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チェコ共和国コミュのチェコの米国MD配備問題

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米国のミサイル防衛(MD)システムのレーダー設備のチェコ配備問題を話し合うトピです。

米国のミサイル防衛システムは米国内に設備を配するだけでは不十分で、主に対イランのために、チェコおよびポーランドにもその設備が建設されることになりました。チェコ共和国はその見返りとして、米国へのビザなし渡航が可能になります。

ただし、チェコ国内では米軍を受け入れることへの反発があります。ドイツも反対しており、EU内での足並みを乱す原因にもなりかねません。また、ロシアも自国の近くに米軍設備ができることに反発しており、対抗措置を採ると警告しています。米国は対立を回避するためにロシアのMDシステム参加を呼びかけましたが、かつてソ連に占領されたチェコはロシアの参加を嫌がっています。米露の対立は悪化するばかりのように見えます。

ここでは皆さんの意見、新しいニュースなどを自由に書き込んでください。

コメント(25)

国民投票実施と米製品ボイコット訴え=米MD配備で反対デモ−チェコ
(時事通信社 - 11月18日 07:10)

 【ベルリン17日時事】チェコの首都プラハで17日、米国が計画しているミサイル防衛(MD)システムの配備に反対する大規模デモが行われた。主催者側は国民投票の実施を求めるとともに、米国製品のボイコットを訴えた。AFP通信が伝えた。

 主催者側によると、参加者は約2000人。米国はイランなどからのミサイル攻撃の脅威を理由に、チェコにレーダーを建設、ポーランドに迎撃ミサイルを配備する計画だが、ロシアが同計画に強硬に反対している。 

[時事通信社]
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=342339&media_id=4

(抜粋以上)

とりあえず最新のニュースです。主催者側は数万人規模を期待したようですが、主催者発表で2000人しかいないところを見ると、チェコ側の反発はごく一部に留まっているのでしょうか。
パンダ館はこれどう思う?

正直どうもしっくり来ないのも事実だな。アメリカに依存しすぎると日本見たくなっちゃうぞ。まぁ小国だしどこかに頼らなけりゃならんのは事実だけど、EUは大きな軸なんだし・・・・・と思わないでもない。僕は政治学者じゃないからどういう理論でこういうことになったのかは分からないけど、チェコはちょっと釣られている気がする。

子供論理だが仕返しを続けてたらいろいろな意味で終わらなくなっちゃうぞ。調子に乗ってベネズエラも核開発始めたし(個人的に原発は嫌いじゃないけど)
Jiří

たぶん、米国にとっても欧州にとっても本当の脅威はロシアではなくイランなんだと思う。ロシアはたしかに石油やガスやそのパイプラインを握ってはいるけど、かつての冷戦構造を生み出すほどの力は全然ないわけだ。今回のMDシステムにしても、米国は本当に対ロシアは考えていないんだと思うし、現にMDシステムに参加を呼びかけまでした。

欧州はイランの脅威を前に米国と協調路線を採り始めている。チェコは米国のビザ無し渡航や経済的便宜に釣られたのだろうけど、欧州全体としては再び親米路線にいくと思う。でもEUの中にはそういう路線をよく思わない国もあるから、流れは複雑。拡大したEUは必ずしも外交で意見を一致させられない。
ど素人で悪いんだがイランって欧州にとっても脅威なのかい??今までイランが米国を嫌うのは国民のフラストレーションを解消するためでアメリカがイランを嫌うのは石油のためだとばかり思ってたよ。

EUは拡大しちったもんはあきらめて外交も含めて色々もっと詰めた方がいいのかもね。
Jiří

イラクの大量破壊兵器保有説は単なるでっち上げだったかもしれないけど、イランの場合はより現実味のある脅威だと思うよ。むしろ対立を利用してるのはプーチン大統領だと思う。米国との対決姿勢を明確にすることで、求心力を保つことができるからね。欧州にとってのイランの脅威ってのは地理的に近いからあるだろうし、MDという盾は欲しいんじゃないかな。というわけで、私が知っている限りじゃイラク戦争の時と違って、今回は欧州(主に仏・独)の独自外交は難しいんじゃないかと思えてきた。

EU統合ってのは本当に難しいね。各国の思惑が違うし。EUレベルでの外交政策ってのはまだ先に話になるのかな。でも50年前は誰も今のEUなんて想像できてなかったわけだし、一部でもいいから理想に燃える人がい続ければ実現するんじゃないかな。
ミサイル防衛で米が新提案=ロシアの懸念和らげる方策も
(時事通信社 - 11月22日 21:10)

 【モスクワ22日時事】米ミサイル防衛(MD)の東欧配備計画をめぐり米国とロシアが対立している問題で、ロシア外務省のカムイニン情報局長は22日、米側がロシアに新たな提案を行ったことを明らかにした。インタファクス通信が伝えた。

 同局長は現在提案について検討中として、内容には触れなかったが、ロシアの懸念を和らげるための方策が含まれているとみられる。提案は21日、書面の形でロシアに渡された。

