|
|
|
|
コメント(2)
ちなみに印象に残っている『からみ』シーンとしてまず私が思い出すのは、萩尾望都さんの漫画「ポーの一族」の一篇、「メリーベルと銀のばら」にあるこんな場面です。
陽だまりの中、風に揺られた沈丁花の小枝が少女の銀色の髪にからみついてしまう。するとそこに現れた美しい金髪の少年が、少女の髪を枝から解いてくれるという。
絡まった髪を優しく枝から逃しながら、少年は、
―小枝よ、もっと髪をからめておくれ、このときが少しでもつづくように、
と内心に願っている。
やがて少年と少女は幼い恋に落ちる。
陽光・沈丁花の花・少年の髪それぞれの金色が透明な風に溶け込み、柔らかな空気をかもし出すさまを想像するに、うっとりさせられました。
美しいシーンだと思います。
陽だまりの中、風に揺られた沈丁花の小枝が少女の銀色の髪にからみついてしまう。するとそこに現れた美しい金髪の少年が、少女の髪を枝から解いてくれるという。
絡まった髪を優しく枝から逃しながら、少年は、
―小枝よ、もっと髪をからめておくれ、このときが少しでもつづくように、
と内心に願っている。
やがて少年と少女は幼い恋に落ちる。
陽光・沈丁花の花・少年の髪それぞれの金色が透明な風に溶け込み、柔らかな空気をかもし出すさまを想像するに、うっとりさせられました。
美しいシーンだと思います。
- mixiユーザー
- ログインしてコメントしよう！
|
|
|
|
からみ・からむ・からめる 更新情報
-
最新のトピック
-
最新のイベント
-
まだ何もありません
-
-
最新のアンケート
-
まだ何もありません
-
