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楽しく洋書を味わうコミュの★Topi45: The Fellowship of the Ring を英語で読もう!! (トピコン: MIKI)

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いつか読めるようになりたいと、ずっと憧れ続けていたThe Lord of the Rings!
その第一巻、The Fellowship of the Ring を英語で読むトピです。

著者:J. R. R. Tolkien

恐ろしい闇の力を秘める黄金の指輪をめぐり、小さいホビット族や魔法使い、妖精族たちの、
果てしない冒険と遍歴が始まる。数々の出会いと別れ、愛と裏切り、哀切な死。
全てを呑み込み、空前の指輪大戦争へ―。

トピック・コントローラー(略してトピコン)制度の概要はこちらをご覧ください。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=26411508&comm_id=2747486

コメント(188)

>>[147]

Barlogはマイアなんですか・・・?
あれ?でも、Gandalfもマイアじゃなかったでしたっけ?
私は、てっきり、Hobbitに出てきたSamugみたいな、
伝説の怪物の名前だと思ってましたが・・・。
マイアと聞くと、なんだかイメージが変わります。
ところで・・・気になっているんですが・・・
Gandalf、死んだりしてませんよね?(独り言)
Book 2: Chapter 6 Lothlorien

Aragornは、GandalfにFarewellと言い、仲間たちには、Let us gird ourselves and weep no more!
と声をかけて、立ち上がって周りを見渡しました。

北側にはCelebdill, Fanuidhol, Caradhrasの白い峰が輝き、Dimrill Stairsと呼ばれるはしごのような
滝も見えます。東には、山の連なりが途絶えた先は、広い土地がぼんやりと広がっていて、南には、
大きな槍の先のような形をした湖、Mirrormere, deep Kheled-zaramが見えます。

途中、湖の周りの草地のそばでGimliがDurin's Stoneを見つけ、ちょっとだけ立ち寄っていきたい
といい出します。Aragornの許しをもらい、Frodoといっしょに行きました。誘われてはいませんが、
Samも後からついていきました。
Durin's Stoneというのは、初めてDurinがMirrormereをのぞきこんだ場所を示す柱のことですが、
今は長年の風雨にさらされ傷みが激しく、柱に刻まれたルーン文字も読めないくらいになっていました。
その場所から、彼らは湖をのぞきこみ、不思議な光景を見ました。実際には昼間で頭上の空には
太陽が照っているのに、水に映る空にはまるで宝石のようにきらめく無数の星々が見えたのです。
しかも、水の上にかがみこんでいる彼ら自身の姿はありません。

その後、水晶のように澄んだ水の深い泉までやってきますが、その泉は、Silverlodeの源泉で、
その水は氷のように冷たいので飲まないほうがいいとGimliは言います。
この泉から流れ出た水が渓流を集めてやがて川となるのですが、その川の流れに沿って行った
先にある大きな森が目的地だとAragornは言います。その森は、Lothlorienと呼ばれています。
Legolasによると、その森は、the fairest of all the dwellings of my peopleだそうで、
とても美しいすばらしい森のようです。
AragornもLegolasも、その森に早く到着したくてかなり速いペースで進んだため、怪我をしている
FrodoとSamは次第についていけなくなり、どんどん遅れてしまいました。
そのことにLegolasが気が付いてくれて、AragornとBoromirが二人を背負ってくれました。

別の川に行きあった頃には、日はすでに西に傾き始めていました。
その川が流れ落ちる谷の底の平らになっているところで、ようやく休憩をとることにして、
GimliがMerryやPippinたちといっしょに火を起こしたり水を汲んだりしている間に、
Aragornは、SamとFrodoの手当をしてくれました。
幸い、Samの傷を作った刃には毒が塗られていなかったようで、athelasの葉のお湯で洗って
包帯をして終了。問題はFrodoで、彼は怪我の手当てをされるのをひどくしぶりました。
Bilboからもらった胴着を見られるのがいやだったのです。
が、結局、Aragornに服を脱がされ、何を身に付けているのが、みんなにばれてしまいました。
食事を済ませ、一行はまた出発しました。
ずっと歩き続けて、あたりが闇に包まれた頃、Frodoは何か足音のようなものを聞いたような気がして
振り向くと小さな光が2つありました。が、その光は、ほんの一瞬で消えてしまいました。
これは、Moriaに入ってからずっと、Frodoがなんとなく感じていたものです。
しかし、Gimliは何も聞こえないというのした。