 バーンズ駐ロシア米大使は22日付のロシア紙ノーバヤ・ガゼータに掲載されたインタビューで「(MD問題で)意見の違いは残っている」としながらも、「現在の安全保障問題の幾つかや米ロ協力に関する双方の見方が変わる可能性はある」と述べた。 

[時事通信社]
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=346252&media_id=4

(抜粋以上)

追加のニュースです。
要するにロシアはイランの味方な訳じゃなく、アメリカに喧嘩を売ってただけなのか?
以前、「雑談トピ」で11月17日の革命記念日について触れましたが、掲載した写真の記念碑にはたくさんの花束と蝋燭が置いてありました。そこを友達と通りがかった時に、私がビロード革命とその記念碑について説明していたら、通りがかりの老夫婦に「そこの帯に書かれていることも説明しないとダメだよ」と言われました。帯にはチェコ語で「戦争反対」「基地反対」と書かれています。基地とはおそらくMDシステムの米軍基地のことでしょう。

この話しかけてきた老夫婦は驚くほど英語が流暢でした。自由化以前、一般人は外国語はロシア語しか学ぶことが許されず、自由化後に英語を学び始めた人ではここまで上手くはなりません。おそらく、共産党系の、当時、特権階級だった人なのでしょう。
Jiří

まず、米国がロシアに眼中にないと思う。ロシアは20年前の力はとっくになくなってるわけだしね。兵力だけあっても、国力は米国の数分の一もない。

ロシアはイランの味方をして反対している、と考えられなくもない。ロシア外交はよく分からないけど、ムスリムをさんざん虐めてるロシアって中東の国家とどういう関係にあるんだろう。反米という点で連帯しているんだろうか。
射程2000キロのミサイル開発=国防相が発表−イラン
(時事通信社 - 11月27日 19:00)
 【カイロ27日時事】イランのナッジャル国防軍需相は27日、射程2000キロの新型弾道ミサイル「アシュラ」を開発したと発表した。同国のファルス通信が伝えた。

 イランは9月にも射程1800キロの弾道ミサイル「ガドル」の開発を発表。また、既にイスラエル攻撃が可能な射程1300キロとされる「シャハブ3」を保有している。 

[時事通信社]
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=349141&media_id=4

(抜粋以上)

米国の東欧MD配備の目的が本当に対イランなら、対応するイランの兵器は上記のようなものなのでしょうか。
というわけで、歳月が経ったけど、最近どうなんだろう。アメリカの大統領がもし民主党系になったら、MD計画はどうなっていくと思う??

イランだってバカじゃない。今戦争を起すとはとても思えない。石油を守るため威嚇しているような気もするんだけど。

そういやぁイランはパルティア王国の時代から大国にたてついてるねぇ。
民主党になったら・・・分からないな。MD計画は大統領選の論点になってないようだけど、本選になれば何か分かるかもしれない。イランは石油を守ろうという意識は常にあるだろうね。パルティア王国!?
チェコとポーランドのMD配備問題、ウクライナとグルジアのEU・NATO加盟問題により米露の対立は鮮明になってきました。また、ウクライナはロシアに先行してWTOに加盟する可能性があります。ロシアはエネルギー政策や国内のチェチェン問題のために周辺国の影響力を維持したいようです。

以下はThe Economist(2008年4月12日号)の記事から抜粋です。4月2−4日開催のNATOブカレスト・サミットの最終日、苛立ったプーチン大統領はブッシュ大統領にこう言い放ったそうです。

"Do you understand, George, that Ukraine is not even a state." Claiming that most of Ukraine's territory was "given away" by Russia, Mr Putin supposedly also said that if the country joined NATO it would "cease to exist".

このようにロシアは一歩も引かない構えです。ロシアの脅威に常に脅かされるウクライナとグルジアにとっては何が良い選択となるのか難しいところです。
ロシアについているメリットって何なわけ???
参考までに、Newsweek(2008年4月14日)のデータです。

77%のグルジア人がNATO加盟を支持
84%のグルジア人がEU加盟を支持

20%のウクライナ人がNATO加盟を支持
60%のウクライナ人がEU加盟を支持
ロシアにつくメリット・・・はよく分かりません。国家の独立さえ危ぶまれる状況下でグルジアとウクライナはぎりぎりの選択を迫られています。下手に西側に近づけば後ろから撃たれます。ロシアとの関係を保てばエネルギーは得られるかもしれませんが、経済発展をするならEUに加盟して、西側資本を受け入れる方が得策でしょう。
デモがあるのは知りませんでした。
報道によると基地反対派は50%とチェコ人の意見が二分しているようです。
議会の与野党の議席数も半々ですね。
50%は2006年9月の世論調査の数字ですから、古いかもしれません。
これはチェコ国民全体の数字ですから、地元住民の反対はもっと大きいでしょう。
リンク先を見ると、現在は57%が反対、39%が賛成のようですね。
これがきっと最新の数字でしょう。
最新情報です。以下抜粋。

