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オン・ザ・ロードコミュの見てきました

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昨日、横浜のシネマノヴェチェントさんで、リバイバル上映を見てきました。
ノヴェチェントさんは想像以上の小ささで、座席28席ほど、スクリーンも小さく、ちょっと大きめの大画面テレビくらい。開場も上映10分前というなかなかの業態でした。客はわたし以外に二人だけ。

よくある映画館での注意上映やコマーシャル・宣伝上映は一切なく、暗くなったらすぐ本編開始。本編自体も一切前置きなく、いきなりストーリーが始まりました。

前半部分は今の自分(わたしが昔映画館で見たのはたぶん30年くらい前)の目からすると造りが雑だったり、風俗があまりに古かったりして笑ってしまう部分もあるのですが、後半からどんどん盛り上がり、終わった時には少し涙ぐんでしまいました。やっぱり名作です。

沖縄に向かって疾走し始めて、途中で白バイ仲間と田んぼで追っかけっこをするシーンは、記憶よりもあっさり終わってしまって、『あれ、こんなんだったかなぁ』と思った(でも、つまらなかったわけではありません)のですが、あそこでもらったリンゴが後で生きてくるんですねえ。すっかり忘れていました。

バイクで夜の山を彷徨った後、一瞬迎える夜明けの金色の空の風景とバイクの美しいこと。もう一回、大きなスクリーンで見たいなぁ。

最後の港でのカーチェイスとかは、どんどん派手になるハリウッド映画のものを見慣れてしまっている目からみれば古くさいし、すぐ終わってしまうけれど、当時、あれだけの撮影をしたのは凄いことだと心から感動します。客船サンフラワー号の胴体の絵の横を走り抜けて行ったり、海に突っ込む時、向こうに虹がかかっていたり、演出と偶然とが渾然一体となって素晴らしかった。ラストシーンもなんておしゃれなんだろう。

もちろん、忘れてならないのは室田日出夫さんや渡辺裕之さん、秋川リサさんの存在感、躍動感、そして何よりヒロインの藤島くみさんの熱演が胸に響いた。その後名前を聞かないが、どうなさっているのでしょう。

昔の粗削りだが、がむしゃらな情熱がほとばしっていた日本映画に再会できて、幸せな時間でした。
DVD化もしてほしい〜!

コメント(5)

結局一度も行ってない!チケットはみんなに配りました。さて…
夜の山を走っていた~白バイが…シルクロードだった事を今でも忘れていません(笑)
おはようございます。
なんと!半年間も上映していたのですねಠ_ಠ
そして気がついたのが今日(^^;;
年の瀬の忙しい時期に・・・どうしても行けそうにもありません(大泣)
故山田辰夫さんの革ツナギのT,SOの文字は…今や二輪業界のレジェンド荘 利光(荘・レーシングチーム)が撮影に協力したのでしょうか?
みなさん、書き込みありがとうございます。

そうかぁ、あの夜の山の場面のバイクはシルクロード(その名前さえも忘れていました)だったのですね。懐かしい〜

山田辰夫さんは亡くなられていたんですね。知らなかった。いい味出してましたよね。昔の俳優さんは、その人の持っている人柄そのものが、どこか顔に滲み出ていて素敵でした。

また大きな映画館でやってくれないかな。やっぱりDVD化もしてほしい。
あの暗いフィルムの味わいは、今のハイビジョン、4Kとかでは味わえない貴重なものになってしまっていますね。白黒からカラーになり、デジタルになったことで、逆にリアリティがどんどん無くなってしまっているように感じるのはわたしだけでしょうか。

技術革新の問題だけじゃなく、きれいに映せばいいってもんじゃないよな〜

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