そうして、ようやく一行は、Lothlorienの森のはずれまでやってきました。
AragornとLegolasは、この森にもう少し深く入ったあたりで夜休む場所を見つけようと言いますが、
Boromirは、もっと普通の道がいいと反対します。
Gondorでは、Golden Woodと呼ばれるこの森は危険な土地だと言われているからです。
一度足を踏み入れた者で生きて帰ってきたものはわずかしかないと。
しかし、Aragornは、この道以外に道はないと言います。

しばらく行くと、また川に行き当たりました。これは、Nimrodelと呼ばれ、多くの歌に
歌われた流れで、疲れをいやす力があるのだそうです。Frodoは、川を渡っている途中、
歌声を聴いたような気がしました。てっきり錯覚だと思っていると、LegolasがNimrodel
という娘の歌を低い声で歌い始めました。

Nimrodelの話をしているうちに、ひょっとして自分たちも木の上で休むほうが安全なのではないか
という話になり、Legolasが木の様子を見に行こうとした時、突然頭上から声がしました。
それは、エルフなのでした。彼は、LegolasとFrodoに一緒に上がってくるようにと言います。
LegolasとFrodo、(呼ばれてないけど)Samが、木の上からおろされた梯子を登ってみると、
flet(またはエルフ語でtalan)と呼ばれる足場が作られていました。

Haldirという共通語を話せるエルフが挨拶の言葉を述べました。どうやら、Elrondの使いが
このあたりを通ったときに、一行のことを助けるように頼んでくれていたようです。
おかげで、一夜を過ごす宿を提供してもらえることになりましたが、問題がひとつありました。
それは、一行の中にdwarfがいることでした。
結局、AragornとLegolasが護衛をし、Gimliには目隠しをしてもらうということで話が決まりました。
夜中、Frodoがふっと目を覚ますと、elfがやってきて、orcがやってきていることを告げていきます。
恐怖で息が詰まるような時間を過ごしていると、今度は、elfでもorcでもない何か得体のしれない
ものが木を登ってくる気配を感じました。その気配が突然消え、Haldirがきて、彼もやはり、
見たこともないような何かがいたと言います。

夜が明けてすぐ、Haldirと彼の弟のRumilの案内で一行は出発しました。深く流れの速い川まで
やってくると、2本の綱を使って対岸へ渡りました。そして、全員が無事渡ったのを見届けて綱を
回収し、Rumilは帰って行きました。

一行がいる場所は、naith of Lorien、または、Goreと呼ばれる槍の先のような形の所で、
ここでGimliに目隠しをしなければならないとHaldirは言います。
が、Gimliは拒否し、自由に前に進ませてもらえないのなら、一人で戻ると言い張ります。
結局、Aragornの提案でGimli以外全員、Legolasも目隠しをすることで合意し、
全員で目隠しをして連れて行ってもらうことになりました。

途中、elfの一隊がやってきて、Lord and Lady of Galadhrimから、「Gimliも含め全員自由に
歩いていい」との知らせが伝えられ、Haldirは真っ先にGimliの目隠しをはずしてくれました。
こうして、Gimliは、Durinの時代以来はじめて、Naith of Lorienの様子をその目で見た
記念すべきdwarfとなったのです。
一行は、elanorとniphredilの咲くCerin Amrothで一休みしてから、Galadhrimに向かうことにしました。
>>[154]

エルフもイスタリもバルログも、全部もとはマイアなんですか!?
ヴァラールの子孫というのもいるのでしょうか?
>>[155]

