David Cooper著による「Bernard Hermann's The Ghost and Mrs.Muir」。 David CooperはUniversity of Leedsのmusic and technologyの教授。以前には「めまい」の分析本も書いています。本書はハーマンの初期傑作作品「幽霊と未亡人」(1947年 ジョセフ・L・マンキーウィッツ監督)の音楽についての本。読めるかどうか分かりませんがアマゾンで購入しました。
最初にハーマンのキャリアや、音楽スタイルについても章を割いてます。ただタイトルどおり「幽霊と未亡人」の音楽についての本です、それに付随していろいろ曲名は出てきます。
音楽の背景という言い回しがなんと理解していいのかあれなんですが、Film Score Handbookっていうのはただシリーズを明記しただけのようです。原作、脚本との音楽の関わりを詳細に分析しているようですし、オペラ「嵐が丘との比較もしています。
このscarecrow film score guideにはGabriel Yared's The English patient、Louis and Bebe Barron's Forbidden Planet、Danny Elfman's Batmanなどがあるようです。
http://www.scarecrowpress.com/series/
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The Life and Music of Bernard Herrmannは読んでいませんが、どんな内容でしたか?ロマン派ではなくイギリス音楽の影響について触れているようですが?