東海道本線沿線観光コミュの天智天皇陵

　正式名称は山科陵。高さ10ｍの上円下方墳。下段は三段になり玉垣が巡らされている。
　天智天皇(626～671)は、舒明天皇と皇極・斉名天皇の皇子で、諱は中大兄。645年、大化の改新のクーデタで蘇我蝦夷・入鹿親子を打倒し、叔父の孝徳天皇、次いで母の斉名天皇の摂政皇太子となる。668年、第38代天皇として近江大津京で即位。庚午年籍作成・近江令制定・日本初の時計(漏刻と呼ばれる水時計)の設置等を行った。
　陵前には日時計が作られている。
　山科駅の西北１km。

コメント(8)

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[1] mixiユーザー 03月09日 00:01

ここには天智天皇の遺体は無く、靴だけが埋められていると言う伝説がありますよね。

天智天皇は狩に出てそのまま行方不明になり、靴だけが発見されたのでその場所を御陵にしたのだと『扶桑略記』に記されていて、実際、この天智天皇陵には靴石という石もあります。

ちなみに“天智”と書いて「てんじ」と呼ぶのには「悪人だった」という意味が籠もっています。
古代中国・商(殷)の最後の王・紂王が最後まで持っていた宝玉が「天智(てんじ)の璧(玉だったかも)」で、紂王は名高い暴君として書かれています。
天智を敢えて「てんじ」と読む時はこの紂王に重ねるんですよ。

[2] mixiユーザー 03月09日 05:49

現在の天皇家は天智天皇の子孫ですから、名誉回復のために新しい諡を考えねばなりませんなあ。

[3] mixiユーザー 03月10日 09:46

この陵は持統天皇と合葬してあると読んだ記憶があります。
その他、鎌倉時代に盗掘にあった書いてありました。

間違ってたら、すいません。

[4] mixiユーザー 03月10日 14:46

　持統天皇と合葬されてるのは、彼女の夫であり、天智天皇の弟である天武天皇です。二人の墓は奈良県にあります。
　また、全国の大型古墳の殆どは中世に盗掘にあってますね。

[5] mixiユーザー 03月10日 21:45

天智、天武を間違えました！！やばいなあ。（笑

大型古墳は盗掘の被害だけでなく、江戸時代の末期
尊皇思想の影響から、形がきれいにされているのも
があると、森浩一（生きてるのかな？？）の本で、読んだ
記憶あります。（こっちは間違っていないと思うけど。。。
）

[6] mixiユーザー 03月10日 22:15

　大型古墳は当然目立つので、かなり早い段階で盗掘されちゃった場合が多いみたいですね。しかも丘と堀を備えた形状が重宝されて戦国時代に城砦化されて破壊されたケースも多いです。
　形が人工的に綺麗にされたのも多いですね。神武天皇陵に至っては、古墳ですらなく、ただの森だという説もありますね。

[7] mixiユーザー 03月11日 00:44

古墳の改造は幕末にたくさん行われてますよね～

「この天皇が前方後円墳でないわけが無い！」とか「小さすぎる」とかの理由で、自分を勤皇の志士と思い込んでいるお目出度い人が勝手に触ってますよ。