エルフは、なんとなく上品そうなイメージがありますが、
Lothlorienのエルフたちは、とくにそんな感じで、プライド高そうですよね。
夜中にFrodoが寝ていた木に登ってきた謎の生き物がなんだったのか、とても気になります。
Moriaのトンネルの中でFrodoが聞いた足音や目のような光を見ていますが、
それはこの生き物だったんでしょうか?
この章の最後、Cerin AmrothでのAragornの様子ですが、今までと違って
ものすごく高貴な雰囲気で、ちょっとどきどきしました。
どうしても、最初にBreeで出会ったときのAragornのイメージが強くて、
つい忘れてしまいますが、王の血をひくお方ですものね・・・

で、気づいたのですが、The Return of the Kingの King は、
Aragornのことなんですね。たぶん?
>>[160]

ヴァラールは創造神ってことですか?
ひょっとして、今でもヴァラールはどこかでこの世界を見守っている・・・?
Book 2: Chapter 7 The Mirror of Galadriel

夕方、一行はまた歩き始めます。やがて夜になり、ふいに開けた場所に出ました。
ようやく、Lord CelebornとGaladriel the Ladyの住む都、Caras Galadhonに到着したのです。
が、一行がいる北側からは入ることができないらしく、ぐるっと回って、南側へ行かなくてはなりません。

南西にある門から中へ入り、木の上に作られた大きな家に入ると、並んで座って待っていた
CelebornとGaradrielが立ち上がりました。どんなに強大な力を持つものであっても、
客人を迎えるときに立ち上がるのが、エルフのマナーなのでした。
Celebornは、一行一人一人に言葉をかけて暖かく迎えてくれました。

Elrondからの知らせでは、9人で出発するということだったのに、8人しかいないのはどういうわけか
と訝るCeleborn、Gandalfが加わっているはずなのにどうしたのかと尋ねるGaladrielに対し、
Aragornが道中の悲しい出来事を話します。

DwarvesがBarlogを目覚めさせてしまったことを知ったCelebornは非常に怒り、Gimliはもちろん、
他の者たちも、この地に足を踏み入れさせたりしなかったのにと言います。
それを聞いたGaradrielは、Celebornを諭し、Gimliを思い遣ってDwarvesの言葉を使って声をかけ、
にっこりと微笑みました。そんなGaladrielと目には、愛と理解の心が見出されました。

しばらく沈黙が続き、やがてCelebornが口を開いて、Gimliに謝罪し、一行には必要に応じて望みのものをあげようと言います。そして、Galadrielは、一人一人をじっと見ていきました。

その夜、エルフたちが地面に張ってくれたテントの中で、Galadrielにじっと見られたときに
何を感じたかについて話し合いました。みんなそれぞれ、自分がほんとうに望んでいるものの姿を
はっきりと見、この旅を続けるか、それとも自分の望むものを選ぶか、二者択一を迫られたような
気がしたのでした。

その後、この地でしばらくの間休養し、どのくらいの時間をそこで過ごしたかわからなくなった頃、
Frodoは、なんとなく、Lothelorienを去る日が近づいてきたように感じました。
FrodoとSamがエルフやエルフの魔法について話し、Frodoがこの地を去る前にGaradrielに
もう一度会いたいというと、なんと、本人が歩いてきました。
そして、Galadrielは、2人をMirror of Galadrielのあるところに案内し、覗いてみるように言いました。
この鏡は、見る者によっては、彼らが見たいと思っているものを見せてくれるし、ある者には、
私たちが見たいと望むものよりもっと不思議で有益なものを見せてくれることもあるようです。

Samが鏡をのぞいてみると、そこには、すっかり悪い方へと変わりつつあるShireの様子が見えました。
おどろいて、すぐにでも国へ帰らなければというSamですが、そんなSamをGaladrielはいさめ、
Frodoにものぞいてみることをすすめます。

