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呉市コミュの水道送水施設事故の概要

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?発生年月日  平成18年8月25日 午後1時頃
?場   所  安芸郡海田町西谷から広島市安芸区矢野までの送
        水隧道 2.9km間
?原   因  送水隧道内の崩落による閉塞(西谷接合井から
        2,540m地点)
?状   況  8月25日 午後9時半 隧道内の探査を開始
        8月26日 午前1時  土砂等の崩落により隧
        道全面の閉塞が判明
?今後の対応  引き続き、隧道内の排水を行うと共に、崩落した
        岩盤等の撤去及び復旧方法を検討する。
?呉市断水時  8月26日午後1時〜
?呉市断水地  音戸地区の一部(波多見・畑・有清・先奧・藤脇
        ・早瀬の一部、大字音戸)、倉橋地区全域、吉浦
        地区全域、天応地区全域、新宮、愛宕、川原石、
        塩屋、三津田、両城1・2丁目
?給水の影響  給水件数=15,400件
        給水人口=35,400人
?給水拠点   19箇所
 音戸地区=波多見・奧内小学校
 倉橋地区=明徳・旧宇和木・旧西宇土小学校、倉橋市民センター
 吉浦地区=吉浦小学校、瀬戸見団地入口、吉浦支所、吉浦老人集
      会所、吉浦中学校前
 天応地区=天応・落走小学校、天応支所、天応中学校
 そ の 他=三津田高校体育館、北塩屋市営住宅、両城中学校、港
      町小学校
        
        
        

コメント(71)

音戸地区に朗報!「さざなみ」のシャワー施設を無料開放!

 総合ケアセンターさざなみ1階には、音戸町が合併する以前、公営浴場として使用しておりました。その後同町が水中歩行可能なトレーニング用プールに改修した経緯があり、この度それに附属するトレーニングルームのシャワー4本(間仕切りなし)を、無料開放することが決定しました。尚、洗面器、石鹸、タオルなどは各自持参下さい。

(1)対 象 者  断水地区住民
(2)使用期間  8月30日(水)〜(土日も使用可)
(3)使用時間
  ? 9:00〜11:00=女性
  ?11:00〜13:00=男性
  ?13:00〜15:00=女性
  ?15:00〜17:00=男性
(4)使 用 料  無料
(5)駐 車 場  あり、無料
(6)場  所  総合ケアセンターさざなみ 1F(音戸町高須3−7−15)
(7)問 合 せ  TEL.0823−50−0611(同センター) 
 
【添付写真】 
   シャワー施設を無料開放した総合ケアセンターさざなみ
呉市立学校生徒が断水地区でボランティア活動を実践!

 呉市教育委員会では、断水地区住民への救済を目的とした児童生徒によるボランティア活動部隊を、急遽編成することに決定しました。夏休みを活用したキャリア教育の一環として、児童生徒に社会性を身につけさせる絶好機となることでしょう。

(1)呉高等学校
  ?日  時  8月31日(木)〜9月11日(月)
         平日=16:00〜18:00(または19:00)
         土日= 9:00〜12:00
  ?人  数  毎日40〜80名
  ?派遣場所  吉浦、天応地区を中心とする断水地区
  ?備  考  高齢者のお世話等
          (3年生20名、2年生7名=ヘルパー2級取得者)
          家庭クラブのクラブ員(20名) 
          各運動部の有志(土日)

(2)昭和北中学校
  ?日  時  8月30日(水)9:00〜11:30
  ?人  数  2年生10名
  ?派遣場所  港町小学校 給水所
  ?引率指導  昭和北中学校教諭、呉市教育委員会指導主事

(3)和庄中学校
  ?日  時  8月31日(木)14:00〜17:00頃
  ?人  数  2年生7〜8名(野球部員)
  ?派遣場所  未定
  ?引率指導  和庄中学校教諭

(4)波多見小学校
  ?日  時  8月29日(火)〜31日(木)
  ?人  数  6年生45人
  ?活  動  校区内の高齢者に地域の人と一緒に配水する。

【行政窓口】
   呉市教育委員会 学校教育部学校教育課 TEL.0823−25−3402       
断水地区井戸水検査の簡素化で住民負担の軽減へ!

 呉市保健所では、既に断水地区住民の井戸水の水質検査をする際、平時と同様2リットル入りペットボトル持参をお願いしておりましたが、8月30日、検査項目の最小限化による迅速化を実現するため、0.5〜1リットル容器に変更しました。併せて住民への告知を徹底するため、要綱を策定しました。

(1)受付場所
  ?各市民センター
  ?呉市保健所 保健総務課(すこやかセンターくれ 3F)
(2)受付時間
  ?各市民センター        毎日=13:00まで
  ?呉市保健所 保健総務課  毎日=14:30まで
(3)検査料金  無料
(4)採取方法  
  ?採取口についている物を取り除き、採取口と手を綺麗に洗う。
  ?水温が一定になるまで(約3〜5分)水を流す。
  ?ペットボトル(0.5〜1リットル)の中を4〜5回採水する水で洗って満水にする。
(5)注意事項
  ?ペットボトルは、ミネラルウオーターまたはお茶用の物が望ましく、
   ジュース類や醤油用等は使用しないで下さい。
  ?採水する時には、細菌を付着させないため手を綺麗に洗って下さい。
  ?採水後、できるだけ早く持参して下さい。
(6)検査結果
  ?4日後以降に検査依頼した受付先まで取りに来て下さい。
  ?結果を郵送希望される方は、80円切手を貼った封筒を持参して下さい。
(7)問 合 せ
  ?呉市保健所 保健総務課 TEL.0823−25−3532
  ?呉市保健所 生活衛生課 TEL.0823−25−3538 

    
断水により、健康相談体制を強化!保健師の家庭訪問も実施

 呉市保健所では、この度の断水により健康面で心配されておられる乳幼児や高齢者に対して、相談体制を一層強化することを確認しました。
 また保健師による家庭訪問も実施しますので、お気軽にご連絡下さい。

(1)相談時間  8:30〜17:00(土日も対応)
(2)相談窓口
  ?西保健センター
   地域保健係     TEL.0823−25−3542
   音戸保健出張所  TEL.0823−50−0615
   倉橋保健出張所  TEL.0823−53−1115
  ?東保健センター
   地域保健係     TEL.0823−71−9176
   川尻保健出張所  TEL.0823−87−6130
 
【行政所管部署】
   呉市保健所 健康増進課 
広島県と呉市が中小企業断水対策融資制度を同日実施!

