「一緒に仕置をしよう!この樺太で!」レッドマンちゃんの熱き心意気にほだされたセイントスノー人・からくり屋源太君(大倉忠義)。そこにちょうど井戸に毒を投げ込む無差別殺人鬼が出没する。正体は小山内儀助(荒川良々)とのタレこみとともにその始末という、その母(池上季実子)からの依頼がユジノサハリンスク女学園スクール仕業人・セイントスノー人に届いていた。私たちだけで、この後味の悪い骨太な前期必殺シリーズ的に最高なホンを昇華させる…もちろん、ズラ丸・ヨハネの1年生組を中心に。狙う的、それぞれを殺す手筈、そして逃走経路までをを考えそれが完成した時、二人は自然に笑いあったのだった。一方一旦伊豆内浦に戻った2年生組と3年生組の元に、そしてセイントスノー人・仕立て屋の匳(田中聖)の元にクリスマスカードが送られる。「仕置は、クリスマスの夜に…!」そして流れる新仕置のテーマ「AWEK'N THE さざなみ」。どう聴いても新必殺仕置人の殺しのテーマの曲にしか聴こえない音楽で、完璧な殺しが実行されていくのだった…ユジノサハリンスクで。そこでTOKIO屋の涼次(松岡昌弘)が「俺たちは何か重大な間違いを犯しているのではないか?」と気付き始める。