Frodoが鏡をのぞきこむと、そこにはGandalfのような姿がありました。
それから、Bilboが部屋の中を歩き回っている姿が現れ、その後は、まるで自分自身が何か大きな
歴史の流れに呑み込まれたかのようなイメージが次々とあらわれては消えていきました。
イメージが一瞬途切れ、一息ついて鏡から離れようとしたそのとき、突然、鏡が真っ暗になり、
その中に目があらわれました。その目はどんどん大きくなり、しまいには鏡と同じ大きさくらいにまで
なりました。
すると、ふいに指輪が重くなり、Frodoは前につんのめって、鏡の水に触れそうになりましたが、
Galadrielが声をかけてくれたおかげで我に返り、鏡から離れました。

Galadrielは、Frodoが鏡の中に観たものは、彼女自身の心の中にもあり、Dark Lordの心がわかる
と言います。Dark Lordは、こちら側の心を知るための方法を探しているけれど、その方法は
まだ見つかっていないようです。

そのとき、Galadrielが両腕をあげ、Earendil, the Evening Starに向かって、拒絶を示すような
しぐさをしました。すると、星の光が彼女の指輪にあたって光り、Frodoは、Galadrielが、
白い宝石のついた指輪をはめていることに気付きました。それはまるでEarendilが地上に降りてきて、
Galadrielの手で休んでいるかのように見えました。
そう、この指輪は、エルフが密かに保管している三つの指輪のうちの一つ、
Nenya, the Ring of Adadmantなのでした。

もし、Frodoが目的を果たせず、Dark Lordが、「一の指輪」を手にいれてしまったら、
彼女の持つ指輪も含め、三つの指輪の在り処も知られることとなるだろうし、
逆に、Frodoが成功したとしても、エルフ族の力は弱まり、いずれ時の流れに押し流され、
忘れ去られてしまうだろうとGaladrielは言います。
そして、そんな彼女に、Frodoは、「一の指輪」を差し上げようと言うのでした。

三つの指輪の一つを所有するGaladrielは、Frodoが持つ「一の指輪」をもし自分が所有したら
どんなことができるだろうと、ずっと考えてきたと言い、もし自分が女王になったとしても、
暗黒の女王にはならないだろうと言います。
が、結局、Galadrielは、Frodoの指輪を受け取りませんでした。

最後に、GaladrielはFrodoに「指輪はそれを持つ者に値する力しか与えてくれない」と言い、
「Frodo自身が今よりはるかに強くなり、他の指輪を支配できるだけの意志力を鍛えなければならない」
と言います。それまでは、「絶対にその力を試してはならない」と。
The Mirror of Galadrielを読んで、なんとなく、ハリポタのPensieveを思い出しました。
見せるものは違いますし、顔を水につけたりはしませんが。

Galadrielが、一の指輪を手に入れたいと願う心を克服したあと、
"I will diminish, and go into the West, and remain Galadriel."
と言いますが、このWestというのは、もしかして、先日おっしゃってた、
西方の国アマンのことでしょうか?
>>[162]

Elrondの会議で、そんなこと言ってましたか?
Tomに預ける案と、海の向こうに持って行く案と、海に投げ捨てる案と、
指輪を破壊する案とありましたが・・・。
うーん・・・そういえば、”西への道”がほのめかされていたような気もします。
もう一回読み直してみますね。
Book 2: Chapter 8 Farewell to Lorien

その夜、一行は、全員、Calebornの部屋に集まりました。
いよいよ、出発の時がやってきたのです。

が、この先進む方角がいまだ決められずにいる一行に対して、Celebornは、
The Great Riverを下るためのボートを何隻か提供しようと申し出てくれました。

Celebornの提案のおかげで、いずれ、西へ行くか東へ行くか決めなければいけない時がくるまで、
とりあえず、ボートで川を下ることになり、翌日のお昼の出発が決定しました。