<ポーランド>MD配備合意 米が交渉急ぐ
(毎日新聞 - 08月15日 11:51)

 【ウィーン中尾卓司】米国の東欧ミサイル防衛(MD)計画で、ポーランドと米国は14日、ポーランドに迎撃ミサイル基地を設置することで基本合意に達した。難航してきた交渉は、ワルシャワでの2日間の最終交渉で急展開。対空防衛システム近代化を求めるポーランドに米国が譲歩する形で事態打開に至った。米国は、グルジアに軍事介入したロシアを意識して大幅な軍事支援を決断したとみられ、ロシアの反発は必至とみられる。

 両国の交渉は昨年初めから続いてきた。ポーランドのトゥスク首相は14日、MD基地受け入れの見返りとして、迎撃ミサイル「パトリオット」常駐配備を要求していたことを明らかにし、「米国がパトリオット配備を受け入れた」と語った。第三国からの攻撃など有事の際、両国が即時に密接な協力体制を敷くことも約束されたという。米側の交渉担当者は「今回の合意は、両国の安全保障の関係を新たな段階に引き上げる」と述べた。

 ポーランドと米国のMD交渉は先月、米国の「見返り」提案に、トゥスク首相が「満足できない」と発言するなど難航していた。米国は一時、迎撃ミサイル基地の配備国をリトアニアに変更する姿勢を見せていた。

 米国は昨年1月、イランなど「ならず者」国家のミサイルの脅威に対抗することを目的に、ポーランドに地上配備型の迎撃ミサイル10基を導入することを正式提案した。追跡レーダー施設配備が予定されるチェコは先月、米国との間で施設を設置する協定に調印した。2012年に実戦配備される計画となっている。

 米国が見返り案でポーランドに「譲歩」した背景は明らかになっていない。しかし、ロシアのグルジアへの軍事介入を受けて米国が対露政策の見直しを迫られる中で、合意を急いだとの見方もある。
ロシアのグルジア侵攻で、ロシアに対する危機感からポーランド国民のMDに対する世論が変わり、
結果的にMD配備が加速されたのでしょうか。
以下は関連ニュースです。

五輪の華、チャスラフスカさんが露のグルジア侵攻を非難
(読売新聞 - 08月22日 12:44)

 【ウィーン=石黒穣】東京、メキシコ五輪金メダリスト、チェコスロバキア女子体操のベラ・チャスラフスカさん(66)が、21日発行のチェコ主要紙イドネスのインタビューで、40年前の民主化運動「プラハの春」がソ連軍侵攻で挫折した体験を踏まえ、ロシアのグルジア侵攻を「40年前とほとんど変わっていない」と非難した。

 プラハ在住のかつての体操の花は、元夫が息子の暴行で死亡した事件後、10年以上も世間と接触を絶っており、メディアへの登場は異例。

 チャスラフスカさんは、インタビューの中で、ソ連軍侵攻の2か月後、4種目で優勝したメキシコ五輪に「祖国の屈辱をはね返すため、最高の演技を誓って臨んだ」と述懐。

 表彰台ではソ連の選手に背を向けたが、「内心かわいそうと思った」と語った。
オバマ氏、ミサイル防衛は「技術立証されれば」推進=側近
(ロイター - 11月09日 15:32)

 11月8日、オバマ氏の側近は、ミサイル防衛について「技術立証されれば」推進すると慎重姿勢を示した。
 [ワルシャワ 8日 ロイター] 米国が東欧で進めるミサイル防衛(MD)計画について、オバマ次期米大統領の側近は8日、オバマ氏が推進継続を約束したわけでないと述べ、MD計画に慎重な姿勢を示した。

 ポーランド大統領府のウェブサイトによると、同国のカチンスキ大統領とオバマ氏が7日に電話会談を行い、その際にオバマ氏が「MD計画は継続する」と言明したとしている。

 しかし、オバマ氏の外交政策アドバイザーであるデニス・マクドナフ氏は、ロイターの取材に対し、MD計画の配備は確約されたわけでないとした上で、「オバマ氏の立場は選挙中と同じで、(MD計画の)技術が機能すると立証されれば、システム配備を推進する」と述べ、ポーランド側の発表を修正した。

 ブッシュ政権はこれまで、いわゆる「ならず者国家」によるミサイル攻撃から防御するためとして、MD計画を推進。ポーランドと隣国チェコが、同防衛ネットワークを配備することで既に合意している。

 これに対し、ロシアは7日、独自のミサイル防衛システムを同国西部のカリーニングラード州に配備するという計画を、対抗策として明らかにしている。
ロシアとグルジアの紛争以降、ロシアへの脅威から、
MD配備に対するチェコ人の認識が若干ながら変わってきた気がします。
「ロシアのグルジア侵攻」をソ連がチェコスロヴァキアに侵攻した
68年の「プラハの春事件」にだぶらせて見ている人もいるようです。

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