 広島県と呉市は、営業等の短縮や停止、売上の減少、臨時的出費等断水被害による中小企業者を対象とした新規融資制度を急遽起ち上げ、共に9月1日(金)より実施することと致します。通常より低利な事業資金を確保でき、場合によっては、県と呉市と2つの融資制度を同時に活用することも可能です。

(1)呉市断水対策資金融資
  ?融資対象  断水の被害を受けている呉市内中小企業者・組合
  ?限 度 額  1,000万円(運転・設備)
  ?利   率  固定1.2%
  ?保証料率  1.54%〜0.50%
  ?融資期間  7年(据置2年)
  ?申 込 先  広島銀行、もみじ銀行、呉信用金庫、伊予銀行、中国銀行、山口銀
           行、広島信用金庫、広島県信用組合、商工組合中央金庫広島支店
  ?取扱期間  平成18年9月1日(金)〜12月29日(金)
  ?行政窓口  呉市商工観光部商工振興課 TEL.0823−25−3815

(2)広島県経営環境変化対策資金融資(呉・江田島地区給水等対策特別資金)
  ?融資対象  水道送水施設の事故に伴い影響を受けている中小企業者等
  ?限 度 額  中小企業=2,000万円(運転・設備)
           組   合=4,000万円(運転・設備)
           中堅企業=    1億円(運転・設備)
  ?利   率  中小企業・組合=固定1.3%、変動1.2%(保証付き)
                      固定1.6%、変動1.5% (保証なし)
            中堅企業   =固定2.0%、変動1.8%
  ?保証料率  1.54%〜0.50%
  ?融資期間  運転5年(据置1年)、設備10年(据置3年)
  ?融資手続  所定の申込書にて取扱県内24金融機関、
            または信用保証協会へ申し込む。
  ?取扱期間  平成18年9月1日(金)〜12月29日(金)
  ?行政窓口  広島県商工金融室 TEL.082−513−3321

(3)広島県中小企業経営相談窓口
  ?対   象  中小企業経営者
  ?相談内容  経営相談=経営支援室 TEL.082−513−3328
            金融相談=商工金融室 TEL.082−513−3321
  ?場   所  広島県庁(広島市中区基町10−52 東館3F)
  ?利用時間  8:30〜17:00(土日祝日を除く)
晴海町も一部断水解除!

 晴海町は一部が断水でしたが、今回の中央西部地区における通水作業をすることにより、8月31日午前6時に、断水地域の一部が解除されました。しかしながら、まだ同町の残った一部地域では断水状況が続いています。
 
一部断水解除に伴い、給水拠点を重点強化!

 8月30日午前5時には広白石4丁目を含む仁方地区(高区)、午後3時には川尻地区、翌31日午前6時には晴海町の一部、瀬戸見町、中央西部地区(高区)が断水解除されました。それに伴って、同地区の給水拠点を解散すると共に、断水が続いている地区には拠点を増強しました。即ち吉浦地区、天応地区、音戸地区、倉橋地区と各々6箇所、4箇所、1箇所、11箇所と計22箇所を新設しました。

(1)吉浦地区給水拠点新設箇所(6:00〜22:00頃)
  ?吉浦新出町4−23 駐車場前
  ?吉浦中町3−18 駐車場前
  ?吉浦西城町1 八幡神社入口
  ?吉浦岩神町7−36 森井宅前
  ?吉浦上城町 上城公園 
  ?大山町6 天聖真美会前
(2)天応地区(6:00〜22:00頃)
  ?天応東久保2−4−3 安定寺
  ?天応西条3−25−56 岡村宅前
  ?天応伝十原町10−7 松田宅前
  ?天応福浦町7−1 大久保宅前
(3)音戸地区(24時間常設)
  ?早瀬パブリックセンター
(4)倉橋地区(24時間常設)
  ?長谷 ?鳴滝西岬 ?大向消防庫前 ?尾曽郷 ?尾立生活改善センター 
  ?倉橋東中学校 ?倉橋東小学校 ?JA海越支店 ?鹿島児童館前 
  ?鹿島中分団前 ?鹿島下分団前
江田島市民に朗報! 呉市公共温浴施設が開放

 呉市では8月30日(水)から、断水地区住民に4つの公共温浴施設を開放しておりました。これを8月31日(木)に江田島市の断水地区住民にも開放することに決定、同日正午から実施致しました。
 呉市老人福祉センター「みはらし荘」、音戸ロッジ、野呂高原ロッジは無料、グリーンピアせとうちは通常料金の半額となります。
 なお、グリーンピアせとうちに限って、呉市・江田島市全市民がサービスの対象となります。
待ちに待った速報! 呉市・江田島全地区において断水解除へ!!

 呉市において残った断水地区だった吉浦、天応地区、音戸、倉橋地区、また江田島市において、断水が解除されることが決定致しました。そのスケジュールは下記の如くです。

(1)吉浦、天応地区
   9月1日(金)13:00=通水作業完了
(2)音戸、倉橋地区、江田島市
   9月1日(金)22:00=通水作業完了

 となっておりまして、どの地区においても8月31日(木)22:00から通水作業を開始致しますので、それ以降早く水が出るところも出て来るでしょう。地区全ての通水が完了するのが上記日時です。
 但し倉橋町に限っては、使用料が限度を超えると、再び休止する可能性も残っておりますので、引き続き節約を呼びかけて参りましょう。
呉・江田島両市断水解除の真相