Galadrielが、これからのことをあれこれ考えずに、今夜はよく休むようにと言葉をかけてくれましたが、
Legolas以外は、部屋に戻ってから話し合いを始めます。
皆、最初の目的地はMinas Tirithにしようと思っているようです。
が、Frodoは何も言わず、Aragornは心を決めかねています。
Boromirは、必要なら自分は一人でMinas Tirithへ行ってもいいと言います。
Frodoがあくまでも指輪を破壊することが願いなら、Minas Tirithは協力できないが、
もしDark Lordを倒したいと願うのなら、指輪の力を使わずに、投げ捨ててしまうなんて
ばかげていると。
次の日の朝、エルフの一人が、旅のための食料や衣服を持ってきてくれました。
食料は、cramと呼ばれる薄型のクリーム入りケーキで、エルフ語ではlembasと呼ばれる、
旅のための特別な食料です。
味見をしてみたGimliは、Beornのところのhoney-cakesより美味しいと言ってあっというまに
全部たいらげてしまいました。
衣服も特別製で、Lorienの愛が織り込まれ、見た目に美しく、着心地は軽く、着用する人に、
必要十分な暖かさと涼しさを与えてくれます。
また、自然の中では、敵の目から身を隠すことが容易になるようです。
まさに、"magic cloak"といってもいいような、このすばらしい衣服は、Lady Galadrielが
自ら用意してくれたものなのでした。

来るときにガイドをしてくれたHardirが、今回もまた案内してくれることにな
り、一行は南へ向かって歩き始めました。

Caras Galadhonを通り、森を抜けたあたりに、船着き場がありました。
Aragorn, Frodo, Samの船、Boromir, Merry, Pippinの船、そして、LegolasとGimliと
いろいろな荷物を載せた船の3チームに分かれて乗り込み、船の扱いを覚えるために、
Silverlodeを少しさかのぼっていると、大きな白鳥のような船が近づいてきました。
CalebornとGaladrielが、送別の宴を開くためにやってきたのです。
草の上に座って宴が催され、やがて終わりの時がやってきました。
そこで、CelebornとGaladrielから、一行ひとりひとりのために、贈り物が手渡されました。

Aragornには彼の剣をおさめる鞘と、大きな緑色の宝石がはめこまれた銀のブローチ。
Boromirには金のベルト。MerryとPippinには小さな金のベルト。
LegolasにはGaladhrimが使っているのと同じ弓矢。
Samには、蓋に銀のルーン文字が書かれた箱に入れられたGaladrielの庭の土。
Gimliには、彼の所望したGaladrielの3本の金色の髪の毛が贈られました。
そして、Frodoには、Galadrielの泉に映ったEarendilの星の光を集めたものが入った
小さな水晶のphialが手渡されました。

そうして、一行は再び船に乗り込み、河を下り始めました。
The Hobbitで登場したlembasが出てきましたね。
Lothlorienのエルフたちが作る食べ物も、衣服も、住まいも、自然も、どれもこれもステキで、
私もこの地を訪れてみたくなります。
かつて、Bilboから話を聞いたり、本で読んだりして、エルフ族にすっかり憧れてしまった
Samの気持ちがよくわかります〜
Aragornが受け取ったブローチにはめこまれていた緑色の宝石、何やら妙に意味深ですね。
Celebrianって前にどこかで登場してましたっけ・・・?
>>[162]

確認してみました。

西の方への道には触れてますが、これがアマンへの道を指すのかどうかはわかりません。
でも、きっとそ、そうなんでしょうね。

" ・・・But it seems to me now clear which is the road we must take.
The westward road seems easiest. Therefore it must be shunned. It will be watched.
Too often the elves have fled that way. Now at this last we must take a hard road,
a road unforeseen. There lies our hope, if hope it be. To walk into peril --- to Mordor.
We must send the Ring to the Fire."
Book 2: Chapter 9 The Great River

一行は、朝早くから夕方遅くまで、The great Riverの流れに乗って、ゆっくりと下っていきました。
敵らしい姿を見かけることもなく、今のところ、何も問題はありません。

3日目を過ぎたあたりから、陸地の様子が変わり始めました。まるで火で焼き払われたかのように
木がまったく見られず、生きて動くものは鳥くらいしかいません。
寂しい風景が続く中、一行は、それぞれの思いの中に沈みながらじりじりと南へ旅をつづけました。

そして、4日目の夜、川の中の小さな島に野宿しているときに、Samが、おかしなことを言い始めました。
川で、青っぽい目と水かきのある丸太を見たというのです。
そして、その正体はGollumではないかというのでした。

