トム・クルーズ主演の「マイノリティリポート」をぼ〜っと英語で聞いていたら、"Killer is John Doe." のような John Doe という表現が何度も聞こえてきました。意味は分かりましたが、何だか語源が気になって辞書を引きました。名前が分からない犯罪人を指すのに John Doe と言いますが、女性であれば Jane Doe だそうですね。
Google で調べていたら、アメリカ?のテレビ番組で John Doe (http://www.tvtome.com/tvtome/servlet/ShowMainServlet/showid-9049/) という人気番組があるようです。なかなか面白そうなテレビドラマですが、日本では見ることができないので残念。
同じくGoogle で見つけた World Wide Words (www.worldwidewords.org/qa/qa-joh2.htm) で語源を調べると、古くは14世紀辺りまでさかのぼれるようです。まあ、誰が言い出したかはっきりしない言葉だと言えそうです。
Jeffery Deaver の Lincoln Rhyme シリーズでは、John Doe ではなく、単に犯罪者の意味で perp (perpetrator) という言葉を使用していますね。
ボードゲームの1種で、7個の駒を持ち、その駒の組み合わせで単語を作り、15X15の升目に縦、横、斜めに並べていくことができます。既に置かれている駒につなげることや、間に既存の駒を挟むこともでき、駒自体が持っている点数(A:1点、F:4点、Z:10点等)の合計と、升目の属性(そこに置かれた駒の点数を2倍(double letter score)、3倍とする、そこに置かれる単語の点数を2倍、3倍(triple word score)とする)による点数とを組み合わせて、劇的な高得点を狙う楽しみがあります。単語力があるほど、容易に高い点数を狙うことができ、楽しさも増えます。2〜4人でプレイできますので、このゲームには何かしら特別の魅力があり、参加者で楽しい一時が過ごせます。
●挨拶
英語学習本で『How are you?』は日本語の『元気でござるか?』に当たるってかいてあってのを立ち読みしたことがありますが、そうではない気がします。
ネイティブは意外と使ってますよね。
オーストラリアではなまって『How are ya?』(ハぁワィあ)という感じでしょうか、
といってましたよ。スーパーのやる気のないお姉ちゃんも、NO Smileでコレでした。
あと『What have you up to?』と言う人もたくさんいましたが、Haveがあるからbeenとか間に入らないのかなぁ?と疑問です。聞き取れてないダケ?かな?
●Jon Doe
アメリカでは身元の分からない死体を(たしか、ニュースなどでも)ポピュラーな名前で呼ぶって聞いたことがありますが・・・、それとは関係ないんですかねぇ?忘れてしまいましたが、まさにJonとかJaneとかありふれた名前でした。
自分の子供にはNanaとはつけたくないですね〜。おばあちゃんだから。
トイザらスも、"We are toys"にしなかったのは、創業者の姓の「ラザラス(Lazarus)」に発音が近かったからという俗説もある、なんてWikipediaには書いてありますね。名前と読み方、日本での親しみやすさなど、いろいろと工夫はしているんでしょうけど、人間が慣れ親しんだ名前や発音と違うと違和感を感じるのは仕方ないでしょう。これこそ、文化・習慣の違いに起因する問題ですね。
ちょっと前になりますが、「トリビアの泉」というテレビ番組がありました。私が持っている本の中に"Super Trivia" というものがあります。頭に "The Complete Unabridged" 後には "Encyclopedia" が付いている、破天荒に面白い本です(発行年は本当に古い 1977年!!)。サンフランシスコで買ったと思うのですが、内容はアメリカのテレビや映画や日常生活をテーマにしていて、アメリカ! という文化が全面に押し出されています。しかし、中には "Ultra-Man" なんて項目もあります。日本のウルトラマンなんですが、早田隊員(だったですよね)が、なぜか Iyata になって登場しています。昔懐かしいスパイの 0011 ナポレオンソロのU.N.C.L.E(知っている人の方が少ない?)が何の略称かも書いてあります。United Network Command for Law and Enforcement らしいです。スパイ活動って、そんな活動をするものなんですかね?
そんな中でとても意外だったのが、ピーターパンのネバーランドです。ディズニーがネバーランドと言ったからか、それが広まっています。しかし、元は Never, Never Land らしいです。よ〜く考えてみると、ああいう実在しない世界だから Never Land なのではなく、Never ということはない (Never で二重否定)所で、何でも可能な世界という意味に解釈できます。しかし、日本で普及させる場合にもネバーネバーランドでは、ねばねばしてしまうので都合が悪いのか、ネバーランドと親しみ深い名前にしたのでしょう。
多読をはじめて6日目に John Doe という題の本を読んだことがあります。
Cambridge English Reaeders の Level1 で、4,800語くらいの薄い本でした。
そのときは、なんにも考えずにただ読んで終わり、だったのですが。。
その2年半後に、Penguin Readers の seven という本を読んでいたら、
またもや John Doe に出会いました。
"John Doe" is a general name used to talk about the ordinary man in the street
when you do not know his real name.
ここでやっと、最初の本で、なぜ、名前のわからない患者をドクターがJohn Doeと
読んだのかわかって、おもしろいなーと思った記憶があります。
女の人の場合は、Jane Doe っていうんだだそうですね。
Janeといえば、G.I.Janeという映画もありましたね。
私がダイエット中に名前を変えるとしたら、8310(Yasai-maru)なんかにするかも知れません。これで思い出した事がありますが、2004年6月20日に、日本工業規格 JIS X 8341-3というものが制定されました。これは「高齢者・障害者等配慮設計指針 − 情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス 」という内容ですが、8341は「人にやさしい」という語呂合わせで採番されています。