 この度、ようやく呉・江田島両市全域における断水解除が達成されます。地区住民の方におかれましては、さぞかし心労が重なったことでしょう。衷心よりお見舞い申し上げる次第です。
 さて、最後まで断水処置が残っていた吉浦、天応、音戸、倉橋地区、そして江田島市ですが、県営水道送水管はまだ復旧していないにも関わらず、何故断水が解除できるのでしょうか?果たしてその水源は?これは誰しもが抱く疑問です。
 そこで、ここでも種明かしを試みてみたいと思います。
 先ず江田島市と倉橋地区ですが、県が給水船を民間会社から借り受け、それを江田島市にある配水池に溜めます。江田島市では県営用水の他に独自水源があるため、そのための浄水場と配水池とを持っているのです。そこから既存の配水幹線を使って江田島市と倉橋地区に限って送水致します。倉橋地区分で約2,000トンとのことでした。ということは、配水池に溜めた浄水が枯渇すると、再度給水船から浄水を運んで来ることとなり、予想以上に住民が水を使用すると、再度断水することもあり得る訳です。ですから江田島市、倉橋町住民は、引き続き節水を余儀なくされるでしょう。
 ところで、呉市の独自水源である本庄水源地には日量3万6,000トンの処理能力がありますが、濾過能力の関係で2万6,000トンしか日々配水しておりません。その差約1万トンの余裕がある訳です。これを今回の非常時において、何とか活用できないかということで、呉市水道局が知恵を絞った結果、通常の限度を超えて濾過速度を早めることにより、この内7,000トンを捻出することに致しました。その分塩素を通常より多く使用せざるを得ませんが、飲料水としては、人体に全く影響はありません。
 そこで7,000トンの内2,000トンを本庄水源地から平原浄水場で浄水化した後、通常配水している警固屋高区線を使って音戸大橋を渡ります。通常はこのルートで音戸地区の約半分のエリヤである同町北部に配水しており、このことが音戸北部においてこの度断水を免れた理由です。そして南半分は倉橋地区同様江田島ルートです。つまり音戸地区の北部と南部は通常ルートが異なっていますが、配水管そのものは繋がっておりますので、音戸南部も通常と異なる音戸北部同様の平原ルートで融通することができるのです。
 さて、残された吉浦、天応地区に如何にして本庄水源地の余力5,000トンを持って来るかが大きな課題となりました。呉市水道局がこの度調査したところ、以前県がこの度事故のあった送水管を敷設する際、呉市が不測の事態に備えて敷設した送水管が、本庄水源地から平原・宮原両浄水場に行き着くまでに上二河で分岐し、この度崩落した県営送水管と繋がっていることが判明しました。そこで5,000トンの原水を本庄水源地から県営送水管へ逆送し、そこから宮原浄水場まで引っ張って来ることに成功したのです。そこで浄水処置を施した上で、再度通常のルートで吉浦低区配水池に送水。そこから吉浦、天応両地区に配水することが可能になりました。
 従って、呉市で残された断水地区である吉浦、天応地区に5,000トン、音戸南部地区に2,000トン、倉橋地区に2,000トンと合計日量9,000トンの水を新たに確保したことで、断水を全地区において解除することに成功したのです。
 しかし喜ぶのはまだ早いです。地区住民への飲料水の断水はほぼ解除されるものの、呉市の基幹産業を担う5社への工業用水の断水はまだ解除の目途が立っていないためです。呉市の景気に大きく影響する訳で、いち早くこちらへの配慮もお願いしたいものです。
断水地区における呉市水道局による通水スケジュール

(1)8月31日(木)
  ?13:00  吉浦、天応、音戸、倉橋地区広報開始
  ?22:00  吉浦、天応、音戸、倉橋(釣士田、長谷地区のみ)通水作業開始
(2)9月1日(金)
  ? 6:00  倉橋(釣士田、長谷地区を除く全地域)地区通水作業開始
  ?13:00  吉浦、天応地区通水作業完了
  ?22:00  音戸、倉橋(釣士田、長谷地区のみ)地区通水作業完了
  ★釣士田、長谷地区を除く倉橋地区は、江田島ルートのため、記載せず。 

※通水作業完了後も赤水・濁水になることがありますので、注意してご使用下さい。
※釣士田、長谷地区を除く倉橋地区は、使用水量が増加した場合、水量不足となり、
  通水が断たれる可能性もありますので、節水にご協力をお願い申し上げます。
ポートピア駐車場・仮設浴場の開放時間延長!

 8月30日(木)から、呉ポートピアパークで仮設浴場を陸上自衛隊が設置し、断水地区住民に限り無料開放しておりますが、下記の如く開放時間を延長致します。

(1)8月31日(木)14:00〜24:00(終了時刻21:00を変更)
(2)9月 1日(金)12:00〜24:00(開始時刻17:00、終了時刻21:00を変更)
結局は、先人の知恵、複数ルートの給水設備を備えた水の豊富な呉を、
一部のあほな役人が、勝手に広は某製紙工場専用にしたり、
水は高いところから低いところに流れるだけなのに、膨大な経費を節約すると言いながら、東広島に譲ったり。
(水が無ければ黒瀬は東広島と合併しなかった)
江田島は呉市で無いからまだしも、島嶼部を呉市に囲い込む為水は豊富な呉を散々アピールしながらこの体たらく。
苦し紛れに、にわか広報し、市民が節水したから断水が防げたと、マスコミから市民までだまして。
維持管理に金がかかるなら、なぜほったらかしのルートが生きている?、しかも今回のメインルートさえ何十年もほったらかし出は無いか?
これは天災ではないぞ、人災+事後処理の無策だ。

こんな事で市職員に特別手当が出れば我慢できない。
無計画なくせに、全国に水を呉、ボランティアで来て欲しい?

実際来たらどうする?既に用事は無いではないか?
最低の町だ、市民は本当のことを知り怒るべきだ。
矛盾を感じない人が居るのだろうか?
市民はアホだから分からないと思っているのだろうか?
市会議員は職員に丸め込まれず、追求するべきだ。
呉市全地区断水解除に、市民の節水も貢献!

 先程、最後まで残された吉浦、天応、音戸、倉橋地区の断水解除において、合計日量9,000トンの水源を新たに確保したと申し上げました。その内倉橋地区の2,000トンは、県が確保した江田島ルートですので、残り7,000トンを呉市で捻出したことになるわけですが、実はこの度の広報により、通水地区の市民が節水を心がけ、その結果通常より日量2,000トンが浮いていたのです。従って、この度呉市が新たに確保した水源は約5,000トンになる計算です。
 市民の皆様、節水にご協力賜り、誠にありがとうございました。今回の危機に遭遇し、正に全市民一丸となって解決に当たった証ですね。
断水解除よかったです。
鈍亀流さんも度々の現状告知お疲れ様でした。
次はこの度断水になり、県や市の管理の怠慢や傲慢さの責任追及を頑張っていただきましょう。
その経緯をここで公開して市民に理解できるような説明でお願いしたいですな。

言うは易し、行うは難しですな
くれ災害ボランティアセンター活動の終了予定

 8月29日(火)13:30、呉市役所1Fロビーに断水地区住民への援助を目的として設置された「くれ災害ボランティアセンター」は、9月1日に呉市全地区において断水が解除されたため、9月3日(日)17:00をもって活動を終了することとなりました。ご協力賜った市民の皆様、ボランティアセンター・スタッフの皆様、本当にお疲れさまでした。

【電話番号】0823−25−3486〜7
        0823−26−4051〜2
【行政窓口】呉市市民部市民生活課 TEL.0823−25−3223
江田島市と倉橋町における通水状況の違い