真夜中頃、とうとうGollumが姿を現しましたが、Frodoが剣を抜いて構えると、Gollumは
逃げて行ってしまいました。

川の旅を始めてから7日目、夥しい数の鳥が、空高く旋回しているのを見て、Aragornは
不安を覚えました。Gollumのせいで、彼らのいる位置が敵に伝わってしまったのではないか
と思ったからです。

Aragornの心配は的中しました。
予想以上の川の流れの速さのために、ふと気づくと、非常に危険なSarn Gebirのすぐそばまで
やってきていました。必死で船の向きを変え、浅瀬にのりあげないように注意しながら漕いでいる
ところに、なんと、オークの矢が飛んできました。

エルフ製のクロークや小船のおかげで一行は無事でしたが、ふいに、大きな雲のようなものが
沸き起こり、Frodoは冷たいものが身体を流れ、心臓が苦しくなりました。
Legolasがその塊に向って矢を放つと、翼を持つ何ものかは方向を変え、東の岸のほうに姿を消し、
それっきり何事も起こりませんでした。

しばらくしてから流れをさかのぼり、小さな浅い入り江で休みをとり、さきほどの出来事について
話しあいました。Frodoはその影のような何ものかに心当たりがあるようでしたが、言葉を濁し、
とうとう自分の考えを言いませんでした。

そのうち、Samが、月を見上げて、日数の計算があわないと言い始め、Legolasが、
エルフの国では時間の流れ方が違うことを説明しました。
そして、Frodoは、うっかりGaladrielの指輪の話題に触れてしまい、Aragornに
「そのことをLorienの外で言ってはいけない」と窘められました。
夜が明けると、白い霧に包まれていました。
これから進む道について、AragornとBoromirの間で意見が分かれましたが、
FrodoはあくまでもAragornについていくつもりのようだとわかってBoromirが引き下がり、
AragornとLegolasは偵察に出かけました。
通れそうな道を発見できたので、Aragornの計画通り、船と荷物をかついで昔の道を通って
南の船着場まで行き、そこで休みました。

翌朝、また船で出発し、しばらくすると、前方に2つの大きな岩が見えました。
それは、Argonath、the Pillars of the Kings でした。
そして、彼らの船旅の10日目が終わり、いよいよ、東へ進むか、西へ進むか、
はっきりと決めなければならない時がやってきました。
>>[175]

あー!Arwenの・・・なるほど!そういうことですか〜。
って、えっ?ってことは、Galadrielって・・・おばあちゃん!?
>>[174]

ああ、そうそう!みぞの鏡も思い出しました。そうですね。鏡ってなんだか神秘的な感じがしますしね・・・。日本の物語で鏡といえば、まずは『古事記』『日本書紀』に登場する八咫鏡でしょうか。
それから、『大鏡』『今鏡』『水鏡』『増鏡』・・・はタイトルだけで、物語の中に鏡が登場するわけでは
なかったでしたっけ?
西洋ものでは、白雪姫、鏡の国のアリスくらいしかぱっと思いつかないですけど、沢山ありそうですね。
>>[174]

あー、こっちでしたか!この"海を越えたところ"というのは、アマンのことだったんですね。
大文字、要注意ですね。
Chapter 9 ですが、ふいに現れた、翼を持つ何やら恐ろしげな生き物はなんだったのでしょう?
以前、Black Ridersとして現れたものたちが、今度は鳥に姿を変えてやってきたのでしょうか?
不気味ですね。

あと、Frodoったら、Galadrielの指輪について、みんなの前でちらっとでも話してしまうなんて、
軽率ですよね。
エルフが年をとらないのは、本当にあの指輪の影響なのでしょうか?
そういえば、一の指輪の所有者も年をとらないんですよね。
Book 2: Chapter 10 The Breaking of the Fellowship

一行は、Tol Brandirの影の下の緑の芝が生い茂っている西側の岸で休むことにしました。
今夜の見張りはFrodoでしたが、Aragornは不安で寝つけず、Frodoのところにやってきて、
Frodoの剣を抜いてみてほしいと頼みました。
FrodoがBilboからもらった剣Stingを抜いてみると、Orcがそばにいる兆候があらわれました。

