1339年、南朝軍の侵攻から京都を防衛するため、北朝方の細川頼之が築いたとされる平城。京都盆地の西南部、小畑川と犬川の合流点付近に位置し、西国街道と久我畷とを同時に押さえる事の出来る交通上の要衝で、槙嶋城・山崎城と共に京都防衛上の拠点となった。
1470年、山城守護畠山義就が付近の郡代役所として同城を築城したとする史料もある。
戦国時代末期には、三好三人衆の一人岩成友通の居城となっていたが、1568年、上洛した織田信長軍によって攻略され、信長から乙訓郡・葛野郡を拝領した細川藤孝の居城となった。
1582年の山崎の合戦に際し明智光秀が本陣を置いたが、羽柴秀吉軍の猛攻で陥落し、廃城となった。
1890年の測量結果や1979年の発掘調査によって、城域は東西125m×南北95mの長方形状をし、堀の幅は約20mだった事が判明した。1992年に往時の遺構が復元され、公園として整備された。
長岡京駅から南へ600m。
1470年、山城守護畠山義就が付近の郡代役所として同城を築城したとする史料もある。
戦国時代末期には、三好三人衆の一人岩成友通の居城となっていたが、1568年、上洛した織田信長軍によって攻略され、信長から乙訓郡・葛野郡を拝領した細川藤孝の居城となった。
1582年の山崎の合戦に際し明智光秀が本陣を置いたが、羽柴秀吉軍の猛攻で陥落し、廃城となった。
1890年の測量結果や1979年の発掘調査によって、城域は東西125m×南北95mの長方形状をし、堀の幅は約20mだった事が判明した。1992年に往時の遺構が復元され、公園として整備された。
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