 9月1日をもって、呉市は断水地区を全面解除致しました。断水地区住民におかれましては、改めて水のありがた味を骨の髄まで知らしめられたに違いありません。
 さて、同日江田島市も通水を開始致しましたが、残念ながらこちらは集落毎に日を定め、9月1日から4日まで日替わりメニューで、しかも午後4時から8時まで、4時間に限定しての時間通水となっているとのことです。どの集落の住民もこの4日間で僅か4時間だけ水にありつけるという訳です。県が日量を増やさない限り、4日毎のローテーションが県営送水施設の完全復旧まで続くことになります。今回の江田島市と呉市倉橋町(釣士田、長谷を除く。同集落は音戸南部に組み込む。)への通水は、あくまで県から給水船にて確保した日量4,000トンだったはずです。では何故倉橋町はほぼ完全通水にも関わらず、江田島市においては部分時間通水なのか???大いなる疑問です。
 では、この点についての内情を分析してみましょう。
 先ず江田島市は平常において、日量1万2千トンの飲料水を市民に供給しており、その内訳は、9,000トンがこの度事故のあった県営送水施設を通って最終的に江田島市に来ます。1,000トンは給水船を使って県から原水として仕入れ、残りの2,000トンが三高(沖美町)、奧小路(江田島町)、鹿川(能美町)各水源池の自己水源で賄っており、各々の水源池は浄水機能を有しています。この中では三高水源池の処理能力がダントツで、沖美町がこの度断水を免れたのはこのためです。また9,000トンの内5,000トンは、県営送水管から宮原浄水場(県営棟)で浄化された浄水が、吉浦を経て海底を渡り江田島市の小用に来て、前早世浄水場に隣接のポンプ所である輸水槽を経由して、江田島市内の各配水池に送水され、そこから各集落に配水されます。このルートは別に音戸南部や倉橋にも繋がっており、倉橋町分は別に2,000トンが送水され同町にある3つの配水池に分水され、そこから各家庭に配水されています。
 また9,000トンの内4,000トンは、県営送水施設から原水のまま宮原浄水場を経由することなく、直接海底を通る別の送水管で江田島市の前早世浄水場に送水され、そこで浄水化した上で、市内の各配水池に送られます。そして先程申し述べた1,000トンは別に県が給水船で原水を前早世浄水場に運んで来て浄水化しているのです。
 この度県が給水船で江田島市に持ち込んだ4,000トンの水は、実は内1,000トンは原水で、平常時県の給水船が江田島市利水として運んで来ている分の代替措置。別の1,000トンの浄水は、本来県営送水施設から宮原浄水場を経て来る江田島市分の代替措置であり、同市分として合計2,000トンなのです。ちなみに、同じ水でも浄化しないと飲めない水である原水と、既に飲料水に浄化されている浄水があるのです。つまり江田島市において平常は、自己水源以外に日量1万トン供給しているところをこの度の支援では2,000トンの供給に止まっているため、尚現在8,000トンが不足しているのことが解ります。だから4日間のローテーションで部分時間通水をせざるを得ないのです。
 これに対して倉橋町の場合は、この度江田島市に供給している2,000トンと同じ量の浄水を供給することとなりました。これは県からみれば、江田島市分と呉市分を折半したものと考えられます。倉橋町の平常の供給量は2,000トンですから、同町の場合は結果的に集落別の部分通水や時間給水をせずに、節水を条件としてほぼ完全に断水が解消されたということです。
 それでは同じルートにも関わらず、江田島市を集落毎の時間通水にして、且つ倉橋町では24時間全集落において水が出るように操作することが果たして可能なのでしょうか?給水船を通じて小用から来る水は江田島市から音戸町南部を通って倉橋町まで全て送水管で繋がっているのではなかったのでしょうか・・・・?という素朴な疑問が新たに生じて参ります。実は水というのは、浄水場から送水管で直接家庭へ届く低地部の場合もありますが、中継点の高地部まで一旦ポンプアップで送水し、配水池に溜めます。そこから自然流下で配水管を通り各家庭へと配水されています。ということは、前早世浄水場ので一旦原水より浄化された1,000トン合わせ、同浄水場に隣接している輸水槽をフィルターとして供給される3,000トンの合計4,000トンの浄水が一本の送水管から途中で分水管となり、つまり分岐して、江田島市や倉橋町の各配水池に送水されているのです。その時、江田島市分が合計2,000トン、倉橋町分が合計2,000トンとなるように流量計算されています。ですから、江田島市においては、8,000トンの不足を補うために、部分時間通水という手段を採らざるを得なかったのです。
 更に付け加えますと、時間通水をするということは、配水池のバルブを締めたり、緩めたりすることで、配水管内が空となり、空気が入り、その後再度通水すると赤水が発生して、2〜3割が捨て水になると申しました。呉市が全地区公平に時間通水をせず、地区別断水に踏み切った理由は、都市部の公共施設部分の混乱や、被害人口を最小限に押さえることに加え、この捨て水問題があった訳です。ですから江田島市としては、これを覚悟の上での決断であったと思われます。呉・江田島両市を合わせた断水地区において、最後まで苦労の堪えない江田島市民の皆様には、江田島市出身の私として、希望を持ってご健闘されるようお祈りするばかりです。
9月1日の呉市断水全面解除に伴い、浴場関係の施策を下記の如く終了致します。

(1)陸上自衛隊による呉ポートピアパーク駐車場の仮設浴場は、9月2日(土)12:00       〜24:00を持って閉鎖致します。
   尚、同様の陸上自衛隊が仮設した江田島市の小用地区仮設浴場と柿浦地区仮  設駐車場は、江田島市が部分時間通水のため、当面継続致します。
   
   【行政窓口】呉市総務部安全対策課 TEL.0823−25−3563
   【添付写真】陸上自衛隊による呉ポートピアパーク駐車場の仮設浴場
    
(2)吉浦、天応地区での2箇所の公衆浴場、即ち大正湯と本町湯にて実施していた無   料入浴サービスは9月2日(土)21:30までとさせて頂きます。 
   尚、倉橋地区の2箇所の公衆浴場、即ち西の湯と桜湯においては、倉橋地区が
   節水を条件に断水を解除したことにより、引き続き無料入浴ができます。
   
   【行政窓口】呉市保健所 生活衛生課 TEL.0823−25−3538
江田島市民に朗報!
呉市民の節水分を江田島に融通!

 呉市における9月1日(金)の飲料断水全面解除を受け、呉市では市民の節水効果で生じた水、日量1,000トンを急遽9月2日(土)から江田島市に融通することに決定しました。これは江田島市民全体使用量の約1割に当たります。
江田島市では、県から給水船を通じての2,000トンの供給の結果、尚日量8,000トンの飲料水が不足していましたが、これで不足分が7,000トンに減り、江田島市民の部分時間給水に貢献することとなりました。
江田島市へ呉市から送水の仕組み