翌朝、Aragornは皆を集めて、今後どうするかについて話し合いを始めました。
Boromirと共にGondorの戦いに参加するか、恐怖と影とが待つ東へ向かうのか、
あるいは、ここでいったん解散して、それぞれの道を歩むのか・・・
Aragornは、この決定をFrodoに委ねることとしました。

あまりに重い決定を自分に委ねられてしまったFrodoは、一人きりで考える時間がほしいと言い、
みんなから離れて、山の方へと行き、あれこれと悩みますが、なかなか決められないまま
時間だけが過ぎていきました。

ふと気づくと、そばに人の気配がしたので驚いて振り向くと、それはBoromirでした。
Boromirは、Frodoを気遣うような素振りを見せ、助言を聞いてほしいと言いますが、
Frodoはそれを拒みます。
すると、Boromirは急に興奮して自分の思いをまくしたて、しまいには、
Frodoから無理やり指輪を奪い取ろうとしたため、Frodoは指輪をはめ、
姿を消してしまいました。
指輪をはめたまま、遮二無二走って、ふと気づくと、Amon Henのてっぺんにきていました。
Amon Henというのは、Numenorの人々のHill of the Eyeで、Frodoが腰かけた昔の椅子は、
Seat of Seeingと呼ばれるものでした。
そこからFrodoはさまざまなものを見ますが、どこを見ても戦争の兆しがありました。
そのうちに、Minath Tirithに相対する、Minath Morgulに目が惹きつけられ、
ついに、Sauronの砦、Barad-durを見つけてしまったのでした。

不意に、Frodoは、Sauronの目が自分を凝視していることに気付きました。
このまま指輪をはめていると、彼に居場所を知られてしまいます。
Frodoの中で、2つの力が争い、Frodoは苦しみもがきました。
が、ふと、自由な自分自身に気付く瞬間があり、指輪をはずすことができました。

Frodoの心は決まりました。
指輪のevilな力に他の仲間を巻き込まずに、自分一人で行こう、と。

Frodoの帰りを待っていた仲間たちは、BoromirからFrodoを見失ったことを聞き、
2人1組に分かれて捜索に向かいます。SamはAragornとのペアでしたが、
Aragornの足の速さについていけず、立ち止まって考えているうちに、
Frodoは一人で川を下るつもりだということに気付き、あわてて駆け戻りました。

Samが推測した通り、Frodoは指輪の力で姿を消したまま舟にに乗り、一人きりで出発しようと
しているところでした。Samはその舟に向って、川岸から飛び込み、舟に飛び乗ろうとしましたが、
あと少しというところで川に落ち、溺れてしまいました。驚いたのは舟の中にいたFrodoです。
あわてて沈みかけているSamの髪をつかみ、なんとか助けることができました。

行くのなら2人で行こうと言い張るSamにとうとう根負けして、FrodoはSamと一緒に
Mordorへと向かうことに決め、他のメンバーが戻らないうちに荷物を積み込んで、
そっと出発したのでした。
いやー、Boromirったら、まったくー!ですね。
でも、彼のおかげで、Frodoも覚悟を決めることができたので、結果オーライでしょうか。

FrodoがSeat of SeeingからMinas Morgulを見つけ、Sauronの目に気付いた瞬間は、
ぞくっとしました。姿は見えないのに、指輪を通じて、これだけの影響力を及ぼすなんて、
怖いですね。Frodo、よく正気をとりもどしたなって思います。

ところで、Stingは、Orcがそばにいると光るんですね。
どこかにそういう説明がありましたっけ?
というわけで、6月の終わりから聞き&読み始めて、約4か月半かかって、やっと読了しました。
長い間、おつきあいくださった、Johnnycakeさん、Ernieさん、ありがとうございました。
>>[186]

すごい!ありがとうございます。
Stingだけじゃなくて、GandalfのGlamdringもそうなんですね。

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