さにガッカリ。
↑・・・自己レス。

TBSのニュースで、「8月にもMRワクチンが不足する心配がある」とか言う報道をしているけれど、もう、手遅れ。

小児向けの公費接種用のワクチンですら、供給が不安定になってきている。(神奈川県)

恐らく、今月中に、日本中で、MRワクチンの供給は大幅に制限されるはず。
>>[158]

この辺のワクチンって、私ら、受けてますよね?
で、中間が無くて、最近の子も受けてるはず。(岐阜県だけ?)
T-Cellメモリでしょ?この辺の免疫って。
どうして受けてない世代があったんですか?変な日本語だなぁ。我ながら。
やっぱり副作用の問題?
私らの小学生の頃って、今では考えられない、一本の注射器、一本の針で、立て続けに何人もの腕に注射して、泣かせてたでしょう。ワクチンの接種って。
永久免疫が消える病気もあるから、風疹の流行って、はじめはそういった類の病気が蔓延してるのかと思いました。
>>[159]

そういえば、注射針や注射筒の使い回しは、普通に行われていましたね。今から思うと、乱暴な時代でした。

そう言えば、インフルエンザ患者も、しぶとく出てきます。

昨年、予防接種した方々の、免疫が切れてくる頃でしょうか、そろそろ。
>>[160]

インフルエンザは、ほぼ毎年摂取が必要な割に、副作用のリスクが大きすぎるような気がします。
昔っからでしたっけ?今みたいな頻度で、重篤な副作用の発生って。
無茶苦茶痛かった記憶はあるんですが、頻度も少なく、程度も軽かったような記憶があります。
まぁ、同じ針で、何人もの小学生を泣かせてた時代のことですから、下手するとワクチン自体、水でも入れて薄めてたのかもしれませんけど。(←明らかに暴言。)
しかし、MRワクチンも、ほとんど、入ってこなくなりました。
ディオバン、やりますねえ。

日本ケミファによるデータねつ造の前例から考えれば、ディオバンも、販売停止・製品回収だろうが、如何でしょうか?
信用できなくて怖いから、ディオバンは使いたくないと言う声が患者さんから出始めているとか。

マァ、少数だとは思いますがよ対応に苦慮しますね。
>>[164]

メディアに載ると、一般の方、異常なくらい過敏に反応する人がいるんですよね。
以前、シッカロール(?)にアスベストが混入していたニュースがアナウンスされて、半年以上経ってから、「これには混入の可能性、ないのか?」って聞かれました。
「大丈夫ですよ。」って返事したら、「絶対ですか?」って。
知らんがな。
絶対なんて言い切れるわけないし、疑いながら使うくらいなら、使わない方が良いと思う。
病気なんて、“効果ない”と思いながら治療受けたら、直るものも直らないんだから。
黙って言いなりになるのも問題有るんでしょうけど、いちいち無駄な愚痴をぶつけても、意味ないのに。
まぁ、ストレスの発散にはなるんでしょうけどね。
立場の弱い人間に対してしか言えないでしょうから。

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