 それでは、呉市民の節水で生み出した日量1,000トンを、一体どの様な方法で江田島市民に供給するのでしょうか?この際明らかにしておきたいと思います。
 先ず平常時江田島市の使用料は日量1万2,000トンで、この内2,000トンが自己水源、1万トンが県から購入していると申しました。その内5,000トンがこの度崩落した県営送水施設から宮原浄水場に一旦送られて来ます。宮原浄水場では県営浄水施設があって、県企業局がそこで原水を浄水化した後、市営の宮原浄水場で浄水化され呉市民に送水する浄水と一緒に、共通の送水管を通じて送水するのです。その水は中央西部地区から吉浦低区配水池に溜められ、そこから吉浦、天応地区へ配水されます。そこへ行くまでに途中で管が分岐し、その送水管は吉浦から海底を通り、江田島市小用にある前早世浄水場に隣接する輸水槽からポンプを通じ、江田島市内の各配水地へ送られるのです。従って江田島市はこの5,000トンの浄水を県から買っていることになります。
 今回の1,000トンの融通は、上記ルートと全く同じで、これまで吉浦から海底送水管へ分岐する水が完全にストップしていたのを、1,000トンだけ回すことにする訳です。今後呉市の水に更に余裕が出れば、その融通分が増える訳ですし、更に江田島市へは県からの要請で、大竹市の工業用水が給水船で9月1日より送水され始めました。これは、江田島市の前早世浄水場で一部は浄水化し市民への飲料水に、残りはそのまま工業用水として江田島市の企業に利用されることとなります。これらの処置により、江田島市の部分時間通水が強化され、より多くの飲料水が市民に配給されることになりました。
 では、当の呉市は市民への工業用水を後回しにしてまでも飲料水配水を最優先しましたが、今後更に余裕水がでれば、やはり江田島市に融通することになると思います。自治体が異なっても住民への生活に欠かせない飲料水を工業用水より優先して配給するのが倫理上、当然だと考えます。幸いにも9月1日より、山口県の企業が工業用水の余裕分を給水船で運搬し、呉市の工業用水を利用している企業に融通することになりました。これらは直接企業側に届けられます。呉市の景気の最先端を走る企業5社に対しても、早急に断水解除を行えるよう、呉市として今後とも努力されることでしょう。
くらはし桂浜温泉館が営業再開!
音戸・倉橋、江田島市の断水地区住民に無料開放!

 くらはし桂浜温泉館は、8月26日(土)からの断水に伴い営業を休止しておりましたが、9月1日(金)に断水が解除されましたので、9月3日(日)から営業を再開致します。
 また9月3日(日)から5日(火)まで、音戸、倉橋地区の旧断水地区住民は入湯に限り無料で利用できます。更に、江田島市の部分通水地区住民には断水が完全に解除されるまで、入湯に限り無料で利用できることとなりました。

?施 設 名  くらはし桂浜温泉館
         倉橋町431 TEL.0823−53−2575
?対 象 者  音戸、倉橋地区の旧断水地区住民
         江田島市の部分通水地区住民
?住所確認  住所を確認できる物を持参
?開放期間  音戸・倉橋地区=9月3日(日)〜5日(火)
         江田島市    =9月3日(日)〜江田島市完全断水解除日
         (月曜日は休館日ですが、9月4日は臨時営業致します。)
?開放時間  10:00〜22:00
※入湯者が多数の場合は、入湯制限をすることがあります。
※駐車場が混み合うことが予想されますので、ご注意下さい。

【問合せ】  くらはし桂浜温泉館 TEL.0823−53−2575
        呉市焼香観光部観光施設課 TEL.0823−25−3181

【添付写真】  断水の心労を癒す桂浜温泉館
       
倉橋町の公衆浴場の無料開放サービスを終了へ

 倉橋地区にある公衆浴場「西の湯」と「桜湯」において、断水地区住民に限り利用を無料とさせて頂いておりましたが、無料での入浴は9月3日(日)20:00を以て終了と致します。

【行政窓口】  呉市保健所 生活衛生課 TEL.0823−25−3538
断水地区井戸水無料検査を終了へ

 断水地区の井戸水の無料水質検査受付は、9月3日(日)を最後に終了とさせて頂きます。

【行政窓口】  呉市保健所 保健総務課 TEL.0823−25−3532
江田島市、全面断水解除まで後1歩!
二河川水源を新たに確保、江田島に送水へ!

 呉市では9月1日(金)午後7時より、呉市民の節水で生じた余裕水日量1,000トンの融通を江田島市へ向け開始致しました。ところが、更なる節水効果が確認できたため、新たに1,000トンを2日(土)午前0時より、江田島市に追加送水を開始したところです。
 更に、二河川を県営送水管に近い箇所で堰き止め、そこから緊急設置したポンプ2台を駆使して吸い上げ、県営送水管に接続。それを宮原浄水場まで運び、県営浄水場で新たに日量5,000トンを浄水化する見通しが立ちました。これにより、5日(火)午前0時からその5,000トンを海底送水管を通じて江田島市小用の前早世浄水場に隣接する輸水槽へ導き、そこからポンプアップして江田島市の断水地区にある配水池へ溜めます。従って、5日には江田島市の不足分日量8,000トンの内、7,000トンを穴埋めすることになり、不足分は後1,000トン。完全通水まで後一歩のところまで辿り着きました。
 呉市水道局では、更なる節減効果による余裕水確保を含めね引き続き新たな水源確保を模索しており、後1,000トンを何とか捻出し、江田島市の全面断水解除へ貢献して行かれることでしょう。

江田島ルートへの送水経緯と今後のスケジュール

?9月1日(金)19:00=1,000トン/日送水開始
?9月2日(土) 0:00=送水量を2,000トン/日に増量
?9月5日(火) 0:00=送水量を7,000トン/日に増量
呉市温浴施設、江田島市断水地区住民には無料開放を継続!

 この度の断水に伴い、呉市及び江田島市の断水地区住民に限って、呉市の公共温浴5施設の入浴を無料開放(グリーピアせとうちのみ半額自己負担)して参りました。しかし、9月1日(金)における呉市断水全面解除により、9月5日(火)を持ちまして、呉市民への無料または半額での入浴サービスの実施を終了致します。
 なお、江田島市の部分通水地区住民においては、同市全面断水解除までサービスを継続実施致します。

?呉市老人福祉センター「みはらし荘」 TEL.0823−28−3137
?音戸ロッジ TEL.0823−28−0131
?野呂高原ロッジ TEL.0823−87−2390
?くらはし桂浜温泉館 TEL.0823−53−2575
?グリーンピアせとうち TEL.0823−84−6622

【行政窓口】 呉市昇降観光部観光施設課 TEL.0823−25−3181
「さざなみ」のシャワー施設無料開放を終了

 8月30日(水)から断水地区住民に限って実施していた、音戸町にある総合ケアセンター「さざなみ」のトレーニングルーム付属シャワー施設の無料開放は、9月4日(月) 17:00をもって終了させて頂きました。

【問合せ】 総合ケアセンターさざなみ TEL.0823−50−0611
土・日曜日における断水地区健康相談を終了

 この度の断水により、健康相談を休日の土・日曜日も実施しておりましたが、9月3日(日)を以て終了とさせて頂きました。なお、平日の健康相談は引き続き行って参りますのでご利用下さい。

(1)相談時間  8:30〜17:00(土日・祝日を除く)
(2)相談窓口
  ?西保健センター  地域保健係    TEL.0823−25−3542
              音戸保健出張所 TEL.0823−50−0615
              倉橋保健出張所 TEL.0823−53−1115
  ?東保健センター  地域保健係    TEL.0823−71−9176
              川尻保健出張所 TEL.0823−87−6130
断水地区子育て支援サービスの終了

 呉市においては断水地区の子育てを支援するため、様々な無料サービスを提供しておりましたが、9月1日(金)の全面断水解除を受け、各々下記の如くサービスを終了させて頂きます。

(1)乳幼児もく浴サービス・・・・9月4日(月)17:00で終了
(2)呉市すこやか子育て支援センターでのサービス
  ?容器持参利用者への飲料水等の給水・・・・9月2日(火)12:00で終了
  ?簡易もく浴(お尻拭き程度)・・・・9月2日(土)12:00で終了
  ?子育てヘルパー相談員(保健師)の派遣・・・・9月5日(火)17:00で終了
(3)断水情報の提供
  くれ子育てネットhttp://www.kure-kosodate.com/と呉市すこやか子育て協会
  http://www6.ocn.ne.jp/~kosodate/index1.htmlホームページに、緊急情報として
  「呉市水道局」ホームページを貼り付けていましたが、9月4日(月)10:00で終了
断水解除に伴う学校給食・通常献立の再開

 断水により、同地区の学校給食を調理パン等の臨時献立としておりましたが、通水開始に伴い、下記日程で通常献立に復活致します。

【再開日程】

(1)9月 4日(月)・・・・川尻地区(小学校1校、中学校1校)
   川尻小、川尻中
(2)9月 7日(木)・・・・音戸学校給食共同調理場分(小学校7校、中学校2校)
   音戸小、高須小、渡子小、田原小、早瀬小、奥内小、波多見小、音戸中、明徳中(3)9月11日(月)・・・・倉橋学校給食共同調理場分(小学校4校、中学校2校)
   明徳小、倉橋小、尾立小、倉橋東小、倉橋西中、倉橋東中、各保育所
(4)9月11日(月)・・・・旧呉市内(小学校3校)
   吉浦小、落走小、天応小

※合計:小学校15校、中学校5校        
江田島市、待望の断水全面解除へ!!
二河川からの臨機取水が奏功!

 9月5日(火)から断水全面解除へ後一歩と迫っていた江田島市ですが、不足分の日量1,000トンが呉市から更に追加増水されることとなり、6日(水)から待望の断水全面解除となります。
 江田島市では集落毎に4日に1度の割で4時間通水だったのが、5日から毎日12時間通水に改善されていましたが、6日からいよいよ完全通水が実現致します。
 それに併せて江田島ルートで3,000トンが、倉橋町、音戸町南部の一部に送り込まれ、海底送水管を通って日量新たに合計4,000トンが増量されることになります。これは給水船での4,000トンが万一不足しても十分対応できる余裕のある処置となります。

江田島ルートでの呉市からの送水量

?9月1日(金)19:00〜   1,000トン/日
?9月2日(土) 0:00〜   2,000トン/日(1,000トン/日・増)
?9月5日(月) 0:00〜   7,000トン/日(5,000トン/日・増)
?9月6日(火) 0:00〜  11,000トン/日(4,000トン/日・増)

呉市からの送水量内訳

?江田島市  = 8,000トン/日
?音戸町南部= 1,000トン/日
?倉 橋 町 = 2,000トン/日
 合    計 =11,000トン/日 
江田島ルート完全通水実現の真相

 江田島市では断水全面解除まで不足分が後日量1,000トンとなっていました。呉市水道局による窮余の策である二河川臨機取水により、5,000トンが江田島市に、宮原浄水場をで浄水化された後、海底送水管を通って送られていました。この度はそれに4,000トンを追加送水するいうことです。ということは、二河川取水分は合計9,000トンという計算になります。
 ここでまたもや疑問が出て参ります。江田島市は後1,000トンで完全通水となるはずだったにも関わらず、4,000トンとは・・・・?残りの3,000トンは倉橋町、音戸町南部の分と言われても、倉橋町は県の給水船から同町配水池を通じて2,000トンを確保していた訳だし、音戸町南部は本庄水源地の余裕水源の一部を平原浄水場で濾過速度を速めることにより、2,000トンを捻出し、本来の江田島ルートを採らずに、警固屋高区線から音戸大橋を渡っての逆送ルートだったはずです。
 ということは県の送水船を頼らずとも、倉橋町は本来の江田島ルートで賄えるとしてそちらに切り替えることになりますし、音戸南部は2,000トン必要だったのですから、内1,000トンが本来の江田島ルートに切り替え、不足分の1,000トンはこれまで通り音戸大橋逆送ルートになる訳です。
 いずれにしてもこの水源は、二河川を堰き止め、そこから取水するという水道局の英知により確保できたと言うことです。この度崩落した送水隧道から連綿と繋がっている県営送水管は、二河川下流で山肌から姿を現し、そこから二河川の川底の下を通って宮原浄水場まで連結されているとのことです。つまり、事故で水の来なくなった空の県営送水管と二河川の接点で、同河川の水を堰き止め、そこからポンプアップして県営送水管の開渠部分から水を送り込んでいる訳です。

【添付写真】 江田島市救済の立て役者、堰き止められた二河川
【添付写真】 姿を現した二河川下流付近の県営送水管
【添付写真】 二河川原水をポンプで県営送水管に吸い上げる
呉市の工業用水利用企業への送水を増量へ!!

 県営送水隧道の崩落事故に伴い、呉市水道局は、市民へのライフラインである飲料水確保を優先するため、工業用水利用企業への送水量を減量しておりましたが、この度9月6日(水)0時より、送水を増量致します。

?日新製鋼?=1,000トン/日を増量して送水
??淀川製鋼=  500トン/日を増量して送水
江田島市部分通水地区への呉市公共温浴施設開放を終了

 呉市では、江田島市の部分通水地区の方々に限っての公共温浴施設の無料または半額開放を継続実施して参りましたが、9月6日(水)の断水全面解除に伴い、同日を最終日としてサービスを終了することと致します。

 ?呉市老人福祉センター「みはらし荘」・・・・無料
 ?音戸ロッジ               ・・・・無料
 ?野呂高原ロッジ            ・・・・無料
 ?くらはし桂浜温泉館          ・・・・無料
 ?グリーンピアせとうち         ・・・・半額

【行政窓口】 呉市商工観光部観光施設課 TEL.0823−25−3181
工業用水一部送水増量の真相

 呉市水道局では、9月6日(水)より日新製鋼?と?淀川製鋼のみにおいて、日量各々1,000トン、500トンの送水増量を開始しました。この水源はどこから捻出したのでしょうか?これは市民の節水よる余裕水と言えるでしょう。
 そこで、またもや疑問が湧いて来ます。工業用水受水契約を呉市と締結しているのは、5社あったはずです。何故2社なのか、不公平ではないのでしょうか?このことに関しては、本日明らかになりました。先ずおさらいの意味で、5社の契約水量をまとめておきます。

 【平常の工業用水送水量】
 
? 日新製鋼?・・・・・・ 43,500トン/日(広島県東部工業用水)
? ?淀川製鋼・・・・・・  8,100トン/日(広島県東部工業用水)
? 王子製紙?・・・・・・ 53,500トン/日(内、広島県東部工業用水=11,000トン)     (内、三坂地ポンプ所= 9,000トン)
(内、二級ダム    =33,500トン) 
? フタムラ化学?・・・・ 2,600トン/日(二級ダム)
? 中国木材?・・・・・・  2,000トン/日(二級ダム)
※ 合   計・・・・・・・・109,700トン/日 

 この表は、各社の呉市との契約水量に加え、各々の水源を明示したものです。この内、昭和町にある日新製鋼と淀川製鋼は、この度事故のあった県営送水隧道から太田川の水がそのまま来ていました。また広にあるフタムラ化学と中国木材は、黒瀬川中流の二級ダムから直接水が来ていたのです。ややこしいのは王子製紙です。水源が、事故のあった県営送水隧道の広島県東部工業用水と広の三坂地ポンプ所、ここは井戸水です。それから不足分を二級ダムから採っていました。
 もうお解りでしょう。この度の崩落事故と無関係な二級ダム水源と三坂地ポンプ所の井戸水においては影響を全く受けず、東部工業用水を水源としていた会社である、日新製鋼、淀川製鋼、王子製紙のみが被害を被ったのです。といっても、東部工業用水が一滴も来なくなったからと言って、日新製鋼と淀川製鋼に一切送水しないとすれば、経済活動に多大な悪影響を及ぼします。そこで、影響下にある3社に対して下記の如く送水の減量をお願いせざるを得なかったのです。

 【水道事故以降の工業用水送水量】

?日新製鋼?・・・・・・ 20,000トン/日(不足分=23,500トン/日=55%カット)
??淀川製鋼・・・・・・  3,000トン/日(不足分= 5,100トン/日=64%カット)
?王子製紙?・・・・・・ 42,500トン/日(不足分=11,000トン/日=21%カット)
※合    計・・・・・・ 66,500トン/日(不足分=44,200トン/日)    

日新製鋼と淀川製鋼は、契約水量の各々55%、64%をカットし、残りは多方面からの融通で対応。王子製紙は他の二つの水源があるので、東部工業用水分21%をそのままカットしました。9月6日からの一部送水増量の結果、日新製鋼は尚不足分が 22,500トンで52%カットの状態、淀川製鋼は尚不足分が4,600トンで57%カットの状態が続いていることになります。王子製紙においては、この度送水が増量されていませんので、状況が全く変わっていません。
 ところで、東部工業用水の一部は、東広島市にある呉市の水瓶だった三永水源地の水利権と等価交換をしたということだったのですが、その水量はどの程度だったのでしょうか?これは日量35,000トンということです。三永水源地からの水は東広島市西条町田口にある東広島工業団地の工業用水に振り代わり、その同量の水が広島県東部工業用水に増量されて、事故のあった県営送水隧道を通じて呉市に送水されていたのです。
 ということは、日新製鋼と淀川製鋼には一部カットしたということで、送水そのものはしていたのですから、その水源は呉市民に来るはずだった飲料水と合わせて他水源から融通したということになります。その方法はこれまで何度も分析して来たので、ここでは省略致しますが、それらはあくまで断水解除を早めるための追加水源でした。他に基礎となる水源があったはずです。
 種明かしをしましょう。それが二級ダムの水源を通常以上に引っ張って来たのです。このダムの呉市の水利権は日量50,000トンです。中国電力はその水を利用しての発電のみをする権利を有することから、これを発電水利権と呼ぶようです。この内、王子製紙、フタムラ化学、中国木材へ工業用水として活用していたのは日量38,100トンです。残りの余裕水利権は11,900トンですが、実際はそれを悠に超える水源があるのです。普段導水して来た工業用水と同量程度の水、大まかですが水利権を超える日量3〜40,000トンを、この度の事故に関連して新たに導水して来たのです。まさに影の救世主はこの二級ダムの水源ということになります。
 では具体的には、二級ダムの水はどのようなルートで送水したのでしょうか?元々、三永水源地から呉市に導水していた送水管は、二級ダムのそばを通っておりました。従ってそのルートがそのまま二級ダムのルートと途中から重なっていた訳です。その3〜40,000トンの内、日新製鋼と淀川製鋼に工業用水、つまり原水のまま宮原浄水場のそばを通って日量23,000トンを供給。残りを宮原浄水場に一旦引き入れ、そこで浄水化した後、東部工業用水からの代替措置として、市民の飲料として配水されていたのです。
 いずれにしても二級ダムの水源は、この度の様なライフラインストップの際の代替水源として、十分活用できるということが解りました。呉市水道局としては、今回の教訓を活かし、各送水管が事故で送水不能になった際の複数の供給ルートの活用方法を確立して行くことが望まれます。
 
【添付写真】 呉市民の命を救った影の立て役者、二級ダム 
県営送水隧道崩落事故で、日量30万トンの導水がストップ!

 さて、今回の県営送水隧道崩落事故により、一体どれほどの量の水が来なくなったのでしょうか?これは一口に日量約300,000トンと言われています。これは1日の最大処理能力ですから、実際はそれより少ないと思われます。その内訳は下記の如くです。

【飲料水利用】
?戸坂水源地(広島市東区)からの原水(市営宮原浄水場で浄水化)
                                ・・・・・・23,000トン/日
?浄水水利権分(県営宮原浄水場で原水を浄水化)・・・・・・14,200トン/日
?沈殿水(市営宮原浄水場で浄水化)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23,500トン/日
?安芸灘4島(下蒲刈島、上蒲刈島、豊島、豊島=市営宮原浄水場で浄水化)
                                ・・・・・・10,000トン/日
?江田島ルート(県営宮原浄水場で浄水化、原水を前早世浄水場で浄水化)
                                 ・・・・・14,000トン/日
          江田島市・・・・・・10,000トン/日
          音戸町南部・・・・・2,000トン/日
          倉橋町・・・・・・・・・2,000トン/日
※合計・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・84,700トン/日
これらは全て飲料水です。

【工業用水利用】(呉市と契約分)
?日新製鋼?・・・・43,500トン/日
??淀川製鋼・・・・ 8,100トン/日
?王子製紙?・・・・11,000トン/日
※合     計・・・・62,600トン/日(内、35,000トン/日は三永水源池代替分)

【飲料水利用+工業用水利用】 147,300トン/日

 結局、呉市及び江田島市の飲料水と工業用水の需要全て合わせると、日量147,300トンになります。県営送水隧道を通っての導水が、1日の処理能力目一杯を活用していたものと仮定すると、300,000トンの内、残りの152,700トンは上記3社が更に県から原水を工業用水として購入していたものと考えられます。
崩落した県営送水隧道による影響水量は28万トン

 この度崩落した県営送水隧道を通って来る1日の最大処理能力は300,000トンと申し上げました。その内、実際に来ていたのは280,000トンということが新たに判明しました。しかも、三永水源池の水利権、日量35,000トンの代替分は東部工業用水に振り替えられましたが、これらは呉市の工業用水ではなく、全て飲料水として活用されていることも明らかになりました。更には日新製鋼?と呉市の契約水量、1日43,500トンは全てが東部工業用水ではなく、その内12,000トンは二河川の水利権を活用していることも新たに判りました。ということは、東部工業用水としての日新製鋼、淀川製鋼、王子製紙3社への影響水量は日量66,500トンから12,000トンを差し引いた54,500トンと言う計算になります。
 従って整理すると、崩落事故を受けてストップした水量は下記の如くとなります。
 
?呉市、江田島市への飲料水分           =84,700トン/日
              (内、35,000トン/日は三永水源池代替分)  
?3社への呉市との契約送水分           =54,500トン/日
?3社を含む呉市企業数社への県との契約送水分=14,800トン/日
※合計                          =280,000トン/日
結局、一市民の私が知ってる事が正しかったと言う事ではないかな?
昔の人はみんな知っている事。
水道局がいかに怠慢か良く分かっただけである。

この度の崩落にしても最初言っていたのは誇大判断
実際の崩落は被害予想の1割でしかなかった。
有り余る呉の旧海軍遺産水を馬鹿にしてはいけない、先人の英知を無駄にする事の無いように思う。
呉市民の節水のおかげとか、どこからそういう言葉が出るのか不思議でならない、今年は例年以上に水が(雨)多く、
すばやく迂回、バイパスすればなんでもないことであった。
急遽、まるで田舎芝居のような演技で節水?
このポスターも貴重な呉市民の税金であろうが、無駄に見えてしょうがない。
勘ぐれば、呉市での裏口就職、その他もろもろの悪事の暴露を
覆い隠す為の作戦と見るのは大げさだろうか?
鈍亀流 さんの書き込みには感謝するが、
この大掛かりな田舎芝居の
裏を見抜いて欲しい、最初にも言ったが(この事案の初期)
結局良かった良かったと自己満足の行政職員
特に何をしていたかの水道局
良く考えて、水道局の癒着を暴いて欲しい。

水道局は市指定業者との結びつき一般の業者には手が出せない
水道と言う聖域、競争の無い、仕事、
天下り、接待、

たとえば冬季水道管が自宅内で破裂した時のシュミレーション、水道局は指定業者にTELしなさいで終わる。
業者はボッタクル癖に、そのような時は依頼が集中手が取れない、自己修理できない老人などは数日修理不能。
水は大事なものです。
人間水が無ければ生きていけないそうです。
断水完全解除になりほっとしております。

呉水道局、勉強が足りませんね。
水路がわかってれば数時間の断水で済んだものを。
市民に大迷惑をかけてますよ。
また、節水ポスター。
そんなにすぐ必要ですか?
税金の無駄使いでしょう。
で、水道局職員には特別手当が出るんでしょうな、税金から。
工業用水も減量送水全面解除へ!!
給水安保体制の確立を! 

 県による送水隧道の崩落箇所復旧工事が、予想していた9月15日(金)よりも早い 11日(月)に全面復旧する見通しがついた結果、同日中にも工業用水受水企業4社に対し、契約通りの送水回復がなされることとなりました。工業用水はこれで全面復旧が完結します。
 一方飲料水では、赤水を一掃し、安定した飲料水として市民に供給できる、更に1週間ほどの経過を待って、全面復旧が完結されることとなります。しかしながら、水の安定供給としては、既に飲料水は成就していますので、ようやく事態収集に向かうこととなりました。
 今回の事故により、水の大切さを市民誰もが実感させられると共に、「雨降って地固まる」の如く、食糧安保のような給水安保体制の構築を急がねばならないと考えています。
 ところで、現段階での工業用水供給において、呉市との契約3社の状況を確認しておきます。

?日新製鋼?・・・・・・ 21,000トン/日(不足分=22,500トン/日=52%カット)
??淀川製鋼・・・・・・  3,500トン/日(不足分= 4,600トン/日=57%カット)
?王子製紙?・・・・・・ 42,500トン/日(不足分=11,000トン/日=21%カット)
※合     計・・・・・・ 67,000トン/日(不足分=38,100トン/日=36%カット)

この他、各社とも県から直接購入している水もあり、11日まで辛抱して頂きたく、心よりお願い申し上げます。
呉市水道事故対策本部が解散
断水対策費6,300万円を急遽予算化!

 8月25日に崩落した県営水道トンネルの影響で、呉市と江田島市合わせて3万2,000人への断水被害が出ていましたが、9月11日をもって復旧工事が完了。同日から平常通り飲料水、工業用水の通水がなされ、それを受けて、両市の水道事故対策本部が解散致しました。当初見込みは復旧に3週間、その後の赤水防止に1週間と、完全復旧まで合計4週間かかると予想されていましたが、17日振りでの快挙となりました。
 その理由は、当初崩落した区間を54メートルとみていた訳ですが、予想より10メートルと短かったためです。更に呉市においては、既に他水源を活用して浄水を送水管を通じて配水していたため赤水が出る心配もなく、完全復旧、県営送水トンネルが通水するのと同日に、平常化したものです。
 今回の教訓を基に厚生労働省では、全国の水道局に崩落危険箇所を調査するよう通達しました。また呉市水道局では、早急に水の運用マニュアルを策定することとしています。
 また呉市は、断水対策に係る一般会計補正予算案を、9月定例議会に追加上程し、9月12日の予算特別委員会にて、全快一致で可決しました。その内容は下記の如くです。

?断水対策費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1,370万円
  給水用ポリタンク、井戸水検査用器財等の購入、
  公衆浴場入浴料の助成(53万円)、消防団出張旅費
?中小企業振興資金貸付事業(預託金)・・・・5,000万円
※合計・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6,370万円

この予算案は、翌13日の本会議で可決されることとなります。

【添付写真】 呉市役所1階に掲示された水道事故対策本部の看板

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